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山元タイムのみなさんとともに

まだまだ寒い宮城県山元町に
トウキョウコットンビレッジさんと行ってきました
代表の富澤さんには昨年行なったイベントにも来てもらい
日本の和棉とのふれあいをみなさんに楽しんでもらいました
今回はラブフォーニッポンのもの作り
”山元タイム”メンバーのお母さん達との交流をもってもらいました
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西石山原仮設住宅では、山元タイムのミサンガ作りのなかで
カンボジアから届いた糸をよる作業などをしてもらっています
お母さん達は
ご高齢ですがとても皆さん元気で明るく
前回のイベントではお客さんとしてではなく
大きな鍋で炊き出しなどをおこなってもらいました
いっしょにイベントを作る側でワークショップを楽しめなかったと思うので
今回はお母さん達が暮らす仮設集会場で企画しました
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トウキョウコットンビレッジさんは
毎年春に棉を植えるところからはじまり
秋に収穫してそのコットンが製品になる行程自体をも楽しむということをされています
今ではとても貴重な日本の綿ですが
この日は種だしから始まり
棉をふわふわにして糸にしていく作業をおこない
そこからミサンガを編む作業までおこなってもらいました
なかなか繊細な作業で根をあげるお母さんもいましたが
それぞれ得意な部分を見つけたりと奮闘してもらえました
「これまでカンボジアから来ている糸に対して
いろいろと思うところあったけど
実際棉からの作業をやってみたらカンボジアのみなさんの大変さがよくわかったよ」と言ってくださるお母さんもいました
”今回頂いた種を春になったら植えてみるね”など
それぞれの楽しみの一つが増えてくれたと思います
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途中で山元タイム代表の山下さんから
山元の自慢のいちごの差し入れがあったり
みんなで作業をして、またみんなでお茶をして、と楽しい一日を過ごしました
震災から避難生活が始まり
炊き出しから自分たちは繋がり
人のつながりからカンボジアの地雷原を棉畑に変えているみなさんとのモノ作りが始まりました
ひとつひとつの棉を糸にする作業は本当に繊細な作業ですが
糸を紡ぎ、そして編む
この棉のボールからミサンガを編むように
人も
長い時間をかけて”絆”を紡いでいます
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この日山元を訪れた東京からのメンバー達は
仮設に着く前に、お母さん達が震災前に実際暮らしていた沿岸部をみてもらってから仮設に入りました
痛々しい光景の沿岸部をまわり
山下さんからいろいろな話を聞きました
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山下さんはラブフォーニッポンの”山元タイム”をまとめてくれています
とってもがんばり屋さんのお母さんで
山下さんがいてくれたから”山元タイム”が始まりました
今回のように自分たちが新たな仲間たちを連れて行くと
山下さんは沿岸部の状況を連れ回って説明してくれます
自分たちが行くたびにご飯を作って待っていてくれます
毎日毎日
仮設に暮らすお母さん達や避難して町を離れている人たちとやり取りをしてくれています
とっても出来る人なのでついつい忘れてしまうのですが
この山下さんも津波被害に遭われ
現在も仮設で暮らしているお母さんなんです
この日は東京の学校に通っている息子さんも手伝いにきてくれました
ふたりとも
この津波被害にあった場所で暮らしていました
だから自分たちがつい言葉にしてしまう”津波被害の場所”という呼び方ではないはずです
いろんな思い出がある場所
たくさんの友人も暮らしていた場所
山下さん親子もきっと沿岸部を見に行く事はあまりしたくはないはずです
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それでも
前を向いて
やれる事をやろう
すこしでも東京から来る自分たちにみてもらおう
今の被災地の人たちの声を
聞いてもらおうとしています
本当は自分のことでも大変なはずなのに
良かれと思ってやってくる自分たちの面倒までみてくれるし
たくさんの町の人のためにとがんばっています
たくさんの悲しみが生まれた場所
そんなところではかならず素敵な人に出逢います
一つ一つの出会いから
小さなちいさな歩みですが
しっかりと人と繋がり
土地と繋がり
町と繋がる
そんな絆作りをこれからも行なっていきたいと思います
今年は山下さんと企画して
3/11に山元町でイベントをおこないます
震災当時来てくれてた若旦那さんとMINIMIさんはいろんな場所でライブを開き
メッセージをもらい山元町に届けに行ってくれます
一色紗英さんはじめ
スターターのみなさんも山元タイムでのモノ作りを発注してくれています
それぞれにしか出来ない形での関わりが始まっていることが
本当にうれしい事です
みなさんもよかったら
震災直後からボランティアで
山元町に行った事がある方は、是非また一緒に行きませんか?
きっと憶えていてくれる人がいて
悲しみだけではない喜びの時を一緒に過ごせるはずです
二年目を迎える3/11がやってきますが
どうぞ
ここからまた始めませんか?
みなさんよろしくおねがいします
Candle JUNE
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