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鬼怒川温泉に福島県楢葉こども園の親子といっしょに

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10月の初めに栃木県鬼怒川温泉に福島県楢葉町のこども園の親子たちをご招待いただきました
これは鬼怒川温泉の女将さんが
なんどか月命日ロードに参加してくださり
現地のみなさんと交流をもって下さったことがきっかけで
「鬼怒川温泉で開かれる月明かり花回廊祭りにぜひ福島のみなさんのキャンドルホルダーを一緒に灯したい
そして福島の親子もその時温泉に招待したい」
とおっしゃってくださいました
温泉のバスが福島のこども園まで迎えに来てくれて
子供たちはバスの中でも大はしゃぎであっという間に宿であるサンシャイン鬼怒川に到着しました
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女将さんがこども園に訪問して下さった時からのお話でしたが
9月の鬼怒川氾濫の被害によって
このお話はなくなるかもしれないと思っていました
ですが実際は鬼怒川という言葉から連想される多くは鬼怒川温泉ですが
実被害の大きかった地域はもっと下流ということでした
逆にそういったイメージから鬼怒川温泉への来客が激減してしまって大変とのことでした
たしかに
温泉地域も実被害はあり上流の温泉地でも被害は多くあったそうです
ラブフォーニッポンは31大震災にたいしてのアクションに集中してしまっているので
今回の氾濫時にもアクションはおこせていませんでした
ですがこういった機会をあたえていただけたので
鬼怒川温泉から下流の常総市まで下り,実際の現時点での状況を視察してきました
週末にもかかわらず市役所は被災者のための窓口など開かれており
各地からボランティアが集り活動していました
現在でもまだ避難所が6カ所ある状態で
ボランティア活動もおいついていない状況とのことでした
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少し感じたのですが
市役所で職員の方にいろいろと聞いてもなかなか全体の被害状況が把握出来ておらず
ボランティアセンターがどこにあるのかもわかなかったり
そこはもう今日しまるのでは?など曖昧な答えがありました
実際のボランティアセンターも役所からは遠く
そちらで避難所の事などを聞いても答えられる人がなかなかいませんでした
これまで各地で起きてきている様々な災害から学ばれて向上している事もあるかと思いますが
基本的な部分がとても足りていないような気がしました
311以降
緊急の支援への関心と参加は増えて来ても
それらの経験をまとめ今後に活かすということを多くの団体や自治体や国や自衛隊などは
一同に集りまとめていくべきではないかと感じました
時間や場所、労力や想い、お金や情報など
それらを積極的にまとめてトライすることがきっと
世界に対して日本がもっとも貢献できる仕事、役割となるのではないかとも
とはいえ
この日はひとまず
みなさんから頂いている物資をボランティアセンターに届けてきました
鬼怒川氾濫からの風評被害も各地であり
そしてまだまだ多くの関心と人の手と想いが必要だということがわかりました
とても些細な情報ではありますが
これも福島への想いを地元に繋いで下った鬼怒川温泉さんのおかげです
悲しみから学び繋がり
そして新たな悲しみの場所へと紡いでいく事がきっとみんなの喜びに繋がっていくのだと思います
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温泉に到着した楢葉町のこどもたちは普段はこんなに食べないだろうというくらい
バイキングを堪能して夜の花回廊祭りに参加しました
イベント会場ではこども園にも来てくれた三味線奏者柴田兄弟のライブがあったり
月命日に福島のみなさんに書いてもらっているキャンドルが灯っていて
子供たちもとても喜んでくれました
そこで
お祭りにたまたま来ていた家族達に声をかけられたのですが
「福島のいわきから家族で来ています
いわきではいろいろとお世話になりました。これからもがんばってください!」と
楢葉町のみなさんの多くはいわき市に避難しています
そのいわきから来ているご家族にこのツアーのことを話すと
とても喜んで下さいました
とってもちいさなことですが
この原発事故からたくさんの嫌なことや、やるせないことが起きています
でもそれと同じくらいに
「人っていいなあ」
と思える時があります
そして
人はとても”弱い”ものだということも
それでも”弱い”という事を知っている人は暗闇から小さな光をみつけ
そして隣人と手をとり助け合いながらゆっくりと暗闇を歩き始めます
”弱い”ということを知らない人達は
暗闇をみることをせず
誰かのせいにしてみたり
逃げていったりします
逃げていった先にもしかしたら台風が来るかもしれない
もしかしたら火山が噴火するかもしれない
もしかしたら通り魔にあうかもしれない
また原発事故が起こるかもしれない
沢山の危険や不条理な事がこの世界にはまだまだあります
どんなことがあっても
手をとりゆっくりと光りに向かっていくことが
きっと次の危険をなくすこととなったり
不条理な世界を変えていく事になるのではないかと思います
夏の月命日の報告などまだまだ沢山あるのですが
先に鬼怒川の報告をさせてもらいました
ラブフォーニッポンはこれからも福島での活動をそしてそこから繋がる活動を続けていきます
震災から5年目ということですが
それぞれの得意分野で参加して下さる方々が増えて来ています
みなさんどうぞよろしくおねがいします
ラブフォーニッポンFB
また月命日に福島のみなさんから想いを授かっています
ありがとうございました
CandleJUNE
 
 
 
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