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子供の日

5/5こどもの日には
芸団協主催こどもの日のイベントにラブフォーニッポンも参加してきました
これまで被災地での活動に賛同してくれている”伝手プロジェクト”を通じ
つねに現地での活動に大道芸のアーティストたちが参加してくれていますが
そのつながりから芸団協さんともご縁が生まれました
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昨年は被災地で子供の日のアクションなどをおこなってきましたが
今年は東京でこどもの日イベントに参加して
より多くの芸人さんたちとの交流と、また温度が下がりつつある震災支援活動を盛り上げようということになりました
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子供達のためのイベント各教室やホールでは様々なワークショップが繰り広げられました
自分たちが参加する体育館会場では
被災地支援活動を積極的におこなっている
東北出身者の落語家や三味線をひくかたなどが登場したり
ラブフォーニッポンにも数多く参加してくださっているドルフィンマジックさんのイリュージョンマジックなどがおこなわれました
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そしてラブフォーニッポンの時間では
metisさんとGAKU-MCさんにライブ出演していただきました
それぞれが被災地でどんな活動をしているかや
これからのアクションなどのお話もまじえてライブをしてくださいました
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お二人とも単発で終わる事ない活動をしてらっしゃるので
各地につながりが出来てきているようで
またこれからそれぞれのつながりとが交差していけたらといったことも話しました
これまでたくさんの大道芸のみなさんに
協力してもらい
現在に入ってもらっていますが
大道芸のみなさんはどこにいっても本当に大変喜んでもらえます
ちいさな子供からお年寄りまで
たくさんの笑顔や笑いがそこには生まれます
被災者のみなさんは毎日が大変なことばかりなはずですが
自分たちがおこなうイベントはその中のわずかな一日です
そんな一日のたった少しの時間なので出来る事は本当に小さな事なのですが
集まって下さったみなさんから
たくさんの笑い声や笑顔を生む事ができるのが大道芸の皆さん達です
きっと震災からずっと被災地で必要な事は笑い声や笑顔なんだと思います
これは現実的なことを考えるとなかなかむずかしいことですが
大道芸の皆さん達はこれを生み出す事が出来ます
本当に今では欠かせない大切な仲間達です
また
伝手プロジェクトさんはそれら芸人さんたちのまとめ役をしてくださり
当日もイベント進行など裏方役をがんばってくださいます
それぞれが演出家であったり照明さんであったりですが
それぞれがプロの仕事でこの被災地支援にむかえることが出来ていることが
とても大切に思えます
あらためて多くのみなさんにお願いしたいと思います
炊き出しや物資提供、がれき撤去などの活動は終わりを迎えつつ在りますが
今こそ
様々な職業が必要となる時だと思います
それぞれが誇るべき仕事をもっているならば
その仕事で被災地に入っていく事がまたこれからお互いにとっても大切になる事だと思います
最近多くの方に
「今被災地では何が足りないの?」
と聞かれます
みんな何かしたいと思っています
その時自分は
「何ができますか?」とたずねます
何をもっていますか?とも
今もっとも大切なことは
より多くの人を被災地と繋ぐ事です
不慣れな事で現地に行くよりも
得意な事で参加してほしい
なにかがあまっているのであればそれを必要とする場所と人を自分が探してきます
お互いが”ありがとう”といえる環境をつくりたい
そう思っています
何十年か先もきっとこの3/11からの出来事はこの日本の歴史の中で大きなターニングポイント言われるはずです
その時に
この3/11の出来事を自分たちの子供達に、また孫達に話をする時
テレビやニュース、ネットの世界の情報の話をするのであれば
子供達や孫達はpcから知る事ができるはずであまり意味がないはずです
そうではない繋がりを作り始めるためには
今動く事だと思います
こどもの日
東京でのイベントで子供達の笑顔をみて
この先のことを考えました
今の大人が作る世界がすべての現実となる
言い訳を多く用意するより
今出来る仕事をしよう
昨年仮設に届けた鯉のぼりは
みなさんの手によってあげられて
絵はがきとなってラブフォーニッポンに届きました
みなさまのご支援
引き続きどうぞよろしくお願い致します
Candle JUNE
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