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福島の仮設住宅でくらすみなさんとのお米作り

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福島県の仮設住宅でくらすみなさんと日光山久保地域でおこなっているお米作りツアー
夏のこの日は草刈りツアーとして開催してきました
福島のバスを山久保のみなさんと東京から参加のみなさんと迎えました
富岡町や川内村そして浪江町のみなさんと
このお米作りツアーも少しずつ様々な地域のみなさんが集るツアーとなってきました
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今回は
田んぼの草刈りはもちろんですが
地域のみなさんのためにもと田んぼ以外の場所の草刈りも福島のみなさんはおこなって下さいました
また山久保のみなさんもとてもながい流しそうめんを準備してくださり
山久保でとれた野菜をつかった餃子やしそおにぎりなどの振る舞いが用意されていました
このお米作りツアーを始めた頃は地域のみなさんとの交流はほとんどなかったのですが
今ではとてもにぎやかなお昼ご飯となっています
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それぞれがそれぞれに思いやりをもち
田んぼで一日を過ごす風景は
本当に素晴らしいものです
いつも仮設住宅であうみなさんの顔とはちがい
みんな生き生きとし
積極的に行動されます
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山久保地域は農業放棄地も多く過疎が進む地域です
地域の人はこんなににぎやかな山久保は久しぶりだと言ってくれます
仮設で暮らすみなさんは避難所で出逢ったころよりも若々しく見える時があります
自分たちはきっかけをつくっただけですが
今では仮設のみなさんの結束は高まり
そして
他の仮設の皆さん同士の交流も積極的におこなってくれます
そして山久保のみなさんともそれぞれに交流を深めて下さいます
震災から生まれた絆がそれぞれに勇気づけ
助け合いの繋がりを深いものにしてくれています
生きる事は食べる事
日本人が生きる
そこにはお米というものがあり
お米作りを1年を通しておこなっていくと年中行事が発生していきます
三年半の月日から福島県では自殺してしまう方が増えています
それは過疎地域での高齢者にも言える事です
お米をみんなで作るという事は
みんなで生きていくという事
このメンバーでつくったお米はもちろん自分たちで食べるものともなりますが
きっとだれかを笑顔にするお米ともなります
誰かのために生きる
誰かのためのお米を作る
そんなことではないかと思っています
悲しみを知った人の作るお米にはきっと”愛情”がつまっています
もうすぐ稲刈りの時を迎えます
CandleJUNE
 
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Fukushima311
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