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11月11日 月命日を山元町の箱根仮設で

11/11月命日を宮城県山元町で過ごしてきました
ここ最近の月命日は福島で過ごすことが多くなっていましたが
今回は久しぶりの山元町となりました
“箱根仮設住宅”にお邪魔して
仮設に暮らすみなさんと楽しい時間を過ごす目的で仲間達と山元町入りしました
まず山元タイムの山下さん宅で集合したところ
山元タイムのお母さん達がみなさんでご飯を用意してくれていました
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みんなでおいしくごはんをいただき
山元タイムの物作りをしてくれているお母さん達と交流をもち
その後山元町の津波被害地域の今を見てまわり
そこで暮らしていたみなさんが待つ箱根仮設住宅にお邪魔しました
到着したこの仮設でも
お母さん達が自分たちのためにご飯を用意していてくれました
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以前INORANさんたちと訪ねたことのある仮設ですが
沿岸部に暮らしていたお母さん達がたくさん暮らすこの仮設のみなさんは
とてもきさくで毎回笑顔で自分たちを招いて下さいます
そして
この日は福島のお母さん達も合流してきました
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いつも宮城のみんなが福島に来てもらってばかりだからと
ラブフォーニッポンを通じて仲良くなった塩竈の平塚さんところを朝からたずね
市場などいろいろ案内してもらい松島などを楽しんだ後
山元町のこの仮設住宅にもやってきてくれました
県や言葉は違えど同じ太平洋の沿岸部に暮らすみなさんの心意気的な物は
近いようにも思えました
当初は福島の元気なお母さん達に戸惑っていた山元のお母さん達も
それぞれの仮設住宅の暮らしやこれからの生活の大変さなど
共通する避難生活の話などをし、それぞれの苦悩も分かち合っていました
また福島のおかあさんのひとり、富子さんが昼間に足をけがしていたようなのですが
その足をみて
すぐに山元のお母さんは仮設の自分の部屋から湿布などをもってきてくれました
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そんな交流をみていて自分は思い出しました
震災から半年経った時くらいに山元町でイベントをした際
”山元町のみなさんにおねがいします
山元町は宮城県からしたら一番下に位置して
震災当時も忘れられた町とされていました
でも福島から宮城に入るには一番最初の町です
だからもっともっと山元町に来続けますから
早く元気になってどうかひとりでも多くの福島の人達を元気づけてあげて下さい”
そんなことを言っていました
未だにお互い仮設暮らしをしている人達が多くいますが
お互いがこうして励まし合い
そして楽しい一日を共に過ごし
一緒に笑える月命日を迎えることが出来ていることは
これまでの活動があったからだと思えます
被災した人達同士がいがみあうのではなく
助け合える形が一日でも多くできることがとても大切なことだと思いました
今回のメンバ―のなかにはマッサージが出来るメンバーがいたので
ずっと畳の部屋で仮設に暮らすみなさんにマッサージをしてもらいました
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その他にも
普段は新しいコミニケーションを発展させるワークショップを東京でおこなっているスタッフは
一人一人のお母さん達に震災前から今までのことなどを聞くことをしてもらいました
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また
ヨガ教室をおこなっているスタッフは仮設で暮らすおかあさんたちに
簡単にできる体操を教えてくれています
彼女は知人からザクロジュースを被災地の子供達へと預かって来てくれていたので
途中で山元幼稚園やふじ幼稚園にジュースを届けに行ってきました
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あまり時間がない中でしたが
それぞれの幼稚園の先生たちとお話もできました
また今回も
原宿のコーヒー屋さんに参加していただき
仮設のみなさんにいれたてのコーヒーを提供してくださいました
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たくさんの仲間達がきたことによって
体操をしたり
お茶をしたり
賞品を競ってゲームをしてみたり
輪投げをしたりと
一日をとてもにぎやかなものとすることができました
外はもう零度に近くとても寒い一日でしたが
月命日の夜として仮設の集会場前では
キャンドルも灯していました
しかし
そこで月命日を祈るという厳かな夜とするのではなく
最後まで笑い声が絶えない夜となりました
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まだまだ
悲しみを振り返る月命日ではなく
すこしでもにぎやかに楽しく
みんなでおいしくご飯を食べて過ごす
そんな月命日をつくっていけたらと考えています
これから被災地の仮設は三回目の厳しい冬を迎えていきます
かつての震災地では
三年で仮設暮らしは終わりを迎えていきますが
津波地域や福島の多くの仮設はまだまだ先が見えないところばかりです
被災地のみなさんの
これからがすこしでも孤独に厳しい冬を向き合うことのないように
活動を続けていきたいと思っています
どうぞ
みなさんこれからもよろしくおねがいします
CandleJUNE