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2019年2月11日の月命日

2月の月命日は福島県二本松市にある復興住宅での開催でした。

昨年一度、何名かでお邪魔させてもらった浪江町の皆さんが多く暮らす復興住宅です

震災から8年
最近ではこれまでの繋がりから
福島県内の皆さんが集まってくれるようになりました

「たのしいね うれしいね おいしいね ありがとう!!」

とみんなで思える1日を、福島の皆さんと一緒に作れるようになって来ました

復興住宅の皆さんとうまい棒の早食い大会を行いました
福島各地からも
東京や大阪、新潟などから集まる仲間たちも大盛り上がりです

集会所でたくさんいるので寒いことも忘れるぐらいで
ロミロミやアロマテラピー
そしてお笑い芸人の即興ライブに自治会長さんが参加してさらに大爆笑になるなど
終始笑いの絶えない1日となりました

とはいえ
皆さんとここまでに至る経緯や
現状の大変なことなどのお話を聞くと
とても悲しい話がたくさん聞こえて来ました

「まだこうしてイベントがあると家から出て来てくれるだけいい」とおっしゃる方も

避難生活が長くなり
年も取ってくると外に出ることが大変になります
3階建ての復興住宅では
これまでの仮設住宅にはなかった、それぞれの家庭の快適さが増したことによって
住民同士の関わり合いが減ってしまっています

そんな中でこの11日は
昼から夜まで
ずっとみんなで楽しく過ごしている中
各地から集まった仲間たちは
一人一人の住民のお話を聞いていました

そしてその仲間たちは必ず
自分の暮らしている町に帰ったら
受け取った一人一人の大切なストーリーを語ってくれています

とても小さなことですが
もっとも大切な活動の形と思っています

9年目の現在の活動は、福島では「被災地支援」という言葉にはくくれないものになっていると感じています

様々な問題をあげるときりがないようにも思えますが
できたら全ての問題を取り上げたいです

それら一つ一つに対して「どうしたら良いのか」皆さんと一緒に考え
話し合った中で出て来た「答え」も
同じように一つ一つ全て知ってもらいたいです

なかなかたくさんを語っても聞いてもらえませんが
一緒に月命日を過ごし、そこで出会った方々のお話を聞き、そして感じたことを身近な人に話して行くことで、よりたくさんの地域の人たちの心に届いてくれると思います

7月11日は南相馬市にある復興住宅で1日を過ごします
原発事故の被害もありましたが
津波被害もひどかった地域です

2011年3月11日以降もたくさんの地震や水害など自然災害が発生しています

今日も大きな地震がありました
みなさんももしかしたらあの時の気持ちを思い出したかもしれません

南相馬では
現在も行方不明者探索を続けています

9年目の現在もずっとあの頃のまま時が止まっている方々がいらっしゃいます

大したことはできませんが
大したことができない人がたくさん集まったら

自然にみんなで助け合い
たくさんの笑顔が生まれます

「支援活動」ではなく
「おたがいさま」の心を取り戻す活動を続けています

 

CANDLE JUNE

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