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熊本地震被害地域訪問

 

ラブフォーニッポンな皆様へ

新年あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いします


現地活動報告させてください

熊本地震被災地訪問をしてきました

熊本地震からは3年目を迎えていますが、各地の様子はだいぶ変わっていました

仮設住宅以外にも復興住宅が建ち始めている地域もあり

それぞれの持ち家も修復されたり、新築も目立つようになっていました

発災当時から感じていることですが

日本の道路修復作業の速さは本当に早く

各地の道路はとても綺麗になっていました

南阿蘇の被害がひどかった地域も

かなり整備された道路となっており

かつての災害時を思い出すことが難しいところもあるほどでした

それら土木工事の中でも

大学生が亡くなられた大橋の土砂崩れ地域は

当時からもかなりの重機が入り復旧工事を行っていました

この工事も3年目を迎えていて、かなりの部分が崩れないような仕様にされていました

山間部の至る所で道路工事や土砂崩れ被害の工事をしている中で、ダム建設も始まっていました

何名かの地元の方に聞くと震災前からの話で止まっていたダム工事を反対意見などもある中で

どさくさに紛れて進めているということで残念な話でした

それらの土木工事をいくつも回ってきた後に仮設住宅で生活している方々と会うと、

なんだかおかしな気分になりました

確かに、道路やトンネルが使えなくなってしまったことは大変なことで

復旧を急ぐことは大切ですが、いち早く迂回ルートができたりと最低限の復旧が済んだ中では

それ以上のダム建設や道路開発よりも、まずは仮設住宅で暮らす方々など避難を余儀無くされている方々への

支援をした方がいいのでは?と感じました

仮設で暮らす農家さんたちは

「田畑のための用水路が壊れてしまっていて田畑が復活できないから

早く治してほしい!とずっと言っているけどいまだに直してくれないだ」と嘆いていました

もう2年も経ちます

地震の被害は自然のことだから仕方がないけど

山肌を一生懸命直しても、また地震がきたらあれごと崩れるんではないだろうか?

何を最初に復興すべきなんだろう?

道路を一生懸命大きくしても、そこに暮らしている人たちが

生活できなくなってしまってはそもそもどうなのだろうか?

避難されている方からは

「しまいには公園が作られたりしているんです。仮設住宅にってわけではなく関係ないところに。。」とも。

復興格差が生まれ、発災当時は

「みんなが一丸となって頑張ろう!!」

とまとまっていたところも

それぞれバラバラになってしまった!とも聞きました

益城町の仮設集会所で最後は集まりましたが

住民の皆さんは

「建設業者が足りなすぎてなかなか家を建て直したりすることができていないんだ」

「もうほとんど支援とか来ないから置いてかれている気分です」

と他の仮設住宅から来てくれていたお母さん

様々な状況の皆さんから、色々なお話を聞かせてもらうことができました

この日もワンドロップさんや魚屋さんの森さん

のはら農研さんや美容室のソナーさんなど熊本の仲間たちが集まってくれました

そして福岡から秀ちゃんラーメンがやって来てくれて

みんなにおいしい豚骨ラーメンを振舞ってくださいました

秀ちゃんラーメンは

東北の支援からずっと一緒に各地を回って来てくれています

熊本の仮設住宅の集会所は「みんなの家」という名前です

ここのみんなの家は砂利だったところを芝生に変えていて

みんなが集まる場所にしたいと自治会長さんが頑張ってくれています

この日もここの住民だけでない方々も受け入れてくれました

とても素晴らしい「みんなの家」になっていると感じました

自治会長さんに、自分たちが3月11日に福島でイベントをすることを伝えると

「今一生懸命働いてて、今度秋田のお世話になった人たちのところまで旅しようと思ってるけど

福島にも311のタイミングで行きますね!」とおっしゃってくださいました

こちらの仮設住宅では、震災が起きた春に毎年イベントをさせてもらっていますが

福島や宮城の避難されている方々にも来てもらっていました

3月11日に今度は福島で東北の皆さんとも再会することができたら

きっとみんな喜んでくれるだろうなあと思いました

被災地訪問して、そこで暮らしている方々からのお話を聞き続けています。

それらをしっかりそれぞれの避難先の方々に伝え少しでも役立つことになってもらえたらと。

またそれ以上に今後の災害被害地に生かすことができたらと考えています

被災地ではみなさんが頭を下げて「ありがとうございます」

とお礼をしてくれます

そのお礼に対して本当に自分たちがすべきことは、みなさんの辛い経験をしっかりと今後に生かすことで

「みなさんの辛い経験を教えてくれてありがとうございます!」

としなければならないと思います。

支援活動やボランティアという活動ではなく「おたがいさま」と

いう本来日本人が大切にしている在り方の方がしっくりくると感じます

そしてまた、お互いに「ありがとう」を言い合える日が「復興」を迎える日となるのではないかとも思います

いつかそんな日を迎えられるように

今年も各地での活動を頑張って行きたいと思います。

どうぞ今年もラブフォーニッポン をよろしくお願いします。

CANDLE JUNE

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