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3.11レポート「山元タイムの皆さんとともに」

ラブフォーニッポン発足時から、監事として会計事務面でサポートさせていただいています。
普段は東京で作業をしていますが、時々東北を訪問し、現地のお母さん達と交流をとっています。
例年3月11日は福島に行くことが多いのですが、今年は4年ぶりに宮城県山元町を訪問することにしました。

山元町は津波で600名を超える方々が被害に遭い、2000棟以上の家が全壊しました。
ラブフォーニッポンは震災直後に山元町のお母さん達と、山元TIMEというモノ作りをする団体を起ち上げました。

今回は少し早めの3月9日から現地入りしました。
久しぶりに訪れた山元町には津波でなくなった山下駅が以前とは違う場所に新しくできていました。

「駅が復活したことはいいことだけど、津波被害による問題はまだまだ続いているのに、駅ができたことで、
いったんの復興が完了したような空気に外部がなってしまわないか心配」といった現地の方の声もありました。

新山下駅の周りには、新しく商業施設や、公営住宅が建てられ、ニュータウンといった街並みとなっていましたが、
昔からある山元町の街並みとのギャップがあり、どこか切なく映りました。

 

宿泊場所は普門寺というお寺をお借りさせていただきました。
お寺の住職の奥さんと次女さんは山元TIMEの仲間です。

お寺には、3月11日に向けて、学生ボランティア団体に所属する学生170名、
各地のお坊さん達、いろんなボランティア団体の方々が集まっていました。
追悼イベントで灯す竹灯籠をみんなで作り、町のいくつかのスポットに配置しに回りました。

3月11日当日のお昼は、山元TIMEのお母さん達とランチ会を開きました。
笑いの絶えない楽しい時間でした。
山元TIMEという集まる場所があることにお母さん達も喜んでいました。

 

暗い時間になり、竹灯籠にあかりを灯し始めました。
満月の下、竹灯籠のあかりが幻想的にひかり、多くの町の人が集まりました。
竹灯籠作りを通して、現地の方々や、他のボランティア団体の方々との交流を深めることができました。

その後、仙台でやっているMINMIさん企画のFREEDOMという音楽フェスに向かいました。
山元TIMEで作ったグッズを販売させていただきました。
アーティストの方々からの依頼でのグッズ製作は、山元TIMEのお母さん達も特にやりがいを感じられてるようでした。

 

今回、山元町の方々、ボランティアの方々と生活を共にさせていただき、多くの方々が一体となって協力し合い、努力して、今の山元町があることを知りました。
震災があったからこそ結ばれた強い絆を感じることのできた5日間でした。

家族のようにあたたかく迎え入れてくれた、お寺の皆さん、山元TIMEのお母さん達に感謝しています。
あたたかい人の心が集まる山元町。第2の故郷のように、またお母さん達に会いに行きたいと思います。