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4/16@宮城県亘理郡 4/17@宮城県塩竈市

4月16日(土)に宮城県亘理郡の避難所で炊き出しを行なうとともに
翌17日(日)には、宮城県塩竈市にて、アンプラグドキャンドルナイトライブを行なってきました。
以下は、その時のレポートとなります。
 
1、亘理町災害ボランティアセンター
 

4月16日(土)

東北自動車道走行中、栃木県南部を震源とする震度5強の地震が発生しましたが

無事に宮城に入り、前回訪れた亘理町ボランティアセンターに

頼まれていた電子レンジを届けてきました。

ボランティアの方々が持参した食事を温める為らしく

現地のセンターの方やボランティアの方に大変に喜んで頂けました。

毎日活気あるセンターですが

GWは多くの方が来ても対応しきれないだろうということで

5/1以降GW終わりまでは県外から新規ボランティアの受け入れは断るようです。

2、亘理郡山元町役場

4月16日(土)

水道が復旧していたり携帯電話の充電コーナーがなくなっていたり

長期間山元町役場を拠点に活動していらしたADRAジャパンの方が体調を崩し

いったん現地を離れていたりと

良くも悪くもやはり状況は刻々と変わっていました。

前回できなかったキャンドルを灯す予定でしたが強風のため、

実行できず楽しみにしていた方は残念がられていましたが

次回訪問時に延期となりました。

風でテントが飛ばされそうになっており

ペグ打ちや、テントの張り直しを手伝いました。

テントの主は「家財道具がテント一軒分しかないから、

このテントが飛ばされたらどうすれば、、」と話しており

なんとか修繕、張り直しをました。

(テントの張り直しをした御家族の方も次の日の炊き出しにいらして大変に感謝されました)

 

今回の震災で最も震度が大きかった宮城県栗原市在住の阿部くん、

斎藤君が山元町に来てくれました。

以前宮城の地震で大変な被害を受けた彼らですが、

あの地震からの付き合いで今回も手伝いにきてくれました。

”自分達も被災したが、津波や福島の原発のことを考えると地震だけの自分達は

被災者と言えるのだろうか、、”と

今回の炊き出しを手伝いにきてくれました。

4月17日(日)

早朝に、野村友里さんを始めとしたチームと前回も参加してくれたスブラキハウスなどと

NYLON JAPANチームで今回は望みました。

 

12時から炊き出しをスタートし

他の避難所の方なども含めて多くの方が来られました。

メニューは

◯ケバブ

◯鶏団子のあんかけ丼

◯大根の煮物大根の煮物、なます、胡麻和えなどのお惣菜

◯鶏肉入りミネストローネ

◯イチゴ・バナナ・生クリームのケーキ、そのほかたくさんのお菓子

 

同時に配った物資は

◯おむつ

◯使い捨てカメラ(子供用に、撮り終わったら東京に配送し、現像して返送)

◯各種雑誌(NYLON JAPANさんの協力により)

◯ウェストポーチ・トートバッグ(スリープさんご提供)

 

メニューが豊富だったこともあり、選べる食事に喜んで頂け

「今までの炊き出しで一番美味しい」

「野菜が多くて嬉しい」などの声を聞くことが出来ました。

子供も多く訪れてくれて、カメラを喜んで撮っていたり

サインをもらったり、一緒に写真を撮った方々も

「唯一の楽しみ」「励みになる」と話されていてご好評を頂けたと感じました。

 

現地では炊き出しを受け取るのに

食器や箸を持っている方はほとんどおらず

お盆を持っている方もいれば持っていない方もいて

何度も食事を取りにこなければならない状況も多くありました。

 

水道が復旧しているので洗い物ができることを考えると

トレイや洗って使い回せる食器まわり一式

洗う為の洗剤やスポンジといった物資も必要かと感じました。

3、山元町立坂元中学校

4月17日(日)

山元町での炊き出しは800といわれていたのですが500ほどしかこられなかったので

急遽、近くにある200名ほどが避難している山元町立坂元中学校にも届けました。

ここは次回の炊き出し場所ですが、視察がてらに行ってきました。

津波被害がひどかった地域で、また成長ざかりの中学生が沢山いました。

普段は食事の用意は中学校の家庭科室を借り、栄養士さんの指導のもと

避難してきているお母さん方が作っているそうですが

物資不足と炊き出しチームも入っていないということで

次回24日にLOVE FOR NIPPONで入ることにしました。

 

ちなみにこちらには、仮設のお風呂がありました。

4、塩釜アンプラグドキャンドルナイトライブ

The NO PROBLEM’s(KIYOSAKU from MONGOL800/ATSUSHI from Dragon Ash)、

Caravan、うつみようこ、中田裕二、佐藤タイジetc

塩竈出身のフォトグラファーである平間至さんと

ATSUSHI from Dragon Ashさんの呼びかけによるキャンドルナイトが

津波の被害を受けた塩釜市内のホームセンター駐車場で行われました。

イベント会場に隣接するホームセンターやショッピングセンターは

津波の被害で店内がひどい状態でもちろん営業はしておらず

イベントに訪れていた方の中には

地震発生時にそのショッピングセンターにいたという方もいらして

必死のおもいで高台に逃げたとのことでした。

また、イベント会場のすぐそばにも海水が溜まり通行止めになっている道路や

信号が機能していない区域もあり廃車となった自動車もあふれていました。

 

そんな中でしたが500人以上の方が来場され

17:00より演奏が始まり、日が落ちて気温が下がる中

キャンドルを灯し、演奏者のメッセージを受け取った来場者の熱気で

被災地のなか、活気に満ちた空間になりました。

会場内には、東京から来た有名な鍋店の鶏鍋と豚骨汁の炊き出しも施され

終始、長蛇の列ができていました。

 

この模様はユーストリーム配信で流したいと思います。

 

今回のこの企画は本当に素晴らしい手作りなイベントでした。

今は物資や金額ではなく、なにより多くの人の繋がりを作ることが大切と実感し

平間さんのこれまでの人の繋がりが成せたことだと思いました。

最後に、今回の宮城県入りにご参加頂いた皆様を掲載致します。

※敬称略

 

●LOVE FOR NIPPONスターター

CandleJUNE/梶原たけし(life Projector)/戸川貴詞(NYLON JAPAN編集長)/ATSUSHI(Dragon Ash / POWER of LIFE)/Caravan/

キヨサク(MONGOL800)/

佐藤タイジ/Mao Simmons/NPO法人 にいがたからみんなえがおに 代表 竹之内裕司

 

●炊き出し協力

スブラキハウス CREW/eatrip CREW/TRANSIT CREW

 

●物資協力

NYLON JAPAN/スリープ

 

●撮影協力

マグネットデザイン