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6月の月命日を福島の幼稚園で

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ラブフォーニッポンロードチームは
6月の月命日に福島市森合幼稚園へ行ってきました
震災から三年経った今年3/11に
福島県全域でおこなったキャンドルナイトですが
使用し終わったキャンドルを再利用しようということになり
もともと再利用キャンドル作りを福島市でおこなっていたアポロガスさんにお願いをしました
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アポロガスさんに届けた使用済みキャンドルは
障害者のみなさんが働くセンターでゴミなどが取り除かれ
再利用出来る材料となりました
ラブフォーニッポンも
ご一緒できないかとお願いしたところ
こちら森合幼稚園で子供たちと一緒にキャンドル作りを月命日を過ごすイベントが出来る事になりました
平日の開催だったので
この日までに何度も打ち合わせを重ね
子供たちやお父さんお母さん達が楽しんでくれることを先生方と一緒に考えてきました
園長先生が
震災から三年経ち
小学校に入ったこどもたちが幼稚園時代に土いじりをしていなかったせいか
手先が不器用な子供たちが多いとおっしゃっていたのでそういったことも考慮しました
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幼稚園の砂場の砂も入れ替えたという事だったのでみんなで砂場で思いっきり遊んだりもしました
陶芸家の松本さんに来ていただき
土を練り、ろくろ体験をしてもらいました
ひとりひとりがろくろをまわして器を作りました
アポロガスさんによるキャンドル作りも盛況で
みんないろいろな色を使ってキャンドルを作っていました
スターターのMEGUMIさんも今回参加してくれていたのですが
子供たちと一緒にキャンドルを作りつつも,お母さん達ともたくさんお話をされていました
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メイドインアースさんによるオーガニックコットンを使ったミサンガ作りやお母さん達には女性用ナプキン作りなども盛況で
子供たちもお母さん達も大変喜んでくれました
お昼ご飯の前には父母のみなさんとのトークの時間を持ち
震災からこれまでのお話などを聞かせてもらいました
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お昼ご飯は幼稚園のみなさんが用意してくださり
みんなで楽しく頂きました
ここまでもあっという間でしたが
ご飯のあとには
大道芸くるくるシルクさんのパフォーマンスや
神戸の悪キャラ”わるたん”も登場するなど
幼稚園の時間は笑顔一杯の時間となりました
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一度園児たちが帰宅する時間になり親子が帰ってから
自分たちラブフォーニッポンチームは
近くの仮設住宅を訪問し交流を深めました
何度も訪れている仮設住宅ですが
なにもせず話をするということがなかなかなかったので今までには聞けなかったお話を聞く事もできました
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幼稚園に戻り夕方からまた親子に集ってもらい
子供たちは将来の夢を
大人達には震災に対しての想いなどをキャンドルカップに書いてもらいました
砂場でみんなで遊んだり
青谷明日香さんのライブや
片平里菜さんライブなど盛りだくさんな夜となりました
青谷明日香さんが提供してくださった絵本を先生が読み聞かせをしてくれたり
福島にライブで来ていた細美武士さんも急遽かけつけてくれ
子供たちと遊んだりライブもおこなってくれました
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そして
お父さん,お母さん達とはまたお話の時間を取りました
この日、父母のみなさんは朝から園内の草むしりをしていました
すこしでも草を取る事で数値が下がるそうで
長い時間外でも遊べるようにという配慮でした
震災以降
数値が高いと言われていた福島市で
ちいさな子供たちがいるお父さんお母さん達のご苦労や
様々な決断など多くの話を聞かせてもらいました
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ひとりのお父さんから
「自分の二人の娘が将来結婚出来ないんではないか?それが一番心配な事です」
という言葉がでました
自分も一番危惧していることであったのですが
その言葉を聞くとその子のお母さんの目からは涙が溢れていました
今この国では
福島の原発自体のニュースは時折流れますが
なかなかそこで暮らす人々の事は知られなくなって来ています
「もう安全なんでしょう!」という人もいれば
「放射能汚染は広がる一方で取り返しがつかないところまで来ている!」
という人もいます
そして
みんな共通の認識と言えば
「いつか癌になる、奇形の子供が生まれるかもしれない」
ということなのかもしれません
福島の小学生が
「もう私は子供を産んではいけないんでしょう」
とかつて言っていました
放射能問題の最終的な結果は
「なるかもしれない 生まれるかもしれない  産めないかもしれない」
ということなのか
国は「安全だ!」といい
それを信じる人もいれば
「信用出来ない」という人も多くいます
肝心の福島のみなさんが本当に
「国が安全だといっているから大丈夫だ」
と思っているかというと
決してそうではないと、多くの福島県民のみなさんと接して来て感じています
同時に
「だからといってどうにか出来る問題でもない」
ということで苦しんでもいます
このどうしようもない状態が日々
それぞれに「自己責任」的プレッシャーを高め
それぞれの考え方の違いからも語り合う事も出来なくなり孤立してしまい精神的にも滅入ってしまいます
ただこのお父さん
最後には
「でもみなさんが思っているよりもぼくたち毎日楽しく生活していますよ」
と締めくくりました
その最後の言葉でみなさんに笑顔がもどりましたが
なんともやるせない想いが残りました
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すべての内容が終わりみなさんとお別れする時間になるまで
一人、また一人と
それぞれの想いを伝えに来るお母さん達がいました
「未だにペットボトルの水を使っているけど、それを理解してくれる人が少なくなった」
「週末は未だに県外に出るようにしています」
「最近は数値をあまり気にしなくなって諦めている自分がいました」
また
ひとりのお母さんは
父が自衛隊員で震災直後、家の事も大変な状況なのに仕事で津波被害地域に向っていった
その当時、本当に家族は大変だったけど
「おれたちは戦争するために日々訓練しているんじゃない!人を助けるためなんだ」
「そう言っていた父を今は誇りに思っています」と
「ラブフォーニッポンのみなさんも
三年経っても未だにこうして来てくださるのは、きっと父と同じように仕事に誇りを持っていらっしゃるのだと思います」
そうおっしゃってくださいました
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また
手紙をそっと渡して下さったお母さんの手紙のなかには感謝の言葉と
「できたらまたみなさんに森合に来てもらいたいけど
うちに来るより
もっとこうして楽しい時間を他の福島の幼稚園でも作り出して下さい」
というお願いも書いてありました
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DSC_4979.jpgこの日は
問題が起こらないようにと園長先生はじめ父母のみなさんや
地域の方々にも協力していただき、たくさんの子供たちや大人達が集りました
地域のみんなで子供たちの成長を見守る
これはきっと未来の日本を作る事になるんだ、とも思えました
ラブフォーニッポンメンバーも今回のロードは本当によかった!!とみんなが感じていました
来月からもお互いが本当に良かったと思える月命日ロードをおこなって行きたいと思います
何日か経った日に
幼稚園のみなさんからお礼の手紙が届きました
みなさん
これからもラブフォーニッポンをどうぞ
よろしくおねがい致します
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CandleJUNE
ラブフォーニッポンFB
Fukushima311