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ラブフォーニッポン現地活動報告711

7月の月命日は福島県郡山にある幼稚園にて月命日ロードを開催しました
こちらへの訪問は4回目となります

この日も
子供達に喜んでもらえるようにけっさくお兄さんこと谷本賢一郎さんライブをはじめ
綿菓子やポップコーン、ソーセージやフライドポテトなども揃え
「たのしいね うれしいね おいしいね ありがとう!」
な一日を作りました

またお母さんたちもたくさん集まってくれて
マッサージやお茶を飲みながらスタッフたちに震災のことなど色々と話してくれました
新潟中越地震体験者も東京から参加してくれていたので
宮城県から参加してくれている山元タイムのお母さんや福島の皆さんとも
それぞれの体験の話などで盛り上がっていました

夕方からのキャンドルナイトライブでは
高橋てつやさん、エリカさん、谷本賢一郎さんと
いつものメンバーが子供から大人までを楽しませてくれました
訪問した幼稚園の理事長先生は

「震災から6年が過ぎ、7年目を迎えた幼稚園も少しずつ以前の生活へと戻りつつも、
心の中には未だに釈然としないモヤモヤした何かが残っております。」

「そのような中で月命日に来園頂き、ありがとうございます。」

とおっしゃってくださいました

幼稚園訪問で出会って来た親子が何組かスタッフとして毎月参加してくれていますが
一人のお母さんから
「震災がなかったら会う事もなかっただろう皆さんと、楽しい時間が過ごせる事に感謝しています。またよろしくお願いします! 」と感謝の言葉をいただきました

小さな子供がいるお母さんたちは色々と大変なはずなのですが
自分たちと一緒になって月命日を盛り上げてくれています

最近
福島県内でこの月命日のために動いてくださる方々が増えてきてくれています

そしてあちこちから、この月命日を行なって欲しいという要望もいただくようになりました

支援活動から始まった月命日CANDLE11th

「自立を促す」
という震災復興過程でよく言われる言葉ではなく
「自発性」を高める

現在も避難が続いたり、風評被害が発生している理由は「原発事故」であって
避難されている皆さんは「被災者」ではなく「被害者」であるはずです

ですが
どうしても「震災」という言葉に括られてしまい
復興優先のために原発事故のことは口にしづらい状況が生まれて来てしまっています
月命日の一日を
福島の皆さんと一緒に作りたい理由は
正しい「福島」を伝えたいからです

「福島」は広く
原発事故の被害は様々であり
地域によって、職業によって、年齢のよって、、、たくさんの形があります

年に一回
3月11日にだけ
「あれから7年!現在の福島は?」
とまとめられても
正しい「福島」は伝えられないと思います

「辛いことや悲しみ」を伝えなければいけない

「安全」や、復興した様子を伝えなければならない

伝えなければいけないことがたくさんあります
それは決して
福島県外の人たちにだけではなく、福島県内の人達同士でも伝え合う必要があると感じています

原発事故被害に対して
県民の皆さん同士の復興格差から生じる軋轢などあります
様々な地域の皆さんが集い、一日を過ごすことで
お互いのことを少しでも解り合えればと
「未来の子供達のために」

原発を推進する人も
原発に反対する人も口にする言葉です
「難しい問題」として思考停止になったり
語り合うことをやめてしまっては
きっと
本当の
「未来の子供達のために」にはたどり着けないのだと思います
急いで答えを出さなくても
自発的に
語り合う癖を作ってもらいたい
一年が365日ある中の
12日は福島のどこかで皆さんと一緒に
「原発事故のこと」
「震災や津波のこと」
そして
「未来の子供達のために」をみんなで考え
「たのしいね うれしいね おいしいね ありがとう!」な一日を作っています

12日以外の353日は作っていないかというと
月命日を作るための準備や、月命日にどんなことが起こったかと
仲間たちはまた誰かと語り合っています

たくさん溢れるネットの情報を知ることも大切かもしれませんが
「現地の一人一人の今」と繋がること
そして一緒に過ごすことが
とても大切なことだと感じています

12月
今年最後の月命日は
会津にて避難生活を続けている大熊町の皆さんが暮らす仮設住宅訪問となります

ご協力いただけましたら幸いです
どうぞ
みなさま
これからも
ラブフォーニッポンをよろしくおねがいいたします
ありがとうございました

 

Candle JUNE