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8月の月命日を北海道で

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8月の月命日は
北海道に移住された福島のみなさんと一緒に過ごしてきました
これまで毎月の月命日は福島県でということにしていましたが
以前から福島から避難、移住されたみなさんとの交流を持ちたかったので
今年の夏にようやく実現することができました
札幌にある震災後福島市から北海道へ移住された安斎さんがはじめた
たべるとくらしの研究所
でおこなわせてもらいました
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当日は東京からいつも月命日に参加してくれている渡辺俊美さんや谷本賢一郎さんご夫婦も
来てくれて、集ったみなさんとの交流とライブもおこなってくださいました
また今年の5月に開催した月命日の会場でもあるチャンネルスクウエアさんからは
平さんファミリーも来て下さいました。
平さんは震災直後に家族を栃木に避難させて
ご自身は福島のこどもたちのために室内遊び場をつくることに尽力された方です
なかなかご家族と一緒に過ごす時間がないなかで一年に一回だけは
家族とどこかに行こうという企画を今回の北海道月命日にあててくださいました
このきっかけから平さん家族は北海道を車で旅をしてとても素敵な夏休みとしていました
当日も平さんは福島市の子供たちの状況やチャンネルスクウエアの事などをみなさんに話して下さいました。
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福島県から移住されたみなさんがこの日集って下さいました
雪が多いこの北海道での新たな生活の大変さや
地域の人たちとの交流など
移住をされてよかったことや辛かった事などたくさんのお話を聞く事が出来ました
福島を離れた事で
残っている福島のみなさんから辛い対応をされたり
福島出身ということで差別されたりという事もしばしばあるそうです
それでも
やはり故郷を想う気持ちはみなさんとても強くありました
震災から5年目となると一時避難という方は少なく
しっかりと新しい土地に根を張っている方々です
福島に行き現地の方々と話をしているなかでよく
「福島は危ない!と言っているのは福島を離れた連中だ」と聞きます
ですがこの日に集った皆さんと話をしていると
そんな言葉ではありませんでした
むしろ
福島という言葉でひとくくりとされていることが危なく
福島での産物の検査体制とくらべて他の地域の検査体制がないことへの危機感を指摘していました
原発事故以降に放射線物質がどこに多く飛散したのかは情報も開示されていました
ですが
福島という言葉で括られてしまい
そのほかの地域への飛散危機感はなくなってしまいました
実際東京へも多く飛散し
アスファルトの多い東京では多くが河川に流れ込み東京湾にたまりつつあります
この北海道でのあつまりにも東京から移住された方も来ていました
福島県は現在も除染活動がおこなわれています
生産物にたいしても厳しい検査体制を儲けています
本来はもっと多くの地域で数値検査をおこない
安全検査を実施していく必要性があるのではないかと思いました
”福島”というものへの差別が生まれている事に対して
もっと多くの地域が放射線数値検査をおこなう必要があると思います
そして残念ながら放射能被害というものがどういったものなのかということは未だに
決定的な答えがないままです
それでも
福島差別という問題は確実に起きています
と言って
「福島が安全だ」「福島を食べて応援」という行為も間違いだと思います
原発事故が起きた地域は福島県です
ですが放射性物質が飛散した場所は福島県という県境のなかのみでは在りません
また各地にある原発からもつねに空気中や海水に放射性物質は放出されています
本当に問題視すべき点がなんであるのかをもっと考えなければいけないのだと思います
311の震災がもたらしたものはもちろん津波被害地域にも未だに大きな爪痕を残していますが
原発事故がもたらした問題は解決されるどころか
新たな問題を生み出してもいます
本当の意味での復興を目指すためにも
各地での数値検査と安全検査を広めていき
正しい数値認識が必要だと思います
北海道に移住された安斎さんたちは
今北海道であらたに野菜や果物を育てています
そして同時に故郷にのこってがんばっているお父さん達が作っている果物なども
検査結果をみながら取り扱ったりしています
毎月福島でおこなっている月命日ですが
こうして福島を離れながらもずっと故郷を想っているみなさんとの一日を持つ事で
これからどうして行くべきなのかを深く考えさせてもらう事ができました
長くなってしまいましたが
下記にスタッフレポートもあります
これからもラブフォーニッポンをどうぞ
よろしくおねがいします
ラブフォーニッポンFB
また月命日に福島のみなさんから想いを授かっています
ありがとうございました
CandleJUNE
 
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8月11日の月命日

スタッフレポートです

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ふるさとを想う。

8月11日の月命日は
北海道にて
震災・原災後に北海道に避難した人達や
北海道で活動している方などと過ごさせていただきました。

心穏やかな時間。

故郷の話をする皆さんは
とても優しい表情で
自分たちが生まれ育った大好きな町を語ってくれました。

きっと地震が起きて
東北に住む多くの方は
思い描いていた生活とは違った生活を送っていると思います

福島にいても
北海道や生まれ育った町ではない所に移住しても
故郷を思う気持ちは変わらない

みなさん
福島の素敵な所
良いところ
故郷の友の話など
たくさん語ってくれました

福島で居酒屋を営んでいた女性
なぜか納豆のお料理ばかり出していたと笑顔で話してくれました

北海道に移り住み
変わらず飲食店で働いていて
何かできないかと思い
そのお店で福島の郷土料理を作っていると話してくれました

福島を伝えたいという気持ち
離れてても福島を想う気持ち

痛いほど伝わりました

北海道に居ても
「福島が好きなんです」
と話してくれました

その時の表情は笑顔で溢れていました

そして
先の見えない現状から悲しさも伝わってきました

その想いを大切にしながら
故郷を見つめていました

故郷を想う気持ちは
どこにいても変わらない

そんなことを感じることができた8.11となりました

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