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4月15日開催 「SONG OF THE EARTH -KUMAMOTO-」

 

一年前の2016年4月16日、熊本県と大分県一帯を襲った大地震「平成28年 熊本地震」は、この2県に大きな損害をもたらしただけでなく、それまであまり地震に無縁であった九州全域の人々に未曾有の恐怖をもたらしました。

震源地近く、最も被害が甚大であった南阿蘇山間部では未だ復旧は進んでおらず、倒壊した家屋やそこに暮らす人々は、一年たってなお、復興の手を待ち望んでいます。

「東京からできる支援はなんだろう?」我々、ラブフォーニッポンは、新潟中越地震、東日本大地震での経験を存分に活かし、昨年一年間を通して幾度となく熊本を訪れ、熊本の人々と触れ合いながら地域に即した支援活動を続けて参りました。発災直後の緊急支援に始まり、全国のフェスやイベントでの広報活動、復旧活動に勤しむボランティアへの慰労、今も続く仮設住宅への訪問支援。

こうした活動の一連が熊本の地と結びつき、現地の方々からの呼びかけにより、4月14日〜16日の3日間、追悼と復興のためのイベントを熊本県内の各地で開催する運びとなりました。同じ震災経験を持つ”先輩”の新潟や福島、宮城などからも多くの仲間もイベントを盛り上げるために来熊します。自然災害は起こってほしくはないけれど、経験したからこそ分かり合える、繋がり合える絆をラブフォーニッポンは紡いでいきます。

「SONG OF THE EARTH -KUMAMOTO-」
どうぞ、この日は皆様も心をひとつに、熊本に思いを傾けてください。 

『SONG OF THE EARTH -KUMAMOTO-』

【開催概要】

日時:2017年4月15日(土)11:00~20:00 *雨天決行、荒天中止
会場:南阿蘇村立長陽西部小学校跡地 熊本県南阿蘇村長陽地区
料金:入場無料
内容:
・日蓮宗による被災者慰霊・復興祈願祭
・アーティストライブ
・キャンドルナイト
・ワークショップ
・東海大学生による語り部ツアー
・メッセージキャンドル の点灯(from 福島)
・メッセージフラッグ掲揚(from 新潟)
・フード販売、物販

■ライブ・パフォーマンス
若旦那/渡辺俊美/ホリエアツシ/小久保淳平/Candle JUNE
■ワークショップ
阿蘇復興への道(東海大学生による語り部ツアー)/宮城県山元町のお母さんたちによる手仕事コミュニティ、「山元TIME」によるミサンガワークショップ/新潟のNPO法人「にいがたからみんなえがおに」による、みんなで繋ぐイエローフラッグの制作ワークショップ
■フード出店
LFN CAFE

主催・企画・制作:一般社団法人 ラブフォーニッポン
後援:南阿蘇村
協力:のはら農研塾・アウトドアクラブ南阿蘇knot・阿蘇復興への道・阿蘇の灯


<< ARTIST >>

 
アーティストライブには、若旦那、渡辺俊美、小久保淳平、ホリエアツシのラインアップ。ラブフォーニッポンのスターターメンバーとして、Candle JUNEとともに様々な被災地でライブに協力をしてくれている若旦那と渡辺俊美は、既に幾度も熊本を訪れ、たくさんの地元の人々とも交流を続けています。そこにホリエアツシ、小久保淳平が加わり、実力派ミュージシャンのラインアップとなりました。彼らが歌い上げるソウルフルなステージにご期待下さい。

<< MEMORIAL EVENTS >>

震災を体験し、そこから生まれたアイディアを元に活動する各団体による本イベントのためのメモリアルコンテンツもイベントに華を添えます。

熊本地震で甚大な被害を受け、死傷者も出した東海大学の学生たちにより結成されたプロジェクト<阿蘇復興への道>による「語り部会」。彼らは震災以降、実体験や心情を語る”語り部ツアー”や意見交換会を各所で実施しています。話すことで心を解き、聞き手と語り合うことで復興の道を繋ぐ、という活動を積極的に展開しています。

そして、新潟からは、新潟中越地震を機に発足されたNPO法人<にいがたからみんなえがおに>による「イエローフラッグ」の掲揚。このプロジェクトは、新潟が復興するまでを支えてくれた全国の人々に感謝の気持ちを伝えよう、というアクションから始まったもので、空にはためく黄色い旗にはたくさんの”ありがとう”の言葉がしたためられています。このHAPPYなアクションを熊本へも繋いでいこうということから、このイベントでは、熊本の皆さんに書いていただいたメッセージが会場いっぱいにデコレーションされます。(イベント会場でも制作可能です)。

東日本大震災で被害を受けた宮城県山元町のお母さんたちによるものづくり支援プロジェクト<山元TIME>からは、ミサンガづくりのワークショップによる参加です。<山元TIME>では震災以降、地元のお母さんたちの社会活動サポートやメンタルケアのために、地元の名産”いちご”をモチーフにした「いちごたわし」やカンボジアの地雷撤去後の畑に美しく咲いたオーガニックコットンを使用したミサンガ作りを行い、社会貢献活動を行っている団体です。今回はこのミサンガを通して、希望の絆を紡ぎに来てくれます。

<< ART WORK DECORATION & CANDLES >>

今回のイベントの総合演出や場内とキャンドルデコレーションはCandle JUNEによるもの。日々、日本各地を飛び回り、被災地の方々のふれあいを大切にしながら、独自の厳しい目線を持って、復興への問題に取り組んでいます。今回は、彼の呼びかけにより、全国の賛同者が熊本に集結します。そして、3月11日に福島で行われた「SONG OF THE EARTH -FUKUSHIMA-」で福島の方々から預かってきた、熊本へエールを向けた”メッセージキャンドル”も当日は灯ります。

<< CAFE& SHOP >>

イベントを盛り上げるフードやショップは、ラブフォーニッポンクルーたちによる<LNF CAFE&SHOP>がやってきます。地元熊本の食材を使ったカレーやフォー、ケバブといったボリューム満点のメニューから、ビールやカクテルなどのバーメニュー、どのフェスでも大人気のオリジナルチャイなど、1日たっぷり楽しめるメニュー。ショップでは、<山元TIME>のいちごたわしをはじめ、キャンドルやTシャツなど、様々なアイテムが並びます。

  『SONG OF THE EARTH -KUMAMOTO』
関連イベント

『SONG OF THE EARTH -KUMAMOTO-』会期中、ラブフォーニッポンクルーは熊本の各所を回り、地域の方々との交流会を予定しています。一般参加可能なものもございますので、お近くの方は是非お越しください。

【訪問イベント

2017年4月14日(金)
会場:南阿蘇の保育園3箇所
10:00~@久木野保育園:キャンドル作りと谷本賢一郎ライブ
12:30~@長陽保育園:紙飛行機づくりのワークショップと谷本賢一郎ライブ
15:00~@白水保育園:紙飛行機づくりのワークショップと谷本賢一郎ライブ
*雨天決行、荒天中止
(関係者以外の参加は不可とさせていただきます)

ラブフォーニッポンのメンバーと子供に大人気のミュージシャン谷本賢一郎が熊本の保育園を訪問します。みんなで一緒に歌って踊って遊んで、楽しい一日を過ごしましょう。他にも、キャンドルや紙飛行機のワークショップなども実施します。

2017年4月16日(日)
会場:木山仮設団地 みんなの家集会所G / 熊本県益城町
時間:11:00〜
料金:入場無料(オープンイベント、一般の方もご参加いただけます)
内容:福島のお母さんたちと木山住宅の方々との交流会
<山元TIME>によるワークショップ(ミサンガ・アクリル毛糸たわし)
福島県で今もなお避難生活を続けるお母さんたちが熊本にやってきます。避難時であっても明るく元気に今を暮らす福島のお母さんたちと木山仮設団地の皆さんとで一緒に食事を作り、同じテーブルを囲んで震災から一年の命日を過ごします。”被災者”や”支援者”という垣根を取り払い、この日はみんなでひとつになって新しい絆をつないでいきます。木山仮設団地の皆さんだけでなく、見なし仮設の方々もご招待しており、きっと賑やかな交流会になるでしょう。

この2つのイベントは、関係者のみの参加となっております。

【キャンドルナイト】

日時: 2017年4月14日(金)&16日(日)
いずれも、17:00〜20:00
会場:加藤神社 熊本県熊本市本丸二番一号 *雨天決行、荒天中止
料金:入場無料(会場内有料イベントや商品があります) 一般参加可能
主催・企画・制作:一般社団法人 ラブフォーニッポン・加藤神社
協力:のはら農研塾熊本地震の第一波が起こった4月14日と本震の起こった4月16日には、熊本城内に社を構え、城主、加藤清正を氏神とする「加藤神社」のご協力をいただき、今も復旧作業が続く熊本城を見守りながらキャンドルナイトを行います。復興の渦中にある人、そこに寄り添い共に支える人、みんなの想いをひとつにし、一緒にあかりを灯しましょう。どなたでもご参加いただけるイベントです。この<祈りのあかり>のために制作したCandle JUNEのキャンドルも販売いたします。