ABOUT

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ラブフォーニッポンは2011年3月11日東日本大震災を受けて立ち上がりました。災害地域を訪問してニーズを確認。「できることは全部やる」を掲げ、様々な支援者を募り、現地と繋ぐ作業を主としておこない、おたがいが笑顔になってもらうための活動をおこなっています。

毎月11日は福島で活動を続け、福島の皆さんとともに各地の災害に対してもアクションをスタート。被災者・支援者の垣根をこえて「おたがいさま」と言いあえる関係を築き、「悲しみから喜びへ」と活動進化することが私たちのテーマです。

 

MESSAGE

2011年3月11日「東日本大震災」

ラブフォーニッポンは、多くの支援賛同者=「スターター」と共に物資の提供・炊き出しをおこなうために

すぐ福島の沿岸部に入りました。

 

「出来ることは全てやる」

 

震災直後から、そう心に決めて、オークションやフリーマーケットなどで寄付を募り、

より多くの避難所や仮設住宅を訪問し、今ここに何が必要か?長くかかるであろう避難生活を

少しでも共に歩いて行けるように交流を続けてきました。

 

2011年3月11日 「あの日」から10年が経ち、仮設住宅はもうないのでは?と思われる方もいます。

また、自立させるためには支援はしないほうが?

しかし3月11日に起きたことはこれまでの「震災」とはちがいます。

数多くの地域で「津波被害」があり、そして「原発事故」です。

「震災」「津波被害」「原発災害」の三重苦の災害です。

 

これまでの震災では丸3年でだいたい仮設住宅はなくなっていきました。

しかし、10年経った今でも東北には未だに先が見えない、故郷にも帰れない人々がいます。

かつてこれだけの地震、津波被害と原発事故が同時に起きたことがあったでしょうか?

日本人が、 いや世界が初めて体験している災害が現在進行形で起きているのです。

 

復興住宅に暮らす住民の多くは高齢者です。 発災当時80歳だった方は今はもう90歳です。

その方達に向かって「自立」という言葉はあまりにも切なく、突き放されたものではないでしょうか。

ラブフォーニッポンの炊き出しは形を変えて、住民の皆さんと一緒に作るご飯としました。

 

関心も薄れてしまった今、 本当に「人の手のぬくもり」が、「声や耳」が、「想い」が現地に必要です。

目に見える大きな問題がなくなったときこそ、 一人一人の中に抱えきれない問題が発生します。

特に福島では、補償のあるなし、金額格差や復興への考え方の違いなどから、

原発事故のことに関して話し合えることができなくなっています。

 

ずっと通い続けている私たちは、みなさんの話を聞いてあげることができます。

そして 一緒に楽しい一日を作り出す事ができます。

仮設住宅に暮す皆さんと広島の土砂災害への支援をおこなったり、 

幼稚園の子供たちへの支援などもおこないます。

 

「おたがいさまだからね」

 

悲しみの中で生きる人々の強さとやさしさを、私たちは教えてもらえます。

東日本大震災以降も地震、台風被害、水害などと災害が続いています。

 

これまでの経験を生かし、そしてかつての被災者の皆さんとともに新たな被災地への支援を始めています。

 

「災害から復興」

 

この道のりを歩んだ人、寄り添った人たちにしかわからないことを学んでいます。

改めてもっと多くの方々へ伝えるために、私たちは紡いでいきたいと考えています。

 

「 かなしみから喜びへ」

 

元に戻ることが「復興」ではありません

「311のおかげで世界が変わったね!」

「福島のみんなのおかげで世界が学んだ!ありがとう!!」

と世界中から言われるときが本当の復興の時であると思いたいです。

 

長い道のりかもしれませんが、 日本人の大切な暮らし方「おたがいさま!!」

気持ちよくお互いを思いやり行動に移すことを取り戻すことが

「震災」「津波」そして「原発事故」からのメッセージなのかもしれません。

 

みなさんとともにこの道のりを歩ませてもらえたら幸いです。

応援、参加、ご支援をこれからもなにとぞよろしくお願い致します。

 

 

一般社団法人  LOVE FOR NIPPON  代表理事 CANDLE JUNE


 

「全ては被災者の為に」

「山に戻る」 「頑張っぺし」

「あの日を忘れず ともに未来へ」

どのフレーズも大きな天災の際に一度は目に(または耳に)した事があると思います。

ただ未だにこのフレーズを覚えているのは被災地の人々だけなのではないでしょうか。
家や職場が元通りになった事で「復興完了!」という事になってはいないでしょうか。

外から見たその’元通り’の状況は、被災地にとって本当の意味での’元通り’なのか。

きっとそうではないから、現地ではこれらの言葉が今なお心に響くのだと思っています。

そしてきっとこれからも、天災が起こる度に復興を願う想いのフレーズは集まる事でしょう。

こういった想いを大切に、起きてしまった過去から目を背けずに後世へ伝えていく為に活動を続けていく事が必要だと思っています。

私はどんな天災や災害、悲しみがあっても
「一過性の事にしない。」「風化させない。」「忘れない。」ことを大事にしていきたい。
そこで得られた経験や教訓、繋がりはもちろん、きっと悲みの中で得られた喜びもあるのではないかと考えます。

ご立派な事を語っていても全てを救う事など出来ない事は承知です
ただ自分の目に映った、そして感じた事に関しては目を背けずに愚直にぶつかり続けたいと思っています。

                                     事務局長 太田佑生

 


 
 
代表理事
廣末順
 
《理事》                                              《支部長》
新羅 慎二                                            樋口 佳子 (福島支部長)                                                                                            
岡部 純也                                               舞木 勝 (双葉支部長)
佐藤 義明 (北海道)                                 番場 孝文 (南相馬支部長)
石崎 進 (福島)                                        白井 学 (会津支部長)
斎藤 巧 (新潟)           松本昌弘(楢葉支部長)
荒木 信也 (熊本)             七宮智美(郡山支部長)
田近義博 (静岡)              大槻由香利(二本松支部長) 
石黒佳名子 (愛知) 
     
 
 
 
 
 
 

 

ORGANIZATION

代表

CANDLE JUNE

事務局長

太田佑生

一般社団法人 ラブフォーニッポン

代表 CandleJUNE