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2021年度 会計報告

2021年度会計報告

東日本大震災から10年を迎えた2021年。
3月11日に行うSong of the Earth 311に向けて、クラウドファンディングを行い、482名の皆様が「自分ごとではないのに自分ごとに」してくださったおかげで無事目標を達成致しました。(9,065,000円)

私たちがずっと活動を続けている理由は
いつの日か、どんな時でも、どんな人でも、何かの問題にぶつかったときに
その問題や誰かのせいにして諦めたり、愚痴をいったり、争ったりとするのではなく
「じゃあどうしようか!」と考え、問題を解決する道を諦めずに見出せるようになる。
でもそれはきっと一人では難しいことだから隣にいる人が
「自分ごとではないのに自分ごとにして」一緒に考え、行動する。
まわりに誰もいないで孤独な人がいたら、その人の隣人になること。
そんなことが当たり前になる世界が、日本がなれるようにしたいから続けています。

そして3月11日のSong of the Earth 311は
新型コロナウイルス感染症拡大防止にともなう緊急事態宣言下での開催ということもあり、
会場では三密を防ぎ、来場者及びスタッフの検温と消毒の対策を徹底しながら無事終えることができました。

・月命日はコロナ対策で最小人数で「祈る」ことを中心に開催し続けました。

・渋谷区来街者向け防災リーフレット「SHIBUYA OK!? MAP」を作成。これまでの経験を活かした新たな防災アクションをスタートです。

・熊本地震から5年。熊本城内にある加藤神社さんでキャンドルナイト。益城町の仮設住宅で交流会など。

・5月、SOTEシンポジウムを福島県会津にて開催する予定でしたが、コロナウイルスの影響からリモート開催。

・7月3日、熱海市伊豆山土石流災害が発生。熱海被災地域に物資を届けました。

・8月、熊本でシンポジウム開催。福島をはじめ各地から集まり、球磨川でラフティング体験しながら災害ゴミ拾いをしたり、熊本大学生語り部ツアーを行いました。

・9月、宮城県山元町のお母さん達の物作り「山元タイム」オレンジハウスのエントランス部分の改装作業。継続して活動連携を。

・新潟中越地震支援からスタートしたSONG OF THE EARTH。
そのシンボルだったツリーハウスを10年の節目を迎えた今年、福島川内村に移築。

・10月、台風被害から2年。長野ぽんど童にてりんごの収穫。

・10/23新潟中越地震から16年。

・11月、代表CANDLE JUNEが福島県楢葉町のNARAHAアンバサダーに就任。

・福島県双葉町にある原子力災害伝承館にてSOTEシンポジウム開催。

・ダイワハウスさんで被災地支援からみる社会貢献をテーマに講演会をワークショップ形式で行ないました。

コロナ禍のなかでも、できることを見出し、集まることができなくてもリモートで繋がる
あらたなコミニケーションツールができたことで、可能性も増えることがわかった一年でした。

【収入の部】

寄付金・募金

 a 合計:10,952,913円

企業協賛金

 b 合計:9,380,000円

還付金等

 c 合計:125円

 イベント収益
 d 合計:13,584,284円

abcd合計 ① :33,917,322円 

【支出の部】

《運営費》

移動交通費:4,510,681円

物資購入、材料費、グッズ製作費、炊き出し、飲食仕入れ、その他:3,746,058円 

イベント設営費:21,890,733円

地代家賃:698,400円

広告宣伝費:431,974円

保険料、支払い手数料、支払い報酬料、租税公課、法人税、その他運営費: 3,893,976円

支出合計 ② :35,171,822円 

①  - ② :-1,254,500円