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2021年12月11日の月命日 CANDLE11th


2021年12月11日の月命日は
福島県郡山市ビックパレットふくしまの横にある
仮設住宅跡地にて開催いたしました。

こちらはLOVE FOR NIPPON 福島メンバーの
富子さんとご子息の進一郎さんが住んでいた
仮設住宅があった場所です。
現在は更地になり
広い土地に草が生えていました。

写真家の石井麻木さんが
お二人が住んでいた場所をすぐに指し示してくださり
そこでキャンドルを灯しました。

現在はいわき市の復興住宅に住んでいる富子さんと進一郎さん。
当日は、足を運ぶ代わりに
お手製の牛すじの煮込みを
たくさん用意してくださいました。

LOVE FOR NIPPONの活動に関わらせていただき
度々耳にするのが
「あの時助けられたお礼なんです」
という言葉です。

ずっとLOVE FOR NIPPONの
ボランティア活動を支えてくださるのは
そうした方々の想いです。

東日本大震災が発災した頃に
お二人と出会ったことから
LOVE FOR NIPPONの活動が始まっており
原点というべき場所だと
JUNEさんからお話しがありました。

発災から10年が経ち、
ご高齢になっている方も多い中、
新しくメンバーに加わってくださる方も増えました。

これから、どうしていくのか
どのように地域をよくしていこうか
各地のLOVE FOR NIPPONメンバーが集って
知恵を出しあって活動していく

原点の場所での月命日で
富子さんと進一郎さんのお話や
いままでのLOVE FOR NIPPONの活動のお話しをしながら
みんなで牛すじの煮込みをいただくことができました。
これから先に向けての
良い時間を持つことができたと思います。

この日は13時から17時まで
隣のビックパレットふくしまで
SOTEシンポジウムも開催されました。

コロナ禍も落ち着いてきたこともあり
テーブルトーク参加者のほとんどが
ご来場くださいました。

高校生や教授の方、企業の社長の方まで
普段顔を合わせる機会があまりない集いが実現しました。

今年行われた各地のシンポジウムの
グラフィックレコーディングが
バナーとして掲げられ、
311に空を舞った凧が飾られました。
そんな中
基調講演やテーブルトークなど
みんなで
インプットとアウトプットを重ねていきます。

最後に行った
テーブルトークからの発表では
直接その場でみんなで円になって座ることで
リモートとは違う行動があったり
隣の人と会話するくらいの感覚で
発言ができていました。

高校生でも楽しいと言って参加してくださり
物怖じせず
実際に企業が動いているような
アイデアを発言してくれたりと
このような場所で経験を積んで
これから先に活躍していただけることへ
希望が湧きました。

1211は
今年のLOVE FOR NIPPONの活動として集大成の1日でした。
Candle11th、SOTEシンポジウム共に
レポートのアップも行なっていきますので
引き続き活動に
寄り添っていただけますと幸いです。