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「SOTE SYMPOSIUM 東京会場」の様子がYouTubeにアップされました!

「SOTE SYMPOSIUM (ソテ シンポジウム) 東京会場」を「311の学びをこれからの防災へ」をテーマとして、2023年11月25日(土)に実施しました。
この様子を、以下公式YouTubeチャンネルにアップしましたので是非ご覧ください。

 

<概要>
■日程 :2023年11月25日 (土) 14:00-19:00 (交流会16:30-19:00)
■会場 :L stay& grow 南砂町
■住所 :〒136-0076 東京都江東区南砂7-10-14
■テーマ:311の学びをこれからの防災へ
■内容/タイムテーブル
13:45 受付開始
13:55 会場オープン
14:00 スタート/CANDLE JUNE 挨拶
14:20 基調講演 LINEヤフー株式会社 米倉隆介様
14:40 トークディスカッション
15:30 休憩
15:40 トータルセッション
16:20 フォトセッション
16:30 終了

東京開催は今年は2回目の開催となります。SDGsのメインテーマは「誰一人取り残されない世界を」ですが、様々な企業がこのテーマを日本で掲げるときに福島で発生した「地震 津波 原発事故 風評被害」という四重苦を無視することは難しいと感じています。
今それらを経験した学生たちが社会に出ていくタイミングだと考えると、この貴重な体験を社会活動にどうやって活かしていけるのかと考えます。さらに、現在福島で暮らしている学生たちの多くは311を体験していない世代となってきています。
改めて若い世代を含めた今の日本を形成している大人たちが福島の四重苦と向き合い、「防災」をテーマにDX事業を展開しているLINEヤフーさんを中心に、これからの世代に何をどうやって繋いでいくのかを参加者の皆さんと語りました。

今回の東京開催の基調講演は、防災DX事業に携わっておられるLINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)の米倉さんです。
今防災もDX化も進みつつありますが、行政、民間、市民(住民)とそれぞれのセクターにおいて、大きく以下のような課題があると話します。

・自治体の防災DX課題
国や県が大きなシステムを作ってはいるが、都道府県ごとで独立したシステムなので連携が取りづらく、ベンダーロックインと言われている。
・民間の課題
現在の国内のシステムでは、防災のソリューションを作る企業が成功するハードルが高い。
・住民の課題
自分のパーソナライズされた情報は災害時必要になってくるが、個人情報の取り扱いが怖いと感じる方も多い状況。

どれもハードルが高い課題ですが、これらを克服、改善するサポートを、LINEヤフーなどのデジタル先進企業も参画する議会で、防災DXを極めた「救助の不要な世界」を目指そうとしています。課題解決のためには、AI・SNSをはじめとする技術・ITインフラを活用し市民の災害に対する意識を向上させたり、防災・減災にかかる課題解決を目指したり、また防災のデータを効果的に連携し、課題特定や、基盤形成、市場形成の活動を統合的に企画、実行するなど、産官学が一丸となって、これらの課題解決に向けて足並みを揃えることが重要であるとお話いただきました。

基調講演後は、参加者メンバーと基調講演を聞いて感じたことや支援活動と復興に対する想いについて意見交換がありました。
実はLINEは2011年の6月にローンチしたサービスで、タイムリーに東日本大震災を経験したことで、防災DXに対してかなり力を伸ばしてきたと米倉さんは話します。
多くの方と議論を進める中で、このような独自の技術革新をこれからもっと伸ばすためには、西洋、欧米のデジタル技術や革新だけに一喜一憂せず、日本であの震災を経験したからこそ創れるオンリーワンの技術の開発に力を入れることも重要であると感じました。
これからもSOTEシンポジウムを各地で開催し、防災DXの可能性も民間の協力企業と一緒に模索しながら、あらゆる人たちを「おたがいさま」ネットワークでつなげていければと思います。
能登支援活動おこなっていますが
継続してシンポジウム開催も続けて参ります。
活動へご支援いただける方はこちらから是非よろしくお願いいたします。

▼Yahooネット募金
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