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SOTE SYMPOSIUM 東京会場【2024年11月23日】

東京でシンポジウムを開催時に何度も会場をご提供してくださっている
大和ライフネクスト株式会社様のL stay&grow 南砂町にて
2024年11月23日(土)に「SOTE SYMPOSIUM (ソテ シンポジウム)東京会場」を開催しました。

「災害大国日本を生きる」がテーマの今回は、
基調講演をLINE ヤフー株式会社 公共戦略室 副室長の米倉 隆介様に務めていただきました。

「災害支援を通じてあらゆる業界が関わりを持ち、あらたなコミニティネットワークを形成し、
これからの日本の在り方を示していく」を趣旨として、
避難所情報統合システムの構築、Suicaを活用した避難者情報の把握、
被災者訪問アセスメントのオンライン化、被災者データベースの構築や情報提供の支援など、
様々なネットワークが強みの大手企業だからこそできる災害時の動き方などをお話いただきました。

そして、こういった取り組みがデジタル庁に評価され、デジタル庁として被災者マスターデータベース構築、マイナンバーカードを用いた被災者支援、防災システムや防災アプリの連携基盤整備、
災害派遣デジタル支援チーム制度創設などの取り組みを進めて行くことになったということで、
国をも動かす組織力をもつ企業における災害時の頼もしさを改めて感じました。

基調講演後のトークセッションは、参加の各企業それぞれの強みや経験をお話しいただき、
異なる職種同士が共にできることを創造することで
被災地で新たな事業が生まれる可能性を引き出す話し合いができ、とても有意義な時間となりました。

また今回は、環境省の環境再生・資源循環局 企画官 戸ヶ崎 康様による
「「福島、その先の環境へ」~福島の今、今後の課題~」と題したプレゼンテーションも行われました。

除去土壌に対する環境省の取り組みが一般には伝わっていない懸念を
どのように払拭していけばよいのかを参加者に問う機会となり、
それぞれの立場での忌憚ない意見があがりました。

だれひとり、無関係ではいられないこの問題。
環境省としても今までは学生向けのプレゼンテーションは行っていたが
社会人に向けての機会がなかったとのことで、
今後より多くの意見を取り入れていくためにも我々LOVE FOR NIPPONとしても協力していきたいと考えています。

その後、今年継続して行っている能登支援LOVE FOR NOTOの講演として、
この日能登から来ていただいた能登町定住促進協議会移住コーディネーター事務局次長の森 進之介様に、
震災当時の様子や能登という土地柄や地域性からみるこれからの復興のあり方などをお話いただきました。

ご家族を亡くされるという辛い経験をされながらも、残されたご家族のため、
地域の復興のために前を向き続けご尽力される姿は、我々にも勇気を与えてくれる大切な存在であり、
また森さんの被災体験を通して被災していない人たちも学ぶべき大切なことがあると感じました。

シンポジウム終了後の参加者同士の交流会では、
初対面の方たちも自然と話題のテーマを見つけ合い、今後につながるような交流を深めていました。

SOTE SYMPOSIUM 東京会場の様子を是非ご覧ください。

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引き続き能登での活動もおこなっています。
ぜひ多くの皆さまのご支援をよろしくおねがいいたします。

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