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日光山久保お米作りツアー”稲刈り”
福島の原発地域から避難生活を続けているみなさんと日光山久保地区でのお米作り
そのお米がいよいよ稲刈りをする時を迎えました
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この日は東京からもたくさんの家族の参加者が集まり
山久保地域のみなさんもたくさんのごはんを用意してくれました
現地の人は
こんなにも多くの人が集まったのは本当に久しぶりだ!
かつてないくらいにぎやかな稲刈りとなりました
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台風の到来などで心配された天気ですが
かろうじてこの日の日光は好天に恵まれました
完璧な田んぼファッションで現れた福島のみなさんは
みんな笑顔でそこにいるメンバーも笑顔にしてくれました
着いて早速みんなで稲刈りが始まりました
そして見る見るうちに分担作業が起こり
稲を刈る人、束ねる人、はぜを立てる人とたくさんの人が見事に担当に分かれていました
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川で冷やした飲み物でお茶しませんか?という声がかかっても
なかなかみんなの手は止まらず
あっという間に作業は終わっていきました
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山久保地域のみなさん
その子供達とそして孫達
とってもにぎやかなお昼ご飯ですが
地域の人達みんながつくりあげてくれました
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またこの地域でのお米作りを繋げてくれた前さん
そしてご友人のみなさん
東京からの自分たちスタッフや家族、友人たち
たくさんの家族が
福島のみなさんと一緒に
一つの田んぼで稲刈りをして
そこでごはんを一緒に食べて
餅つきをしたり歌を歌ったり
踊りを踊ったりしました
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この山久保は過疎化が進み農業放棄地が増えている地域です
その山久保に原発事故がなければ今でも田んぼや畑を作っていたであろう
福島の仮設暮らしをしているみなさんが通い続けました
そして
そこにこれまで農業体験をしたことがない東京の家族達が参加し
交流が生まれました
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このつながりが
震災から毎日のように福島に通い
この先をどうしたらいいのかを考えていたときに夢見た復興へのステップのひとつでした
二年以上が経ち
人々の関心が薄れ始めたとき
それでも何かしたい!と思った人が
募金をしたりボランティア以外の参加の仕方はないだろうか?
その答えの一つにもなったと感じています
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現在
福島の子供達の一部には
放射能の影響が出始めています
またそれ以上に大人達の不安が子供達に様々な影響を及ぼしています
今の
子供達に教えなければいけない事
これからの子供達に残すべきもの
そして残すべきではないもの
東京の子供達に福島の大変な事を教えるより
こうして
福島のおじいちゃんおばあちゃんたちと山菜採りをしたり
稲刈りをしたり、餅つきをしたり
食べるものを収穫するよろこび
それをわかちあう大切さを教える事ができたらと
それを今は大切にしたいと思います
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たくさんの反対運動などの戦いよりも
こうした時間をもっと作り出したい
より多くの自然の中で
より多くの日本の家族達を
食べ物を育て
一緒に食べるという事でつながる
その中のすべてにきっとこの震災の復興の答えがあり
そしてまたこれからの日本の道があるのではないかと思います
来年はもっと多くの仮設のみなさんにも参加してもらいたいと思っています
これらの活動を続けていくためにも
みなさまどうかこれからも
ラブフォーニッポンをよろしくおねがいします
CandleJUNE
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