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9月の月命日を福島県郡山の仮設住宅で

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9月11日

月命日のこの日は福島県郡山にある南一丁目仮設住宅を訪問しました

 

 

こちらにはいつもお世話になっているお父さんお母さんたちが沢山暮しています

 

各地からのスタッフ集合もまずは「富子さん宅に!」となり

そちらでご飯やお茶をいただいてから集会所の準備をはじめました

 

富子さんのお宅にはこれまでのラブフォーニッポンの活動の写真等が所狭しと貼られており

みんなの家のように

「ただいまー」「おかえりー」という感じになります

 

集会所は今年の311もおこなわせてもらっている川内村の集会所をお借りしました

 

この日は

「みんなでご飯を作ろうの会!」

ということになったので

福島の餃子を作ってみたり塩竈からもってきてもらったさんまを焼いたりと

ご飯を一緒に作ることに時間をかけ

お母さんたちに教えてもらったり、補助しあったりでみんなで楽しく作りみんなで頂きました

 

 

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ビンゴ大会は仮設に暮すみなさんもスタッフも一緒になって楽しみました

 

集会所にある卓球台を使ってラブフォーチーム隊仮設チームでのゲームをおこなったりもしました

結果は仮設の皆さん達のほうが強いという結果にみんなまた盛り上がりました

 

ワークショップでは

折り紙オーナメント作りやステンシルプリントでトートバッグを制作したりと

いつもの仲間たちがこたつのある小上がりのところで

食べながら飲みながら和気あいあいと楽しくおこなってくれていました

 

 

キャンドルナイトライブは

谷本賢一郎さんがみんなと一緒に踊ったり

高齢者のみなさんのためにリクエストを受けて歌ってくださいました

 

また今年の311から参加してくれている高橋てつやさんも

仮設のみなさんがとても仲良くなってくれ

盛り上がりました

 

一日の終わり頃にはみんながひとつの家族のような錯覚をもつほどでした

 

初めて訪問する場所ではなかなか得られないリラックスした一日をつくることができました

 

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この仮設住宅には富岡町と川内村のみなさんが暮しています

 

川内村のみなさんは帰村が始まっていますが

富岡町のみなさんは、来年に町の一部が帰町できるかどうかというところのようです

 

毎年良く聞いて来た台詞ですが

「仮設もまた一年延長になるみたいよ」

そんな言葉もいよいよなくなってくるようです

 

 

 

ビックパレットというとなりにある施設が震災当時、避難所となっていました

この

避難所時代に出逢ったのがこちらの仮設のみなさんですが

それぞれの家のまわりで育てている植物たちや

富子さん宅の貼られているこれまでの活動をみると

とても長い月日を感じることができます

 

 

徐々に町に帰ることができたり

集合住宅へ引っ越されたり

避難先に本格的に引っ越しをされる方など

6年目となると避難生活にも変化があらわれています

 

そしてまたこの年月によって亡くなられてしまう方もいます

 

 

来年の3月11日で7年目を迎えます

 

東北全体で見たら震災復興が進む部分も数多くあり

喜ばしいことも沢山ありますが

原災からの復興がはたして本当にこのままでいいのか疑問に思う点が多くあります

 

そしてそれらの問題点を福島県民のみなさんが声に出すことの難しさも感じます

 

避難して補助金をもらえる人

避難も出来ず補助金ももらえない人

未だに町に帰れない人

一度福島県から避難してまた戻った人‥‥

 

さまざまな状況の方々がいます

 

問題点をあげるより

復興していることをあげてほしい

 

そうった想いの強さも感じます

 

大きな流れのなかでどうする事もできないこともたしかにありますが

 

自分たちが関わって来たみなさんのこれからにも

少しでも関わり続け

小さな声や想いをしっかりと受け止めて

発信していきたいと思います

 

 

どうぞみなさん

 

これからもラブフォーニッポンをどうぞよろしくおねがいします

 

ありがとうございました

 

 

CandleJUNE

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