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六月の月命日を福島で
6月の11日
月命日に福島に行ってきました
この日はスタッフが女性ばかりだったのですが
福島久ノ浜の商店街を訪れたり
三春の仮設をおとずれたりし
”父の日”に近いこの日は女性スタッフたちが用意したお父さん達へのプレゼントを各地で手渡してきました
最終的には郡山の南一丁目仮設に到着して
お母さん達が作ってくれていたごはんをたくさんいただいて
夕方から集会場で
そんなお母さんたちと一緒にお茶会の準備をしました
ご飯やお菓子、飲み物もたくさんならび
普段の現地の方がおこなっているお茶会では出てこない人たちもたくさん集まってくれ
にぎやかな時間となりました
マッサージができるスタッフがマッサージコーナーを設け
またCHUMSさんからのご提供品を賞品としたビンゴゲームなどをおこない
仮設で暮らすみなさんとの時間を過ごしました
そして日が暮れ始めてからは皆さんと一緒にキャンドルをならべ
火を灯しました
震災の時に生まれた子供も少しずつ言葉を話すようになり
そして
その子には妹も生まれていました
彼女達がおかれている環境に良き進展はみえないのですが
今日という一日を笑顔で過ごしてもらえる事ができればと
お母さん達も
「なんとかみんなで助け合い励まし合ってがんばろう!!」と
「JUNEさんたちと一緒にみんなを励ましてさ!」
とみんな本当にひとりひとりと話をすると
悲しい事ばかりを聞くのですが
それでも
必死になってなんとかこの一日をにぎやかにすごそうとする
そんな気持ちが強く伝わってきました
毎月当たり前のように11日はやってきます
でも被災地のみなさんは感じています
”あの大変な一日
あれからいろいろあって、毎日が本当ににぎやかだったけど
今じゃもうだれも来なくなったね
思い出したくもないけど
この日を一人で過ごしたくはないね
また一人で過ごさせちゃいけないね”
あの日を思い出すような事にはしたくはありません
すこしでもにぎやかに楽しい時間を
そんな一日をみんなで作りました
この仮設住宅は被災者の中でも人気で未だに入居者希望者がいるそうです
自主避難した人が帰ってきたり
アパート暮らしがつらくなった人
他の仮設で人間関係がおかしくなった人
村に帰れるようになったものの
病院がなく
都市部にあるこの仮設をキープしている人
帰りたくてもかえれない
帰れと言われても帰りたくない
帰りたいけどそこでは生活はできない
そんな人たちが住まう仮設住宅
これまでの震災でこんなことがあったのだろうか?
すべてが終わり片付けをともにしてくれたお母さん達は
夜の静まり返った仮設住宅から自分たちが見えなくなるまで
元気に手を降り続けてくれていました
なんとかしたいです
今出来る事はすこしでも多くの仮設住宅に暮らす人
仮設住宅が建っている地区の皆さんと交流を持つ事
一日でもいいから楽しい嬉しいを作り出す事
そのくらいしかありませんがやり続けます
そして
そのひとつひとつを伝えていきます
また
来月の11日もそんな場所に行き
楽しい時間をつくることができたらと思っています
どうぞ
みなさんこれからもラブフォーニッポンをよろしくおねがいします
CandleJUNE