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東京の高校生達と仮設住宅訪問へ
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今年も東京から中央高等学院の高校生たちの福島ツアーをおこないました
毎年熊耳仮設住宅でおこなわれる盆踊りの準備のお手伝いをしつつ
仮設住宅のみなさんとの交流
また今年は中央高等学院の〝biomサッカーコース supported by 東京ヴェルディ〟の
子供たちも参加していたことから
後半は地域の子供サッカーチームとの交流も持つことができました
熊耳仮設のみなさんは毎年東京からの高校生たちをとても楽しみにしてくれています
これといって作業を手伝ってくれて助かる
ということではないのですが
なにより孫たちの世代が沢山来てくれてにぎやかでいろいろと話をきいてくれたりすることなど
日常ではあまりないことなので喜んでくれています
またこの仮設に暮すみなさんは富岡町の方々なのですが
町では震災の被害をつたえる語り部の会があり
この日はそこの先生と
震災当時高校生だったという若い語り部の方にも来てもらいました
高校生のみんなも震災当時じぶんたちと同じ年代だった人からの話は身近に感じることができたのではないかと思います
ラブフォーニッポンメンバーはキッチンチームが参加して高校生たちみんなのお昼ご飯を用意しました
午後は仮設のある三春という地域から
沿岸部の広野町にあるサッカー場で地域の子供たちと高校生たちとのサッカー教室がおこなわれました
〝biomサッカーコース supported by 東京ヴェルディ〟のディレクター安彦さんの指導のもとはじまったのですが
有名な選手達が被災地訪問という形とは違い
高校生達も先生も小さな子供たちと一緒になって楽しむスタイルで
とても良い時間となっていました
仮設住宅でお互いに遠慮しあって交流するよりも
こうして一緒にカラダを動かし競い合うなどすることで一気に距離も縮まり
親しくなれていました
この日の最後は四倉にあるチャイルドハウスふくまるにお邪魔して副館長さんのお話を聞きました
ここでは震災遺児孤児のためそして地域の子供たちが安心して遊べる室内遊び場としてできました
また子育てや放射能などについて悩まれるお父さんお母さんの相談所も併設されています
お話のなかでは震災、津波、原発事故の大変さ以上に
「ぜひみなさんがおうちにかえったら福島はこんなにも元気になっているよ。と伝えてほしいんです。」
ということが話の多くをしめていました
今回も東京からの日帰りツアーということで
あれもこれもということにはできませんでしたが
何よりもこうしたツアーを続けてくれているということが素晴らしいと思いました
最近ではニュースも
なかなか福島の仮設や今の子供たちのことなどを知れなくなって来ています
こうして実際に触れ合える事でそれぞれに感じてもらう事が一番確かなことなんじゃないかと思いました
来年もまだ仮設が在るということは悲しいことかもしれませんが
ぜひこの活動を続けていってもらいたいと思いました
ラブフォーニッポンはこれからも
福島県各地でみなさんとアクションを続け
そしてまた県外のみなさんとの橋渡し役を続けていきたいと思っています
どうぞこれからもラブフォーニッポンをよろしくおねがいします
ラブフォーニッポンFB
月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています
ありがとうございました
CandleJUNE