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福島のみなさんと日光でお米作り—稲刈り—
福島のみなさんと日光でお米作りをおこなっています
秋晴れのこの日は
待ちに待った稲刈りでした
東京や新潟からも集り
福島からは仮設に暮す皆さんや幼稚園で出逢った若い親子たちが大型バスでやってきました
さっそくみんな鎌をもち
稲刈りスタートです
最初に
仮設に暮すおじいちゃんおばあちゃん達にみんなで稲刈りの仕方を教わります
稲を束ねる方法も、干し方もすべてを教わり、小さな子供から大人まで
みんなで田んぼに入っておこないました
自分たちで手植えした稲が見事に大きく育ち
この晴れた空のもとで収穫できることがみんな本当に嬉しくて
楽しく作業をしていました
さすがに子供たちは途中で疲れたのか
虫を捕まえたり、かえるを捕まえたりと、あそぶことに夢中になっていました
福島からも東京からも稲刈りははじめて!という大人も沢山いましたが
不慣れでも楽しく汗かきながらがんばっていました
お昼はそのまま田んぼでそれぞれが作ってきたご飯を一緒にいただきました
ご飯のあとに丸太ストーブをつかってポップコーンを作ってみたりと
田んぼで一日をすごしました
すべての作業を終えてからはサプライズがありました
ラブフォーニッポン福島支部として
毎月の月命日をまとめてくれたり、福島市の若い親子に声がけしてくれている
けいこ先生のバースデーケーキが登場してみんなでお祝いしました
まったく気づいていなかったけいこ先生は本当に喜んで下さっていました
このサプライズは福島市のお母さん達が用意してくれていました
手作りポップコーンも新潟の馬場さんが用意してくれたりと
みんなそれぞれにこの集まりを楽しみにしてくれていています
田んぼを貸して下さっている弧塚さんともみなさんそれぞれに連絡をとりあい
準備をしてくれていました
このお米作りは今年で5回目をむかえました
スタートは新潟中越地震の震央地の棚田でした
福島の仮設に暮すみなさんの多くは高齢者が多く
避難所時代からずっと支援者や避難先のみなさんにいつも感謝をのべていました
高齢者のみなさんたちは
自分たちの家に帰る事が許されず
日々おこなっていた田畑を耕すこともできず
大きな町の仮設で暮しています
どうしたらいいのだろうか?
いろいろと考えた結果
新潟中越地震が起きた場所でおこなっているお米作りに参加してもらおうとなりました
そこで普段は支援者たちに頭を下げ続けている仮設のみなさんがお米作りの先生となり
自分たちが生徒となり、教わる側となります
それはお米作りのことだけではなく
山菜やきのこ
料理のことなど様々なことまでに広がりをみせました
仮設から出たがらなくなっていたおじいちゃんも
田植えに参加すると
「今度は自分のトラクターもってきてえなあ」ととても元気になってくれました
そしておなじ震災体験をした新潟のみなさんとの交流も
当時はとても励みとなっていたようでした
3年目くらいからは福島の幼稚園の親子達にも参加してもらいました
原災によって当時外遊びが禁止されていた子供たちにも
泥の中に入って稲を植えたり
虫をつかまえたりすることをのびのびと楽しんでもらいました
そしてまた
仮設に暮す福島のおじいちゃんおばあちゃんたちから教わるということも大切なことになっていました
そんな毎年恒例のお米作りも
今年は特にそれぞれが自発的に動いてくれて
なくてはならない大切な行事となりました
福島にも、もちろん安全な地域は沢山あります
ですがあえて県外でおこなうことで
福島県外のみなさんと一緒に作り
そしてあじわうことで様々な風評をなくし
本当に大切な絆とは何なのか?
これからの復興で必要なことがなんであるのかを一緒に考えていけたらと思っています
どうぞみなさん
これからもラブフォーニッポンをよろしくおねがいします
ありがとうございました
CandleJUNE
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