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12月の月命日を福島の幼稚園で

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2014年 最後の月命日12月11日

福島県郡山にあるたちばな西幼稚園を訪問してきました
この日は
朝から子供たちとキャンドル作りをおこないました
お父さんお母さん達も参加出来る方には参加していただき全員でキャンドルをつくりそれぞれの
クリスマスプレゼントとさせてもらいました
福島の仮設住宅で暮している皆さんとおこなっているお米作りですが
そのメンバーのみなさんにも手伝ってもらい幼稚園で餅つきもおこないました
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お米作りの新潟チームは杵とうすをもってきてくれて
日光山久保のチームは
福島のみなさんと一緒に作ったもち米を持ってきてくれました
みんなで作ったもち米をつかって
この日参加してくれたラブフォーニッポンメンバーもみんな参加しての餅つきとなりました
大道芸チームも子供たちのためにたくさんのメンバーできてくれ
ステージパフォーマンスの跡にも子供たちと遊んでくれていました
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東京からはフタバフルーツさんがたくさんのフルーツをもってきてくださったり
フックブックローで有名な谷本賢一郎さんや青谷明日香さん
福島出身の越尾さくらさんや片平里菜さん
ブラフマンのToshi-lowさんや
ラビラビさんとたくさんのアーティストも集ってくれました
広末涼子さんも子供たちへ絵本を読んだり
いっしょに遊んでくれたりと最後まで交流してくれていました
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ゆるキャラわるたんも登場し子供たちに大人気で
スタッフのみおさんは人数分のケーキを焼いて来てくれたり
ヨガの先生であるユンリンさんやさとみさんもお母さん達にヨガを教えてくれました
ネイルアーティストのみかさんやマッサージのかみさんやまきさんも
それぞれに交流を深めてくれていました
北海道佐々木ファームさんはたくさんの野菜を届けて下さいました
それを使って幼稚園の先生方が豚汁を作って下さり
みんなで美味しく頂きました
ひとつひとつの出来事を書き出していくと本当にたくさんの笑顔が浮かびます
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ステージの
最後に登場したtoshi-lowさんは
「子供たちむけの曲が俺にはない」
そう言って
出番前に急ぎ練習していた「アンパンマンのテーマ」を歌ってくれました
まだたどたどしいものでしたが
一生懸命歌ってくれました

「アンパンマンがなんでバイキンマンを倒してしまわないのか?
正義と悪の在り方なんだけど
正義っていうのは悪者をやっつけるということではないんだ!
アンパンマンはどうしているかっていうと
自分の身を犠牲にしてでも弱っているものを助け続ける
きっと
そういうことが正義なんだ」
そんな作者のお話をして
アンコールには
またおぼえたての「アンパンマンのテーマ」を
一生懸命子供たちの前で歌ってくれました
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日本の大人たちは
あらためて福島でたくましく育つ子供たちの前に立ち
その子供達の未来を考える必要があると感じました

2014今年最後の月命日

あの震災からもうすぐ4年です
いまだに仮設住宅は無くならず除染もなされていない場所が数多くあります

選挙に行くということも大人たちの大切な仕事だと思います


でもそれ以上に
それぞれにできることが今年最後の月命日にはありました
マッサージ師やネイルアーティストはお母さん達とそれぞれの仕事で交流し
ワークショップをおこなうものやヨガを教える
絵本を読んだり子供たちと遊ぶ
北海道から野菜を送ってくれる
ケーキをたくさん焼いてきたりフルーツをもってきて

子供たちに手渡す

もち米をつくり
餅つきをして子供たちにふるまう
みんな日本の大人たちです
みんながそれぞれにしかできないことで子供たちと繋がりました
東京や新潟、日光や宮城そして福島と
それぞれの大人たちが協力しあい子供たちのための月命日を作り出しました

11日の月命日

毎月毎月いつもそこには感動が生まれます

テレビのなかや本の中から与えられる感動ではなく
それぞれが関わり合う中でこそ感じあえる感動がそこにはあるように思えます

社会の中にある大きな問題
なんとかしたいけど自分ではどうすることもできない

大きな壁を感じたり
絶望や怒りをおぼえたり

社会や
人のことを信じることができなくなってしまったり
きっとそんな大人たちも多くいると思います
でも
そんな毎日があるからこそ
感動を感じることが出来るのかもしれません

戦うのではなく

あきらめることなく
自分にできることで世界と繋がる

今の本当の日本は福島にあると思います

福島と繋がる
それぞれにしかできない繋がり方で

3月11日がまたやってきます
振り返り悲しむよりも少しでも前を向いて笑顔で
多くの人と手をつなぎあっていられるようにこれからも活動を続けていきたいと思います

月命日に福島のみなさんの想いを授かっています
お時間あるときにみてください
 
ありがとうございました
 
 
 
CandleJUNE
 
 
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