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12.25@宮城県名取市閖上

ラブフォーニッポンな皆様へ

今年も残りわずかですが12/25のレポートを送らせて下さい

12/25宮城県名取市閖上地区

今年最後のアクションは閖上地区でしたが

ここまでの活動のまとめもさせて下さい

ラブフォーニッポンでは

震災当時より、意識的に福島の原発地域から南の沿岸部に、そしてその後はたくさんのスターターとともに

宮城県仙南地区に入っていきました。

発災時より、石巻、気仙沼などには多くの団体とメディアが集中しましたが

当時、福島に主だった団体は入らなかったので、30キロラインの沿岸部に意識的に物資を届けてきました。

そこには内陸部と比べて放射能数値が低かったのと、福島も宮城同様に津波被害がひどいということを伝えたかったためです。

ここにはしばらく、だれも連れて行かず、一人で行っていました。

そして、次に北部の方ですが思った以上に数値が高かったので入ってはいかず

宮城県仙南地区もほとんどメディアも団体も入れていないということだったので

スターターのみなさんとともに炊き出しからスタートしました。おもに山元町、亘理町、名取市、などです。

今回の震災は同時に多くの場所で被害が生まれていたのと、津波と、原発事故、という計り知れないちからもありました。

津波被害地を意識し、そして

つねに,福島の現地でのアクションを、”30キロより中には入らない。”というルールをもち活動してきました。

(当時は次のラインとして50キロと広がるものだと思って活動していました。

スピーディの情報が公開されてもなお、完全避難地域が広がらないことは残念でなりませんが)

多くのみなさんの協力のおかげで、いわき市の避難所には様々な物資提供と、

現地JCやメディアと企画し、在宅の方々も多く集まれるイベントも開催してきました。

避難所、仮設住宅訪問だけでは見えてこないこともあるので、多くの人が集まれるイベントもおこないました。

とはいえ、遠くから来てもらうような大きな音楽イベントなどではなく、あくまでその地域に暮らす方々を集めるためのイベントです。

現段階においては、まだ県外からも人を呼ぶようなイベント開催は、するべきではないと考えています。

福島に限っては、もっとすこしでも多くの家族が他県に移れるように、むしろ福島を空っぽにしたいと思っています。

そこで暮らせるように物資を提供していくのではなく,命をつなぎ、いつかもっと安全なところにいけるように

ひとりひとりと繋がっておけるように活動しています。

宮城の南部には多数の著名な方も現地入りしていただき、またあらゆる職業の方々がそれぞれの仕事で参加頂き

柔軟な、その時々にあわせたアクションがおこなえました。

しかし最近では津波被害地域の方々と内陸部の方々の温度差が出始めています。

またどの地域も津波地域が今後どういった町づくりになっていくのか不安を抱えています。

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こんかいの12/25閖上でのアクションは

そういった津波のあった場所でキャンドルナイトをおこない

かつてあった生活の営みの明かりを取り戻すこと、そして改めて亡くなった方々の追悼の灯火を灯す

そのアクションを現地の方々と一緒におこない、今年最後のアクションとしました。

この宮城県の南部においての活動はまだまだ続けていきます。

来年一月の11日は岩沼市で追悼花火として,地元のお母さんたちと花火をあげます

これはもともと新年に民間であげていた花火大会だったのですが、今回は中止する予定でした。

これをラブフォーニッポンがお手伝いする形で、11日に開催します。

この花火はおとなりの市町村にも冬の澄んだ空気によってよく見えるそうです。

毎月11日は命日として何らかのイベントを開催していますが

1月の11日は盛大に花火とそしてキャンドルナイト、ライブなどをおこないたいと思います。

津波被害のあった場所でのイベント

そこから避難されている方々の暮らしのサポート

そのひとつの結果とひとつの始まりが12/25のキャンドルナイトでした。

閖上中学校の当時3年生だった子供も当日は一緒に手伝ってくれました。

それぞれがそれぞれの想いをキャンドルに託してくれ、またそれを東京からたくさんきてくれた仲間達が

寒空の中、がんばって灯してくれました。

ライブをする人、パフォーマンスする人、マッサージする人‥‥

これまでは求められてきているものを提供していましたが,年の最後はこちらからの提案を提供することができました。

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3/11まで心がもたない人が多くいます。

この寒い冬を越せない人がたくさんいます。

すこしでも多くの方に笑顔や喜びを、そして夢を運んでいきたいと本当に思います

今後はこれまでと同様に原発地域の南と北の津波被害のひどかった沿岸部を中心に、

また最近よく訪れている原発地域からの避難者が多くいる郡山の仮設住宅めぐりという、

この原発を囲む三点を主に活動先として、幅広いアクションをおこなっていきたいと思います。

どうかみなさんの新たな年がよりいっそう素敵なものとなりますように

2011年本当にありがとうございました

Candle JUNE

※この日ご出演いただいたラビラビさんからレポートを頂きました。

ぜひコチラもご覧下さい。

http://nawafumi.jugem.jp/?eid=122

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