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北海道胆振東部地震地域訪問
北海道厚真町訪問してきました
北海道胆振東部地震から3ヶ月が経過しました
各地で被害が発生していましたが
こと厚真町の土砂崩れは被害もひどく
3ヶ月経った今でもその爪痕はしっかりと残っていました
今回の地震に対してラブフォーニッポンは初期活動できていませんでしたが
現地の声を聞くと
すでに風化しつつあること
仮設に入れた人はいいけど
半壊扱いを受けた方達は
この寒い冬を乗り越えるのが大変なのではないか
などいろいろな話を聞くことができました
三ヶ月が経ち
仮設住宅ができて引越しが始まり
街のボランティアセンターも閉鎖されたり
支援団体の炊き出しなども終了というタイミングでした
ラブフォーニッポンの活動はまさにこのタイミングからと考えています
ボランティアセンターの方や
現地活動している団体の皆さんからも
発災からこれまでのお話や今後のこと
そして厚真町以外が大変なことなども聞くことができました
これまでの被災地活動でもそうでしたが
被災地での支援の集まり方は
メディアがどこをどう取り上げるかで差が生まれています
メディアにどれだけ扱ってもらうかが支援の格差を決定づけていると言えます
そして
どんな支援団体が初期段階で街に入るかもその後の復興活動に影響があるかと思います
なかなか行政単位では横の連携が取ることは難しいかと思いますが
民間団体がその橋渡しをすることができたら
支援格差を少しでも和らげることができるのではないかと思います
各地の仮設住宅のお宅訪問を図々しくもさせてもらっていますが
北海道の仮設では
多くの方々が
暑すぎる!ということを言っておられました
北海道はとても寒いので
二重窓や二重玄関としっかりしていました
ストーブもしっかりとしたものが入っていますが
微調整が難しいのか部屋が狭すぎるのか
みなさんそんな苦情を言っていました
二重玄関も朝には凍ってしまっていて開かないんだわ
とも。
東北の仮設住宅では「集会所」が設置されていました
熊本の仮設住宅には「みんなの家」が
そしてこの厚真町では「談話室」ができていました
80世帯が入っている仮設住宅でもこの談話室はとても小さく
20人が入ればいっぱいという狭さでした
どう言った経緯でこうなったのかわかりませんが
あまり住民の皆さんの集会をさせない方向なのか?
支援団体も活動しずらい形となっていました
被害に遭われた方々のお話も聞かせてもらいましたが
支援している北海道の仲間たちの話も聞きました
今回の訪問もそういった仲間たちがいたから多面的に教えてもらうことができました
仮設住宅の皆さんとも仲良くさせてもらいました
来年はぜひそんな皆さんと一緒に
多くの人たちを元気付けることができるようなイベントを開催できたらと思います
もうすぐ年が明けますが
北海道も東北も熊本も
各地で避難生活の中で年越しをする方々がたくさんいらっしゃいます
来年も各地を訪問し
少しでも元気付けることができたらと考えています
今年一年本当にありがとうございました
どうぞ
来年も活動を継続していきたいと思いますので
ラブフォーニッポン をどうぞ
よろしくお願いします
CANDLE JUNE
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