report |

2019年6月11日の月命日

6月の月命日は、福島県伊達市立小国小学校と近隣の小学校、
石田.大石小学校のみなさんのところへ訪問しました

当初は小国小学校訪問となっていましたが
近隣にも小学校があり
なんとかみんなに楽しんでもらえないかということで
福島二本松のチャンネルスクウエアさんのご協力により
バスピストンをして頂き、3校合わせての開催となりました

三つの学校を合わせても70名弱ととても少なかったですが
各学校の先生たちも、お父さんお母さんたちも集まり
1日賑やかな月命日を過ごすことができました

谷本賢一郎さん、青谷明日香さん、高橋てつやさんライブをはじめ
アメリカから一時帰国中のダンサーunoさんによるダンスワークショップ
ロミロミやたくさんのワークショップそして
チクリーノさんやクロワッサンサーカスさんによるコミカルでダイナミックな大道芸など
盛りだくさんな内容を行うことができました

が何より
みんなで参加の玉入れ大会は本当に接戦となり
子供から大人までが本気で大きな声で応援し合い楽しい時間となりました

なかなか小学校三校が集まり、1日かけてレクリエーションするということは普通では考えられませんが
福島スタッフの熱意と
各校の先生方と保護者の皆さんの想いから実現することができました

たくさんのことを体験したこどもたちからも素敵なありがとうをたくさんいただきました!!

下記はスタッフレポートです

—6/11レポート—

梅雨の曇が重い空の下6月11日の月命日へ
今回は豪華な各地から集まったたくさんのプロたちとともに
福島県伊達市にある伊達市立小国小学校へ

みなさんメッセージキャンドルに夢や福島について書いてくれました。
とても真剣に書いてくれましたが私が驚いたことは
夢が自分のことばかりではなくて

「福島県がこれからも平和でありますように」

「家族が健康でいられますように」

「頑張れ日本、税金減らそう」

だったりして驚きました。

夢を書いてくれた子も

「みんなが笑顔になるお花屋さんになりたい」
と書いていました。

人を想う強さを感じました。

家族や友達の健康や笑顔を願い
日本全体の、東北の、福島のことをよく理解しそれぞれが願っている。

そして少ない人数のクラスメイトとの絆があってこその願いなのだと感じた。

今回LOVE FOR NIPPONの月命日のイベントは盛りだくさんで豪華でした。

大道芸、サーカス、ダンス、ミュージック、たくさんのワークショップもあり

小学生の皆さんはもちろん、参加したみんながとても楽しんでくださいました。

何よりも11日の月命日をスタッフである私が「大満足だ!!」と言える一日にできたことも。

「たのしいね、うれしいね、おいしいね、ありがとう!」

を、福島県伊達市の小学校のみなさんと過ごせたこと
とても嬉しかったです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6/11 福島県 伊達市小国小学校を訪問してきました!

近隣の、石田小学校、大石小学校と3校合わせて66名の小学生達と会ってきました。

この日はUNOさんダンス、HANAちゃん、 なつきさんのエアロビダンス、心配くんの阿波踊り、タニケンさんのライブや玉入れなどみんなでめちゃくちゃ体を動かしました!
チクリーノさんの大道芸も、クロワッサンサーカスさんも、子供達すっごく楽しそうでした😊

6/8に、日本元氣プロジェクト@六本木で書いていただいた福島へのメッセージを灯しました。
そしてこの日は、小学生達みんなに将来の夢を書いてもらい、一緒に灯しました。
びっくりした事…

「人の役に立つ事がしたい」

「看護師さんになりたい」
「警察官になりたい」

というメッセージが多いこと多いこと…
前々から思っていたけど、福島の子供達、本当にすごいと思います。

人に親切にする事、

誰かの為に動く事を心の深いところで当たり前にわかっている子供達が沢山います。

ロミロミチームは、福島県在住の方対象 ロミロミワークショップin鎌倉でロミノホセラピストになった愛さんが初参加してくれて、お母さんや先生方、総勢15名ほど二人で施術させて頂きました。

受けてくださった一人のお母さんは介護の施設で働かれていました。
「人が足りず、大変です…高齢者がどんどん増えているけど、働く人は増えないから、」
と仰っていました。

別のお母さん。
「避難地域以外で、伊達市は一番放射線量の高いエリア。
当時産まれたばかりの息子さんがいたので、避難しようか迷ったけれど、残る事を選び、影響は無いと信じています」
と仰っていました。

息子さんが近くで一緒にお母さんのマッサージを受ける姿を見ててくれました😊

それぞれ離れられない理由があって残った人も沢山いるし、逆に離れた人も沢山います。
それぞれ事情はあって、もちろん簡単に解決することではないけど、楽しい毎日を過ごせるように、その助けに少しでもなれたらいいなと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして下記は
私たちが毎月福島各地を巡る理由です

1
いまだに避難生活を続ける方達がいらっしゃいます。
その方達の心のケアに努めています。
特に復興住宅への移動により、ニーズは増えています。

2
原発事故による実被害、風評被害が発生しています。
これらの被害をより正確にヒアリングしています。

3
災害が起きた時、そしてその後の支援のあり方を反省しました。

縦割りの活動ではなく、横の連携をどうしたら構築できるのか
物質的支援の後の活動の在り方と多くの方々への理解を深めてもらう大切さ
自然災害と事故災害の区分け認識

4
「自立を促す」という言葉の具体的なアクション
現在月命日の活動は私が主導で行うことなく、福島県民チームが行ってくれています。
支援ニーズの検証と各地に発生している軋轢なども解消するための候補地選びなども行ってくれています。

5
子供たちの精神的ケア
学校訪問をし、実際被災体験した子供たちは小中高校生と交流しています。
小さな子供たちを育てているお母さんたちの様々な不安要素を少しでも和らげられるように子供園訪問も続けています。

6
毎月続けることで3月11日だけを特別な日にすることなく
点ではなく線として繋がる絆づくりを行っています。
発災当時から何かしたい!と思っている方々が日本中にたくさんいると思います。
その方々が福島につながれるようにしています。

福島の多くの方々はもう忘れられたのでは?と感じておられます
「8年間思っていたけど何もアクションできなかった」
そんな方々を一緒に連れて行くこと
「9年目で初めて来ることができました!」これが今とても大切な支援の形と実感しています。

7
いつの日かこの震災、津波、原発事故、風評被害という四重苦の経験を生かして
福島の皆さんに世界中から「ありがとう」が言われる日まで続けたい

8
「復興」というものが具体的にどういったことなのかの答えを探しています

これからも
毎月11日の福島での活動を続けて行きたいと思います

現地参加や物資提供、活動費用協力募金などご協力いただけましたら幸いです

どうぞ
これからもラブフォーニッポン をどうぞよろしくお願いします

CANDLE JUNE

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ラブフォーニッポンでは支援活動のための寄付をおねがいしています

サイトから直接ご寄付いただけるようになりました。こちらからよろしくお願いします。
https://lovefornippon.com/donation

三菱東京UFJ銀行
一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628
http://www.lfn.jp/support/

これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
http://www.lfn.jp

ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://www.facebook.com/LFN311

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー