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4月11日の月命日


ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告をさせてください

4月の月命日は毎年必ず訪れる
浪江町のみなさんが多く暮らす
福島市にある県営北沢又団地での開催としました

コロナ禍であったので事前体温検査を経て
最小人数でのぞみました

こちらは仮設住宅からのお付き合いのある方々が沢山おられ
いつもこの日を楽しみにしてくれているところです

前年はコロナのことを考え
集会所の外でキャンドルを灯すのみとしていましたが
今回はみなさんがどうしてもご飯つくっていっしょに楽しみたい言ってくれて
自慢の餃子を中心にお父さんお母さんたちみなさんで
お弁当をつくっていてくださいました

仮設住宅からのお付き合いの人たちはそれぞれが家を建てたり
復興住宅団地に入ったり、戸建ての復興住宅に入ったりと様々でしたが
あらたに団地の仲間入りした
双葉郡のみなさんにも声がけしてくださっていたので
初めましての人たちからもいろいろとお話を伺うことができました

「ここに来る前のところでは交流がなくて寂しかったけど
ここではいろんなことで声かけてくれるから嬉しいです」

「ほんとはもっといろんなものにも参加したいけど、歳だからコロナがねえ。。。」

毎年ここで月命日を開催している理由は
当時小学校3年生の男の子が仮設住宅に住んでいました

彼の誕生日が4月11日で

「震災後は誕生日も楽しくない」

そんな言葉を聞いたのがきっかけでした
それから毎年この子が暮らすところで開催をとしています

同い年の女の子も一緒の仮設に暮らしていたのですが
復興住宅に移ってからは一度も会っていませんでした

ひさしぶりにどうしているかと
住民のお母さんに尋ねてみたら連絡してくれて
夕方会いにきてくれて一緒にキャンドルを灯してくれました

おもかげはあるものの立派な高校生になっていました
同級生とはいえ
それぞれ別の高校に通うようになったので、
ふたりが話す姿はよそよそしい感じもしましたが
仮設住宅で賑やかに遊んでいた子供たちが
高校生になっている姿が時間の経過を感じさせました

私たちの活動では
「子供達の未来のために」がひとつのテーマになっています

発災当時大人たちはみな子供たちのために頑張っていたと思います

それはきっと変わることはないと思いますが
その子供たちが成長してきた今はどうなんだろうか?と考えます

たくさん大変な思いをした子供たちが何を考え、そして社会に出ていくのか
これまでの経験が生かされることはあるのだろうか

毎月キャンドルナイトを開催している理由の一つには
福島各地の方々の想いを知ることです

そのなかで子供たちには「夢」を描いてもらってきています
ある年代の子供達のゆめは
「人の役に立ちたい」という夢がたくさんあります

10年が経過して復興してきている福島県ですが
その復興というなかに
そんな子供たちの経験を生かせるところはあるのだろうか

福島でというより
この日本でそんな場所や仕事がどれほどあるのだろうか

そう考えたときに
私たちがおこなっているシンポジウムの役割のなかに
きちんと「福島の子供達の未来のために」が
はいっていなければいけないなと思いました

久しぶりにおおきくなった子供たちとも会えて嬉しい1日となりましたが
復興住宅での孤独死の話も聞きます
この団地のみなさんはとても明るく笑顔で迎えてくれていますが
それは今日が楽しいからであって
毎日の生活では果たしてどうなのだろうかと想像もします

向き合う支援よりも
寄り添う存在に

私たちの活動はいまだに
コロナ禍であると考えて規模縮小状態ではありますが
これからも
安全対策をしっかりとした上で
出会ってきたみなさんに寄り添えるような活動を
続けていきたいと思います

どうぞみなさま
これからもよろしくおねがいいたします

一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表

CANDLE JUNE

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