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ラブフォーニッポン現地活動報告 ふたばダルマ市


ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告させてください

2023年1月7日福島県双葉町でおこなわれた「だるま市」に参加してきました
だるま市は双葉町で三百年以上続いているお祭りです

震災前のだるま市はだるまはもちろん様々な出店や神輿などがでて
盆踊りとともに
大変盛り上がっていたお祭りだったそうです

原発事故後住民避難となり
埼玉県はじめ各地に避難してしまったことから開催できないということでしたが
まだ数値も高い中、なんとかお祭りに必要なものだけをとりに戻り
いわき市の仮設住宅で開催を続けていました

私たちはその時からのお付き合いで
すこしでもこのだるま市を盛り上げることで
不安な気持ちや離れ離れになってしまった住民の皆さんが元気になってくれたらという
だるま市主催の「夢ふたば人」さんたちの想いに賛同してきました

これまでさまざまなアーティストにだるま市のステージに登場してもらい
お祭りをもりあげてきました

仮設住宅がなくなってからは復興住宅での開催となり
双葉住民だけでなくいわき市民のみなさんにも楽しんでもらおうと
新たな住宅での住民交流の意味合いもあっての開催でした

私たちの一年の始まりは
気がつけばいつもこの双葉町のだるま市からとなっていました
お祭りの中身は新たなコンテンツが成長し
今では大きなだるま綱引きがもっともメイン的な盛り上がりを見せるものになっています
勝っても負けてもみんなで健闘を称え
双葉だるまをプレゼントしてもらって東京に帰ります
なんとも縁起がいい始まりです

そんなだるま市も震災から12年
いよいよ今年の開催は町に戻っての開催となりました

双葉町に入れる様になってから何度も訪れている駅前ですが
この日は信じられないくらいの賑わいで
たくさんの出し物が用意されていました

今年私たちは
だるま市がようやく双葉町に戻れるということで
新潟三条凧協会におねがいをして
双葉だるまを描いてもらった大凧を双葉町に贈呈いたしました

新潟三条凧合戦も300年以上続くお祭りです

毎年3月11日の14:46黙祷のあとには
この大凧に福島の子供達の夢を描き
みんなで空にあげるということをしてもらっていますが
昨年の311ではこの大凧あげのあとに
夢ふたば人さんたちに双葉町のだるま綱引きをおこなってもらいました

3月11日は被災された方々にとっては特別な日で
みなさんそれぞれの過ごし方があるので声がけをずっとしてこなかったのですが
10年を過ぎて各地の追悼行事も終わり始めているなかで
もしよかったらとおねがいしたら
快く夢ふたば人さんたちが了承してくださいました

福島の浜通りでは宮城や岩手と同じ様に各地で津波被害がありました
福島はついつい原発事故がとりあげられがちで
津波被害が酷かったことが話題になりません

宮城や岩手はすぐに捜索活動もできましたが
原発周辺地域の津波被害地域はそれすらできませんでした

そういったことを
今を生きる子供たちが
どうやって学び
そしてこれからをどう生きていくのか
その土壌をつくるのは大人の役目だと思います

今を生きる子供たちが夢をえがき
それを大人たちと一緒に空にあげるという行為は
私たちができる具体的な追悼行事だと考えています

そして双葉だるまの綱引きでは
それぞれが家内安全や商売繁盛などが願掛けされており
幸福を自らの力で手に入れる
それをチームとしてたすけあい手に入れるということも
復興を誓うアクションとして素晴らしいものだと感じています

最後にはお互いが笑顔で称え合うということも
悲しみを想いだす黙祷の後にふさわしいものだと思います

まだまだ復興には程遠い地域があることを私たちは伝え
そしてその地域のみなさんと活動をおこなっていきたいと思っていますが
世間一般としては
「311の出来事をどうやって伝承していくのか?」
というテーマがよくあがります

この凧合戦や、だるま市にその答えがあると思っています
お互いが300年以上続いていて子供たちが楽しみにしているお祭りです

私は各地の大型フェスティバルに仕事で参加していますが
このフェスにしかないコンテンツ
ここでしか味わえないものなどをそれぞれがもっていないと
出演者によってチケットの売れ行きが上下してしまいます

お祭りにはそうではない大義名分が存在しています

私たちがおこなっているSONG OF THE EARTH 311も
そういったものに成長していくことができたらと願っています

ぜひみなさんに一度
この大凧揚げと巨大だるま綱引きを体験しに3月11日Jヴィレッジにきてもらいたいです
今年がどうなるかわかりませんが
毎年この時間は快晴です
(ちなみにふたばだるま市が開催される日も毎年快晴です)

それぞれの311からの今を見つめ直す時間
そして大凧をあげてみたり綱引きをしてもらうことで
きっと現在進行形の311の引き出しが生まれてくれると思います

そして3月5日にこのイベントにむけての配信型シンポジウムを開催します
こちらもよかったらご自宅から参加いただけたらと思います

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「SOTE2023、それぞれの311への想い」

震災から10年の節目からシンポジウムをスタートし、
福島県内4箇所をはじめ、長野県、熊本県の水害被害地域や東京など
年間を通じ各地で開催をしてきました。
昨年は配信型や双葉町ツアーや企業説明会など新たなアクションもおこないました。

省庁や行政、企業や活動団体など
様々な代表者と福島県の学生達が同じテーブルにつき、
311の出来事からの学びを話し合い、これからの町づくりについての提案をすすめています。

今回の配信型では「SOTE2023、それぞれの311への想い」をテーマに
これまでSOTEに関わってきた方々と
これから新しく関わる方々とが311への想いを話し合います。
話し合う事で深まりを強くし、SOTE311に向けた繋がりが膨らんでいければと思います。

どうぞよろしくおねがいいたします。

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『SOTE SYMPOSIUM 配信型 』概要 

■日時:2023年3月5日(日)
 
■場所:オンライン(配信元:LOVE FOR NIPPON)

■参加希望の方はこちらから登録をおねがいいたします
当日のアドレスをお知らせいたします

https://forms.gle/FbwwRyHhw3ndPpB59

■メインテーマ 「SOTE2023へ、それぞれの311への想い」
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12:55 会場オープン
13:00 スタート 会の説明など
13:10 CANDLE JUNE基調講演  
13:30 トータルセッション、SOTE311の皆さんの関わり方や想いなど
14:50 SOTE2023について
15:00 終了(オンライン_集合写真撮影)
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もうすぐ3月ですが
「それぞれの311」が集う
3月11日を作るためメンバーみんな日々がんばってくれています

SOTEサイト
https://songoftheearth.info/

こちらからや
SOTEインスタ
https://www.instagram.com/songoftheearth311/

フォローチェックおねがいいたします

どうぞよろしくおねがいいたします

一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表

CANDLE JUNE

こちらから活動の様子がみれます
お時間あるときにぜひ

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活動へのネット基金ご寄付はこちらからおねがいします
またぜひこちらをご紹介いただきたいです
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338001

これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report

ホームページ内の寄付ページと振込先です
https://lovefornippon.com/donation

三菱UFJ銀行
一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628

ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/

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