2022年6月11日月命日

ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告させてください

2022年6月11日の月命日は福島県楢葉町
みんなの交流館 ならはCANvasで開催しました

楢葉町のみなさんとの共同開催で、さまざまなワークショップやキャンドルナイトライブなど
町のみなさんといっしょに
「たのしいね　うれしいね　おいしいね　ありがとう！」な1日をつくることができました

楢葉町とは、帰町宣言した際に
町民のみなさんの想いを書いたキャンドルでキャンドルナイトを始めたときから
さまざまな取り組みでご一緒させてもらっていますが
ラブフォーニッポンの福島メンバーとしても楢葉支部長がいて
2022年は毎月11日の月命日には楢葉町で独自にCANDLE11thを開催してくれています
双葉郡のなかでも帰町が早かったことも大きいですが
様々な取り組みやまちづくり、企業誘致など楢葉町は「復興」アクションが最も盛んな街です

この交流館でもこれまでにさまざまなイベントが繰り広げられていますが
イベントがある時でもない時でも
子供からお年寄りまでがつねに施設を使用しているイメージで
とても活用されている復興施設であると思います

今回のこの月命日も楢葉町の方から声をかけてもらっての開催で
小中学生からのキャンドルメッセージも素敵なメッセージがたくさん集まりました

「戦争やコロナがはやくおさまりますように」

「もっと自然があふれる世界になってほしい　楢葉町がにぎやかになってほしい」

「わたしのゆめは、人のやくにたてる仕事をして、みんなを幸せにする」

「フェラーリ乗りたい」

「NOといえる大人になりたい」

「大人になったらいろんな人の役に立てますように」

私たちが継続して活動を続ける理由はいくつかありますが
震災、津波、原発事故、風評被害という4重苦の災害への支援としては
津波や原発事故からの復興はまだまだということもありますし
風評被害はあらたな問題でもあります

そこにはさまざまな格差が発生していることも理由の一つであることから
福島各地をめぐり
地域の方々との交流を持ち続け
それぞれの現状や想いを知ることを大切にしています

それは実際体験した大人から聞くことでもありますが
子供達のこういった夢の言葉のなかからも垣間見えることでもあります

「復興」とはなかなか被災体験した方々が使いやすい言葉ではなく
「復興」したとはさらに言いにくい言葉です

そんな曖昧な、むずかしい言葉のための「復興支援」でありますから
活動は様々な形として、あらゆる世代やジャンルとの交流を続けていかなければと考えます

6月11日の
月命日のあとには川内村でも活動をおこないました

楢葉町と同じようにわりと帰村がはやかった川内村ですが
避難所時代からのお付き合いある方々との交流が続いています

そのひとつに
川内村のれいこさんの畑でひまわり畑を作っています

これは村に帰るものの山の中の家で一人で暮らすために
さみしかったりこわかったり
またたくさんの田畑をどうしよう？という相談から生まれたものでした

毎年有志がれいこさんのお宅に集まり
みんなでひまわりの種をまき、ひまわりが咲いた頃にまた集まります
その際にバーベキューをしたり、流しそうめんをしてみたりと楽しい1日を過ごします

かつて
新潟中越地震後に復興のシンボルとして建設したツリーハウスも
震災から10年で役目を終え、今ではれいこさんの畑がみえる山のなかに移築をしました

子供連れの家族も多く
たのしく種まきしたり、ツリーハウスで遊んだり野菜の収穫などをさせてもらいます

復興アクションのなかでは何かを生産して
それを宣伝、販売して収益につなげるものが多いですが
このひまわり畑はあえてそうせずに
ただひまわりをたくさん植えて、その結果のひまわりがたくさん咲いている畑をみんなで楽しむとしています

個人のお宅での活動なのでオープンにしずらいところもありますが
なにより復興活動のなかでよく言われる
「絆」ということを考えると、個人と個人がしっかりとつながっていくことをひまわり活動では大切にしています

それぞれがれいこさんにおみやげをもってきたり
れいこさんと手紙のやり取りをしている人もいたり
それぞれがつながることの大切さを一番にしています

今年は月命日の活動やシンポジウム開催のほかに
コロナもあけてきたということもあり
学校やこども園などでの「311からのまなび」を福島県内各地でおこなっていきたいと思います

311を体験していない世代への学習は語り部を招いたり
それぞれがおこなっているものですが
私たちのように外部から訪問し続けている団体にしか見えない部分や語れないことがあります
なによりも
学習という形よりも
実践的に「おたがいさま」「おもいやること」などを子供達と一緒におこなえたらと思います

13年目の活動は
風化というよりも加速する活動としていきます

あらためて
よろしくおねがいいたします

ありがとうございました

一般社団法人　LOVE FOR NIPPON 代表

CANDLE JUNE

こちらから活動の様子がみれます
お時間あるときにぜひ

https://www.youtube.com/@Candle11th/

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Tポイントなどでもおこなえますのでぜひよろしくおねがいいたします

https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338001

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またぜひこちらをご紹介いただきたいです
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338001

これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report

ホームページ内の寄付ページと振込先です
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一般社団法人LOVE FOR NIPPON（イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン）
代々木上原支店（普通）0052628

ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/

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