report | 2024.1.8 Mon

LOVE FOR NOTO (令和6年能登半島地震に関する活動レポート)１

ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告させてください

能登半島地震支援活動ですが
一度終えて引き上げて来ました

だいぶ各地への支援活動が増えて来ており
一度私たちは引き上げ、もうすこし落ち着いて来てから
炊き出しや物資提供などを再開していきたいと考えています

大きな街もですが
ちいさな集落がたくさんあり、それぞれの場所への道が狭く
崩壊していたり、土砂があり通れないところも多々ありました

古い住宅が多く、各地でかなりの被害ですので
長期的な支援が必要なのではないかと思います

私たちは避難所から仮設住宅そして復興住宅までと
長い支援活動を心がけております

どうぞ
ご支援をあらためてよろしくおねがいいたします

私たちが発災直後のわりと初動から動く場合についてですが

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自分たちの安全とまわりへのご迷惑にならないこと
多地域における同時災害の場合のみ活動
（発災場所や内容などがシンプルな場合、災害地域にメンバーの繋がりなどがない場合は後発支援を心がけています）

危険なところには行きませんし、過信もしていないので、できることだけをさせてもらいます

その上で少しでもこれまでの経験知識から
避難所運営に役立つことや
行政や社協などのみなさんの立ち回り方
持ちうる経験知識や関係性などの可能性を各地のニーズにあわせた物資と共に手渡しています

早い段階で地域の方々とのつながりを作っておき
その後の現地活動の窓口となっていただきます

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初動の個人的ボランティアが（うちは団体ですが）
現地の交通の妨げになると言われる部分ですが
早い段階では、ほとんど支援が入っていないのでそういったことにならず
また多くのみなさんが活動する昼間の時間帯を外しての移動など、様々な配慮をおこなっています

もっと食べ物をもっていけたらよかったのですが
オムツ各サイズ、ミルク、ボディシート、歯ブラシ、生理用品、衣類、カイロ、毛布、マット、ガソリン、
お菓子、カップラーメン類、リップ、ハンドクリーム、飲料各種、寝袋、手袋、くつした、防寒具、軍手、
スコップ、ペットフード、トイレットペーパー、消毒関係、コンロ、ガス、子供のおもちゃ、などを
バン3台分もっていきました

1日目は私一人でおこなっておりましたが、二日目からは富山の仲間の力を借りさらに
新潟理事も物資をもってきてくれるので
効果的かつ安全に能登入りができるように
一度二人で能登をおりて新潟理事を迎えて併走して能登入りをすることとしました

遠い地域からの支援よりも富山に基地があり、そこから支援という形を目指したいと考えています

震災から4日目の能登町の避難所では
朝ごはんは「せんべえ一枚と飲み物」でした

これも
私たちが提供していたものですが
急ぎおせち的な黒豆や栗きんとんなどの惣菜とお餅を焼いて
みなさんに振る舞いました

惣菜は富山の清水くんが店を見つけ
お餅は新潟理事がもってきてくれて
避難者のお母さんたちがたくさん手伝ってくれて提供することができました

「今度はちゃんと餅つきしよう！」
と盛り上がりました

後日避難されている方から
「あんなに美味しいと思ったお餅はなかったです」とメールをいただきました

能登町への提供のほか
七尾市や輪島市などにも提供させてもらってきました
ちいさな集落がたくさんあり
その方々はみんなで食べ物を持ち寄って助け合っておられたりしました

物資をもっていっても
「もっと大変なところあるだろうから！そっちへもっていってあげて」とも。

能登半島はなかなかどこの携帯電話もつながらない地域が多く大変でした
日々道路の修繕が行われているので
改善されていくと思いますが
数少ない道路なので渋滞が多くありました

そして雪も多く積もる地域でもあるので
まだこのまま暖かい日が続くといいのですが。

これから長い支援活動をおこなっていけたらと思いますが
ぜひ皆様のお力を貸していただけたらと願っております