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ラブフォーニッポン現地活動報告2024年3月11日 SONG OF THE EARTH311 -FUKUSHIMA 2024-


ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告させてください

いつも
みなさまからの支援のおかげで
各地で活動を続けることができています
あらためて
ありがとうございます

ラブフォーニッポンは2011年3月11日の東日本大震災を受けてスタートしました

3月14日から福島県いわき市沿岸部の津波被害地域へ物資提供をはじめ
原発周辺地域の方々の避難先を巡る日々でした

「本当に何もない」

そんな状況を今でも昨日のように覚えています

店やガソリンスタンドも閉鎖されていて
食べ物もほとんどないというところも多く

「ガソリンをすこしだけでももらえたら
ここから出れるのに。。。」

という方々が多く
たくさんのガソリンを運び
そっと避難所でも人目につかないところで提供したり
暴動にならないようにと手渡す日々でした

自衛隊の期限切れおにぎりと
牛乳パックをもらうために3時間も外で並んでいる人々

なんとも言えない悔しい気持ちで
デコボコ道を5時間かけて東京と行き来していました

あれから13年ですが
いわき市の避難所で出会った方々が
今ではラブフォーニッポン楢葉町支部長になってくれていたり
月命日を開催してくれています

月命日の際に懐かしい話として、時折話題にも出てきていますが
あれから13年という月日が流れました

10年の節目で被災地支援という活動は区切りをつけ
11年目からは復興支援という形として
シンポジウム開催を年間通しておこなったり
311学習として震災を知らない世代に対して
どうやって伝えていくかをイベント的におこなったりしています

月命日の活動は
2011年6月11日から絶やすことなく続けています

3月11日は
今年もJヴィレッジさんで様々なコンテンツをおこなう
SONG OF THE EARTH 311を開催しました

3月10日11日は双葉町でも駅前でキャンドルナイトをおこないました

月曜という平日にもかかわらず
ボランティアスタッフは50名ほど集まり
運営スタッフは400人ほど
そして全体来場者は約1000人という3月11日となりました

平日開催ということで規模縮小を考えていましたが
どのコンテンツリーダーたちもやる気で
協賛出店いただけるみなさまも普段と変わらずで
なかなかどこも縮小ということにはなりませんでしたが
お客様とスタッフという垣根がなく
みんなで3月11日に集うことの大切さを実感できた1日となりました

とくに14:46黙祷のタイミングまでには
すべてのエリアのスタッフも来場者も黙祷会場に集まるようにと今年は徹底しました

さまざまなコンテンツを同時開催しているイベントですが
メインコンテンツはこの黙祷時間であるということを
今年はしっかり位置付けたかったのです

例年はピストンバスのメンバーや駐車場係や出店者さんたちは
それぞれの場所で黙祷としていましたが
今年はみんなで集まろうと呼びかけました

2019年からJヴィレッジで開催していきているこのイベントも
コロナで一年開催できませんでしたが
数を重ねることでスタッフ同士の絆も深まり
最小メンバーで最大アクションが生まれてくるようになりました

ボランティアメンバーも徐々に仲良くなってくることで
いろいろな垣根をこえて
同じ時間にひとつのことをおこなうという意識が高くなってきました

災害支援をしていると
それぞれの立場とか都合とかそういったことは関係なく
本当に必要なことを、限られた物や人や時間などで効率よくおこなうこと

生きるために必要なアクション

そういったことを実践し、そして学び会えることができます

これこそが仕事でもきっと必要なことだろうし
組織としても大切で
縦割りな構造でなかなか横のつながりが生まれない
国の運営に対しても必要なことだと感じます

だからこそ
災害が発生した時に
それぞれが得意分野を生かし、積極的に関わっていくことが
それぞれの利にもつながっていけるのだと感じています

今年の3月11日のイベントに能登のみなさんを招待しました

体育館でダンボールベット生活をしている方々
高校生や先生、いろいろな立場の仲間を招待しました

今の双葉町や原発事故の大変さを知ってもらったり
シンポジウムに参加してもらったり
黙祷のあとの綱引きや凧揚げにも参加してもらいました

その時々で
たくさんの涙が流れましたが
迎えているわたしたちもたくさんの涙を流しました

13年経っても津波被害地域のなにもないままの風景

今の能登と変わらないようなくずれた家屋が未だにある双葉町

復興への道のりの険しいこと

原発事故の悲惨さなどたくさんの現実を知ってもらいました

能登の13年後はどうだろうか?そんな不安も感じたと思います

わたしたちとしては
13年活動を続け各地の災害支援をおこなってきても
なかな変わらない支援の在り方や一般的な意識
かつての学びが活かされていない事
なんとも歯痒い能登半島地震支援の現状

被災してもなんとかなるんだ!そんな世の中になれたらいいのにと
活動を続けてきましたが、現実は厳しい

言いたいことはたくさんありますが
言葉で全てを語っても
その通りにならなければ意味がありません

行動で示すこと

2011年3月11日に発災し
その後の原発事故や風評被害にたいして
あらゆる人があらゆる言葉を用いて様々なことを訴えたものの
13年経過した今のこの状態はどうでしょう

私は
13年間で「できないことがある」ことを知りました

でも自分にできなくても他にできる人がいる

今できなくても来年できることもある

誰かのせいにして終わりではなく
問題を解決したい

時間はかかるかもしれませんが
それでも問題を解決し、そこからの学びをこれからの未来に活かす事
きっとそうすることで
3月11日に追悼の灯火を灯すことができると思います

その日がきたから追悼をではなく
問題解決をしなければ
亡くなられた方々の供養はできないと考えています

来年も3月11日に集う場所をみんなで作ります

ぜひその場所にみなさんも一緒にいてもらえたら嬉しいです

きっと来年も能登の方々がいてくれると思いますが
その時にはお客さんではなく
能登のおいしいものを提供してくれていたりするかもしれません

「絆」という言葉はいつも発災直後に使われていて嫌いでしたが
わたしたちが大切にしていることはやはり
「絆」作りだと感じます

原発事故からの収束にはまだ何十年とかかると日本中の人が知っています

東京から3時間の距離にあり
東京の電力を作っていたことを
あらためて
伝えさせてください

あの時
何もしていなくても今できることがあります

それぞれの得意なことで繋がらせてください

どうぞ
よろしくおねがいいたします

また能登半島地震から3ヶ月経とうとしていますが
能登は週末もガラガラな道路状態です

今またあらためて炊き出しなどの支援活動と物資提供を
続けせさていただくためのご寄付をおねがいしています

Yahoo!ネット基金  令和6年能登半島地震 支援活動へのご寄付のお願い(LOVE FOR NIPPON)
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338002/

LOVE FOR NIPPON Amazon希望リスト (Amazon法人会員の方はご利用になれないのでご注意ください)
※物資のご寄付はぜひこちらをご利用ください
https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/F2HEHY36CWSD/ref=hz_ls_biz_ex

3月30日には能登でシンポジウム開催をし
4月1日はキャンドルナイトもおこないます

炊き出し活動をしながらも現地の声を集め
さまざまなニーズに応えていきたいと思います

どうぞみなさま
2011年からスタートしたこの活動ですが
今後も継続しておこなっていきたいので
おちから貸してください
よろしくおねがいいたします

ありがとうございました

一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表

CANDLE JUNE

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活動へのネット基金ご寄付はこちらからおねがいします
またぜひこちらをご紹介いただきたいです
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338001

これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report

ホームページ内の寄付ページと振込先です
https://lovefornippon.com/donation

三菱UFJ銀行
一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628

ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/

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