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LOVE FOR NOTO (令和6年能登半島地震に関する活動レポート)18

ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告させてください

昨年も毎月1日は月命日として
奥能登各地でイベントを開催してきましたが
4月1日も開催いたしました

会場は能登町白丸公民館です

こちらは津波被害があり、その後火事も発生した地域です

ほとんどの方が公民館で避難生活をされていて
当時炊き出しにもうかがっていたところです

公民館の上に仮設住宅ができて
比較的地域の方々がまとまって生活ができているところです

こちらの住民の方から命日にキャンドルナイトがしたいということで
12月1日に最初に月命日をおこなわせてもらい
1月1日の命日を迎えさせてもらいました

1月1日はそのほかの地域でも開催していたため
ゆっくり白丸の皆さんとの交流がもてなかったので
あらためて4月1日にまた開催させてもらうことになりました

何度も能登に足をはこんでくれて
現地の方々とたくさん交流し
そのうえで能登での経験から歌もつくってくれている
Hanah Springさんが歌いにきてくれました

前回も参加してくれた
福島出身の山岡トモタケさんもまた参加してくれ、
以前も白丸の歌を皆さんと歌ってくれていましたが
今回はそれ以外にもみなさんにギター伴奏でカラオケ的なこともおこなってくれていました

救州ラーメンプロジェクトさんも何度もラーメンの炊き出しをおこなってくれていますが
今回もやってきてくれました

富山理事のtakaは廃材利用のオブジェ作りワークショップをしてくれたり
私もキャンドル作りワークショップをおこないました

そして避難所時代からのキッチンジュンによる炊き出しメニューも楽しんでもらいました

マッサージチームは東京からきてくれている唯ちゃんと
現地能登チームのたくみちゃんが担当してくれました

現地メンバーもいることが最近の嬉しいことのひとつですが
マッサージをしながら仮設住宅での暮らしの今を教えてもらっています

「仮設が狭くて、仕事もなくなってしまったし、家も畑もなくて溜まり場もないから
毎日テレビ見てばっかりで。。。今日はとってもうれしいです」

と言う声が多くありました

また最近の月命日イベントには必ず来てくれている
大道芸人チクリーノさんは
会場にいるすべての人を楽しませてくれました

大爆笑の時間です

311からそうでしたが
被災地域ではある時期から「笑いがほしい」という声が多く上がります

テレビの中にはたくさん芸人さんが活躍されていますが
数名は炊き出しなどにきてくれているのを目にしますが
お笑いをしてくれている芸人さんはいません

なぜこんなにも笑いを求めている人たちがいるのに
芸人さんがやってこないのだろうといつも思います

双葉町でのイベントなど13年が経過した今
町のイベントで芸人さんがステージにあがるのですが
その時もギリギリまで楽屋待機していて
ライブが終わったらすぐ帰るといった人ばかりです

たしかに笑いは届けたものの
被災地域の方々とふれあうこともなく
お金をもらっているからプロの仕事をステージでやりました!

それだけで果たしていいのだろうか?と感じてしまいます

少し愚痴のようになってしまいましたが
歌を歌う方のなかでもそういう方がいます

現地の被災された方々とふれあうことでリアルを知ることができます

なるべく私がアテンドした時には現地の人を繋いだり
あまり知られていない酷い被災地域などを案内するようにしています

Hanahさんや山岡トモタケくんは
本当に多くの方々と積極的にお話したり一緒に歌ったりしてくれています

この日も夜までイベントをおこなって
そこから片付けをしてベースに戻り、みんなでご飯というときに
白丸の窓口をしてくれている宮本さんが
打ち上げに参加したい!と来てくれてたのですが
二人は宮本さんが歌うのが好きだと言うことで
一緒に歌うなど楽しい時間を作ってくれていました

またマッサージをしてくれた現地メンバーのたくみちゃんの娘ななみちゃんは
山岡トモタケくんと一緒にステージで歌も披露してくれていますが
以前Hanahちゃんが来た時も
ギターを教わりたいということで二人で練習をしていました

この打ち上げの時に
Hanahちゃんがサプライズで
ななみちゃんにギターのプレゼントをしてくれました

みんなこのサプライズにとても驚き
そしてみんなで喜び合いました

ギターを教えたり歌を一緒に歌ったり
避難生活をされているみなさんのために
自分のできることを一生懸命やってくれているこの二人のアーティストがとてもかっこよく思えました

またアメリカ留学している高校生も
何度か日本に戻ってきた時に支援活動に参加してくれていますが
その高校生たくみくんも
能登ベースで知り合ったななみちゃんが英会話を習いたいと言っていたので
今はアメリカとリモートで英会話レッスンをしてくれています

それぞれができることで繋がってくれていることがとてもありがたく
小学六年生だったななみちゃんも

「わたしも支援活動したい!」といって参加するようになったことから
たくさんのプラスが生まれているのだと思います

こうしたさまざまなアクションをそれぞれがしてくれていることで
支援活動のイメージも変わるのではないかと感じました

能登支援で大切なことは
震災や豪雨災害からの復興もありますが
人口減少や高齢化、インフラ劣化や山や川のケア、
さまざまな問題が日本各地で劇的に増えていきます

なかなか支援が入らなかった能登では
地域の人たちが立ち上がり、支援者たちと一緒に
あらゆる問題解決をしている状態ですが
これはこれからの日本の課題に向き合っている活動なのだと感じています

能登で成功例ができることで、視察ツアーも発生するだろうし、
あらためて能登半島の自給自足率を高める必要を現地の方々も感じているなかでは
この先の日本のショーケースとして能登が存在していけるのではないかと思います

大きな話かもしれませんが
大手メディアに対して疑問符が立つこの時代
ネットでもあらゆる情報が溢れてきますが
本当か嘘か、「真実」とは!?を知りたいのであれば
自分自身が行動し交流して、感じたもの、それこそがその人の真実でとなり
その人ならではのつながりやコミニティー形成になると思います

「災害大国日本」だから
いつかどこかで災害が起こることはみんな知っている

だったら災害が起きたらどうなるか伝えておかないと!

そしてどういったことが大切なのか!防災なのか。を話し合わないと!

かつて起きた場所から経験した人から学ばないと!

省庁や行政は縦割りと言われがちですが
企業も団体もあり得ることだと思います

そしてあらゆる「業界」という世界も忖度などがあり
本当はまずいこと!と思っていてもまずい!と言えない世界です

政治のせいにして終わらせるよりも、現場で一緒に汗を流し
どうあったらいいかを考え、話し合い、そして実行する

私個人の行動規範でありますが
LOVE FOR NIPPONはそういう団体でありたいと考えます

私たちはこれからも
毎月1日に能登でこういった1日を能登の皆さんと一緒に作っていきます

そしてこれからも能登活動を継続していきたいので
ぜひ活動へ賛同いただける方はご寄付をよろしくおねがいいたします

どうぞよろしくおねがいいたします

ありがとうございました

一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表 
CANDLE JUNE

こちらから私たちの活動の様子がみれます
お時間あるときにぜひ

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