report |
2025年1月25日(土) SOTEシンポジウム郡山開催報告
ラブフォーニッポンなみなさまへ
活動報告をさせてください
私たちは311からの教訓を活かしていくために震災から10年の節目より
シンポジウム開催を続けています
被災地支援をしていると様々な「どうしてこんなことになるのだろう?」
「もっと横の連携ができていたら?」
「みんなの支援の気持ちがダイレクトに現地にいくためには?」
「そもそもこれまでの被災経験が防災に活かされていたら」
そんな気持ちになってしまいます
現在の能登活動でも
たくさんの残念な出来事に向き合うことになります
被災した地域のみなさんの多くは初めての被災体験で
「こんなことになるなんて!!」
「国とか行政はもっとなんとかしてくれないのか?」
初めて向き合う数々の困難があります
そして様々な支援の気持ちや物質的なものが現地に届いていても
平等性や様々なルールによって
今必要な人に行き届かないという悔しい出来事にも。。。
私たちは現地活動を行いながらも
経験からの学びを
これからの街づくりに活かしていけるシンポジウムを、と1年間で8回開催しています
2025年1月におこなった郡山開催では
福島県双葉郡で女子サッカーチームを新たに立ち上げた佐藤夏美さんに登壇いただきました
この日も様々な立場の方々が集まってくださいました
女子サッカーを生業にすることの大変さ
原発事故からの復興の難しさ
メディアにどう取り上げられたらいいのかなど
様々な業種や内容で議論がかわされました
環境省からもご参加いただいていたので
中間貯蔵施設のこと、除去土壌のことなど理解も
みなさんが素直に感じることを語り合い、深め合うこともできた時間でした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『SOTE SYMPOSIUM 郡山会場』
ーーーーーー概要ーーーーーーー
◆日程 :2025年1月25日(土)14:00-19:00
シンポジウム:14:00—17:00、交流会:17:00-19:00
◆会場 :ビックパレット福島 3F研修室
◆住所 :福島県郡山市南2-52
◆テーマ:社会活動から、その先へ
◆趣旨 :復興支援〜社会貢献を志し、進みながらその先で
何が出来るのか具体的に考えていく繋がりづくり
————プログラム————ー
13:45 受付開始
13:55 会場オープン
14:00 スタート/会の説明など 代表CANDLE JUNE
14:30 基調講演
佐藤夏美さま/一般社団法人SPORTS SOCIAL INNOVATION 地域プロジェクトマネージャー
14:50 トークディスカッション
15:40 休憩
15:50 トークセッション〜311のこれからについて〜
16:45 シンポジウム終了
16:55 フォトセッション
17:00 交流会
|
19:00 終了
—————————————
▼参加メンバー▼
佐藤 夏美さま 一般社団法人SPORTS SOCIAL INNOVATION 地域プロジェクトマネージャー
村井 秀彰さま 環境省 環境再生・資源循環局 福島再生・未来志向プロジェクト推進室
鶴舎 亮さま 株式会社JTB福島支店 営業課長
土屋 輝幸さま 浅野撚糸株式会社 双葉事業所 所長補佐
管家 慎太郎さま ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部
本間 誠さま 株式会社ホップジャパン 代表取締役
佐藤 希さま SPACEBALL LLC
佐々木 航大さま 株式会社スマイルズ プロジェクトマネージャー
霜村 真康さま 常勝院 住職
陰山 弘暉さま 防災me運営事務局 総括・開発ユニット/現役大学生
増田 匠汰さま デジタルハリウッド大学 学部2年生
古澤 幹雄さま アクセンチュア株式会社 オペレーションズコンサルティング本部 マネージャー
———————————————————————————
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
311のタイミングや東京開催でのシンポジウムは参加者も多く
自己紹介的なところで終わってしまうくらい
それぞれのマイク時間は少ないですが
少人数での開催では、それぞれが基調講演感じたことや
それぞれのアクションについて思ったこと
協働できそうなことなど話が盛りあがります
発災直後からのお付き合いとなっている福島中央テレビのディレクターが
当時から見ている私たちの活動を語ってくれたり
また震災から10年の節目からスタートしたシンポジウムで知り合った方や
シンポジウムには必ず学生に参加してもらおうということで
若い世代もいることによって
それぞれがどれだけのことをやっているかの自慢話的な形にならず
それぞれがおこなっていることの良いところや問題点などを伝え
問題の部分をどう解消するかや
共にやっていきましょうという新しい出会いとなれる機会に
このシンポジウムはなっています
参加者のみなさんにその後の協働連携や協賛関係など
報告してもらっているもので様々な繋がりが生まれてきています
社会活動はしたくなるものではなく
したほうがいい、しなければならない的な要素が強いものです
私たちは被災地支援を続けている中でみえてきた現地の構造や
補助金助成金の流れ、メディアの心理など
どういった体制でアクションしていけば様々な連携に発展したり
メディアに取り扱われるようになったり
なにより現地のためになるのかなど全体構造を意識しています
災害発生時にはどういった支援が効果的で
時間が経過してから必要なことは?と
時系列でも最適なアクションを考えています
それは企業や団体単位でもですが
個人としても大切な考え方です
シンポジウムにはそれぞれの看板を背負って参加する方もいれば
個人的な立ち位置で参加する方もいらっしゃいます
支援活動や社会活動も同じことではないかと思います
11/1に能登でイベントを開催します
LOVE FOR NOTO という6月に昨年から代々木公園で行っているイベントの能登開催です
その次の日11/2にシンポジウムの能登開催をおこないます
11/1のイベントに協賛いただく企業の方や能登の様々な方々
支援団体関係者などが集いシンポジウムを開催します
台風や水害、地震や火事
様々な悲劇が毎年日本のどこかで起きています
そのどれもが当事者になってみなければわからないことです
いつか何かしらの悲しみに出会うことになるかもしれない
でも現在発生している場所に行き
そこで起きたことに対しての対応の良かったことそうではないこと
個人の生活のなかでどんな問題と直面するのか
それはどうやって回避できるのか
しなければいけない支援ではなく
しておいたほうが自分にとって得するアクションが被災地支援であること
それをより多くのみなさんにお伝えしたいです
自分ができることをする
様々な職業があってこの世界は成り立っています
日本のどこかで悲しんでいる人がいたら
具体的にどうしたらいいかを考え話し合いアクションを起こす
日本という国を大きく捉えるか
小さく感じるかはそれぞれですが
日本の中だけでも
まずは「おたがいさまだからね」と
助け合える癖がついていけたらいいなあと思います
是非このタイミングで能登に足を運んでみてください
そしてこれからもみなさまのお力を貸していただけましたら幸いです
ありがとうございました
一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表
CANDLE JUNE
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report
ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311
活動へのネット基金ご寄付はこちらからおねがいします
またぜひこちらをご紹介いただきたいです
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338001
ホームページ内の寄付ページと振込先です
https://lovefornippon.com/donation
三菱UFJ銀行
一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628
月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/
———————————————————————————