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2025年8月1日 ONE NOTO 珠洲市大谷公民館にて
ラブフォーニッポンな皆様へ
現地活動報告をさせてください
福島月命日活動や能登活動
その他の活動の報告が遅くなってしまい申し訳ありません
2025年8月1日は能登活動ONE NOTOと称している
毎月1日に開催している月命日活動を
珠洲市大谷公民館おこなってきました
こちらは地震も豪雨も共に被害がひどく
まだこの状況なのか!ときっと現在訪問したとしても誰もが思ってしまう地域です
災害によって亡くなられた方がいます
そしてここで暮らし続けたくても続けることができなくて引っ越していく人もいます
圧倒的に被災したこの地域では
あれもこれもないという状態が続いており
そんな中でもみんなで助け合って暮らしていらっしゃいます
まだ今はなんとか車の運転できるけど
皆高齢化も進んでいるからこれからどうしよう
お店もほとんどないから買い物も大変だし、病院にいくのも1日がかり
道路も直し続けてくれているけれど
ちょっと大雨になるとまた通れなくなったり、新たなところが崩れたり。。。。
「唯一嬉しいニュースは支援者の中から移住してくれた若い子がいるんだ」
と教えてもらいました
この地域の課題はとても山積みで
現在も災害只中であることは間違いないのですが
それでもこれだけあらゆることがマイナスであると
みんなが助け合うようになるんだなあということを知れることにもなりました
この地域の家族と仲良くなったスタッフがいたことで
今回の月命日開催とつながりました
そのスタッフからのレポートが以下です
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【8月1日ONE NOTOレポート】
8月1日の月命日活動ONE NOTOは、
私が初めて能登にお邪魔した時に仲間とお世話になった方のご紹介で、
珠洲市大谷地区の公民館にて行いました。
福島出身のアーティスト 山岡トモタケさんの歌のステージや、
福井から何度も能登活動に参加してくださっている写真家のヒュッテさんによる出張写真館、
富山から毎回能登活動に来てくださるTAKAさんの端材でオブジェ
そして長崎からは、メンバーを中学生から20代後半で構成するダンスユニットが来てくれました。
また、今回は富山からHOME kitchenのご夫婦も来てくださり、
いつものキッチンジュンのメニューに加えて彩り豊かな炊き出しとなりました。
ごはんをみんなで食べながら話す時間は、とても大切で
震災当時のこと、豪雨被害のことや現状を知ることができて、深く繋がり会えるきっかけともなります。
繋がりができてからも話すことではありますが、
最近は、たわいもない会話、家族や友達の話、趣味の話、好き嫌いの話など
色々な話ができ、お互いを知る時間ともなっています。
震災のことを知ることは大切なことですが、
これからも繋がり続けるためには、たわいもない会話もとても大切だと感じます。
この時間を通して、集まってくれている地域の方々から
次はうちの地区の方でもやって欲しい!
と声をかけていただくこともあります。
仕事の都合などもあり、私にとっては2ヶ月ぶりの能登活動でした。
今までの人生の中で、地元に帰る以外に定期的に行く場所はなかったので、
いつの間にか能登に毎月行くということが習慣のようになっており、
2ヶ月行かなかっただけで、とても寂しく、
能登にのんびり行きたいという気持ちが込み上げてきていた中での能登活動。
能登に着き、久しぶりに会うLFNの仲間や、OPEN JAPANの友人、DOYA COFFEEさんや
地元の方々と顔を合わせると
「おかえり〜!元気だった?!」と迎えてくれました。
JUNEさんの活動に参加するようになり、
「ただいま、おかえり」と言える関係を
ということが当たり前になってきていましたが、
この日、「おかえり」と言われた時には、
嬉しくて思わず涙がこぼれました。
そしてまた今回は、”被災地支援”の難しさを感じた1日でもありました。
能登のみなさんと交流を深めたい
能登のみなさんと楽しい時間を共有したい
能登の今を知りたい
など、能登のみなさんのことを想って、
日本各地から仲間が集まっているはずなのに
少しのすれ違いで、その想いがうまくお互いに届けられないことがあるのだと知りました。
支援の形は1つではありません。
同世代の友人たちも、
現地を訪れる、現地の食を楽しむ、今を伝えるなど
それぞれが様々な形で活動しています。
ただ1つ、私が忘れたくないことは
能登で出会ってきた方々を家族のように大切に想いたい
ということです。
この気持ちがあれば、
自分たちのエゴかもしれない支援の活動が
ほんの少しでも、能登の皆さんに
受け入れてもらえるのではないかと思います。
同世代や、私より若い世代の仲間はまだまだ少ないのが現状ですが、
もっともっと沢山の人に能登に来てもらえるようになることが
私がこの活動に参加し続ける1つの意味でもあります。
能登はとても素敵な場所です。
ぜひ、沢山の方に能登を訪れてもらいたいです。
また次に能登に帰れる時が楽しみです。
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この大谷公民館で開催したことで
「今度はぜひうちの公民館でもやってほしい!」と
輪島市の方から声をかけてもらいました
私は当初、能登支援は能登町を中心としておこなうと決めていました
珠洲市の奥のほうが被災がひどいことを知っていましたが
今のうちの資金力やメンバー
今回の能登地震に対してのリアクションなど
色々なことを考慮した結果そうしました
飛行機や車での能登入りの距離感や災害内容の違い
奥能登の祭りが盛んである中で
その中心的なあばれ祭りがおこなわれている能登町
輪島市の朝市や珠洲市の被害の大きさ
その影に隠れてしまっている能登町で発信すること
色々と理由はありますが
堅実に活動を続けていく中で紡いでいく繋がりから
能登人たちと共に支援ができるような体制を
そんなふうに考えて
珠洲への支援はつながりがあるところで
要望があればおこなっていくとしていました
役場などとやりとりしていっても
担当が変わっていきます
被災した地域の皆さんと繋がり続けることが
絆を作っていくもっとも大切なことで
それは団体としてもですが
参加してくれているスタッフや現地で手伝ってくれている人たち
みんなにとっても大切なことです
圧倒的な災害状況をなんとかすることは難しいですが
そこで暮らすみなさんと私たち一人一人が繋がっていくことは
誰もができることです
能登地震からもう直ぐ2年となります
想いはあっても能登にいけていない人がいたら
声をかけてもらいたいです
私たちは現在支援団体にも声がけをして
能登町内浦総合運動公園という津波被害にあった場所を片付けています
11/1の月命日にここでイベントを開催するためですが
能登の住民の皆さんはじめ様々な繋がりが今動き始めています
イベント詳細はこちらからおねがいします
https://songoftheearth.info/
能登支援に一度は来たことがある方も
震災前に能登を訪問したことがあるという方も
まだ能登には行ったことがないという方もぜひ
このタイミングで能登に来てもらえたらと思います
まだまだ支援が必要な地域や人や内容が盛りだくさんですが
復活しているものも多くあります
「少しでも多くの方が能登にきてほしい」
ということが能登のみんなの想いです
東京から飛行機が便利で安くて早いです
能登には美味しいものがたくさんあり
お祭りが毎日のように各地でおこなわれています
宿泊する場所もいろいろあります
11/2には能登町のベースでシンポジウムも開催いたします
あわせて是非ご検討ください
どうぞよろしくおねがいいたします
ありがとうございました
一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表
CANDLE JUNE
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これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report
ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311
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またぜひこちらをご紹介いただきたいです
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一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628
月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/
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