report |

24時間テレビ福島をともに

 DSC02391.jpg

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
24時間テレビを福島中央テレビさんとともに郡山で
ラブフォーニッポンでは震災の起きた年の8月
24時間テレビと共催で福島県いわき市の沿岸部でイベントを開催しました
斉藤和義さんはじめ多くの方々の協力を頂き
津波被害がのこるアクアマリン水族館駐車場でおこないました
二年目からは郡山ビックパレットでの開催となり
会場のとなりにある仮設住宅のみなさんとともに
キャンドルナイトライブを行うなどしてきました
DSC02425.jpgDSC02354.jpgDSC02338.jpgDSC02339.jpgDSC02336.jpg
今年は
yaeさん、おおはた雄一さんや谷本賢一郎さん
ゼロゼロゼットエリカさんなど何度か参加してくれているアーティストはもちろん
今年は怒髪天さんがアコースティックライブをおこなってくださいました
これまでの出逢いで繋がって来た仲間たちも福島県各地からそして新潟や東京、宮城からと
みんなが集ってくれての一日となりました
今年のキャンドルメッセージは「ふくしまからえがおを」というものにしました
これは新潟中越地震から学んだ事でもあるのですが
震災から3年という月日が過ぎると
「たくさんの支援をありがとう」というメッセージを被災地から発信しはじめます
新潟のみんなはにいがたからみんなえがおにということで
福島のみなさんを招いてお米作りをおこなってくれたり
仮設での餅つきやそば打ちなどえがおをとどけることを続けて来てくれました
それを受けた福島のみなさんが「今度はうちらがみんなにえがおを与えないとね」と
この日に集って一緒につくってくれた仲間たちはずっと笑顔でした
DSC02342.jpgDSC02382.jpg
またこの日に再会できるのをたのしみにしてくれている親子がたくさんいます
かつて避難所だったここで出逢ったみなさんはまたこうしてここで逢える事を楽しみにしてくれていて
「自分の子供がこんなに大きくなりました!」
「ほらもうちゃんと自分で挨拶できるでしょ!」
「無事に高校に通えるようになりました」
などそれぞれに報告をしてくれます
とてもうれしいことがたくさん集る一日です
みなさんには
毎年キャンドルホルダーにメッセージを書いてもらっています
DSC02361.jpgDSC02362.jpgDSC02363.jpgDSC02366.jpgDSC02374.jpgDSC02375.jpg
今年もまたたくさんの想いが集りました
復興へのあつい想いもさまざまでした
以前にくらべて
あまり原発のことや放射能の事などが書かれなくなって来ています
それを喜ぶべきなのかどうなのか考えさせられます
福島のみなさんは最近この事についてあまり話していないように思えます
もちろんどの地域も以前にくらべて数値は下がり
除染活動は続いています
しかし
未だ原発は安定していませんし
汚染水は出続けています
問題はなにも解決していはいないのに
話題にならなくなっているのは
話題にしたくてもできない空気が発生したり
話題にしたとしてもどうしようもないというような答えしかでないという事なのかもしれません
それは福島県のみではなく
日本のどの地域でも起きている事です
何かのせいにして終わる話ではないですし
現実的にどうにかしなければいけないことなのに
みんなが話あわなくなってきていることに危機感を感じます
24時間テレビは
「愛は地球を救う」と言います
未だ大変な場所がここ日本にあるのだからもっともっと多くの福島の話題が
この日に起きなければいけないのでは?と思います
DSC02420.jpgDSC02406.jpgDSC02447.jpgDSC02451.jpg
現在も原発事故からの避難生活を続けている仮設住宅の皆さんが
一緒に片付けまで手伝ってくれて
ごはんも用意してくれていました
震災から5年目の今も
かつて避難所であったビックパレットの横の仮設で暮すみなさん
かえれるようになってきた自分たちの町も
放射能の心配など
かえりたくてもかえれないという現実があります
複雑で繊細なこの問題は
もっともっと多くの関心が話題とならなければ
本当の解決には繋がらないと思います
これからも福島での活動を続けますが
そういったことも
話題にしていき
もっともっとこれからの未来がどうあったらいいのかを一緒になって考えていけたらと思います
 
みなさん
どうぞこれからもラブフォーニッポンをよろしくおねがいします
ラブフォーニッポンFB
月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています
ありがとうございました
CandleJUNE
 
 
DSC02456.jpg

レポート一覧へ戻る >