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3.11福島県いわき市四倉”よつくら港”

2013年3月9、10、11日とLOVE FOR NIPPONが

福島、郡山、山元町と各地で追悼式典への参加や現地のみなさんとの交流を深めている中、
地震以降初めてイベントという形でLOVE FOR NIPPON ROADを行った場所(http://lfn-report.jugem.jp/?eid=4)である、福島県いわき市四倉にある道の駅よくつら港ではBro.KONEさんを中心に魂同組のみなさんが「ここから未来へ」というイベントに参加しました。
この道の駅は地震と津波の影響で、建物が損壊していましたが、
昨年の8月11日に晴れて再びオープンすることとなり、以降は多くの人で賑わう場となっています。
 初めてイベントを開催した時は、建物のほとんどが使えず、
またその周りにはまだ流された船や瓦礫が散乱しているような状況でしたが、
昨年の8月11日には再びオープンすることができ、また10月20日には隣にキッズランドという子供たちが無料で遊ぶことができるスペースも作られました。
この日はよつくら港でのメモリアルイベントと併せて、
キッズランドでは「NPO法人 震災遺児・孤児をみまもる会」の立ち上げイベントとタイアップし、子供向けのイベントが行われました。
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イベント当日は、この地にゆかりのあるミュージシャンである、花音さん、ハヤブサさんのLIVEから始まり、エイサーとじゃんがら念仏踊の奉納が行われ、Candle JUNEも郡山での追悼式とおだがいさまセンターでのイベントの合間を縫って会場を訪れました。
キッズランドでは来場者みなさんの手形でこいのぼりを作るというイベントと、 魂同組チームより東京からはVK DESIGNさんがお絵描きワークショップ、マイケル鶴岡さんのダンシング教室が行われ、たくさんの子どもたちで賑わいました。
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途中、電車が運休するほどの強風に見舞われてしまい、
よつくら港イベントスペースで予定されていたLIVEが
急遽キッズランドでの開催に変更となりましたが、
その後はKM-MARKITさん、HAR-COさん、THE RAIDERSさんのLIVEが行われ、
おそらく初めて間近で目にするHIPHOPに、最初はとまどいながらも最後は身体をゆらし応えるたくさんの方がいらっしゃいました。
LIVEの合間にもKM-MARKITさんが「僕たちはこういう音楽をやっていて、なかなかみなさんと交流を持つことは難しいと思っていた。でも、こうして僕たちを迎え入れてくれた四倉の人の温かさに感謝します。また僕たちにもできることがあるんだと気付くことができました」と言っていたことが印象的でした。
そしてその後は、Bro.KONEさんのLIVEとなり、 これまでに幾度となく福島に足を運んでいるKONEさんを心待ちにしていたみなさんの想いもあり、とても盛り上がりました。
「僕はこれからも、ずっと福島のみなさんを想っています。そしてこの地に通い続けます」
短い一言ですが、どんなスケジュールでもLOVE FOR NIPPONの活動に参加頂き、
福島でたくさんの交流を持ってきたKONEさんの想いが集約されていたように思います。
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Candle JUNEがはじめて物資を届けたのも、この四倉でした。
毎日たくさんの人に呼びかけ、集まった物資を持ってひたすら往復する日々があり、いまこうしてたくさんの方々のご協力のもと3.11という日を迎えることができています。
同時に、まだまだ沢山の問題もあり、取り組むべきことは膨大にありますが、
LOVE FOR NIPPONとして、できることをただひたすらに続けていきたいと思います。
四倉のみなさん、魂同組のみなさん、本当にありがとうございました。
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– 魂同組さんより今までご協力頂いたご寄付 –
2011年8月22日 24TVイベント@アクアマリンふくしま / 募金箱設置・ブース出店売上
2011年10月14日 fatlaceイベントにて / 募金箱設置
2011年11月30 イベントにて / 募金箱設置
2012年3月11日 四倉イベントにて / 募金箱設置・ブース出店売上
2012年3月29日 Bro.KONEさんLIVEにて / 募金箱設置
2012年8月25日 24TVイベント / ブース出店売上
2012年10月5日 fatlaceイベントにて / 募金箱設置
※上記はアクションの一部です。



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