report |
4月の月命日を福島県浪江町のみなさんと
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4月11日の月命日には福島市の笹谷東部仮設住宅を訪問しました
福島県浪江町のみなさんが避難生活を続ける仮設住宅です
マッサージチームや守矢さんのステンシルトートバッグやヨガの先生たちのワークショップをはじめ
いつもは折り紙のワークショップをしてくれているユーゴさんは
よろず相談所を開設してみなさんの悩み相談を占いを交えておこなってくれました
そしてユーゴさんの娘達のダンスレッスンも。
谷本賢一郎さんのライブも地元えりかさんのライブもありもちろん
みんなでひとつになるビンゴ大会も大盛り上がりでした
会津からも宮城からも各地から仲間が集合して
「たのしくて、おいしくて、うれしくて、ありがとう!!」
な一日となりました
昨年の4/11もこの仮設住宅で月命日ロードをおこないました
この仮設に暮している、ゆうきくんは小学6年生になりました
出逢ったころは小学3年生で、初めてこの仮設住宅で炊出しなどをおこなうときに
各世帯に
「ラブフォーニッポンのみなさんがやってきてくださいました!!みなさん集会場に集合してくださーい!」と
拡声器を片手にまわってくれました
その時から何だこの子は?とみんなの人気者になりました
「将来の夢はアナウンサーです」
その年の七夕に訪問した時に見つけた短冊に書いていました
出会いからこれまで
たくさんの出来事がありました
大好きな福島中央テレビのアナウンサーに仮設に来てもらったり
24時間テレビの司会進行を手伝わせてもらいました
ビンゴ大会の司会も、もちろん必ず
月命日の最後の締めの挨拶もしてもらいます
「えーとね、避難生活もいろいろあって大変かとおもいますが、こうして東京からみんなやってきてくれて
たくさんの励ましをもらいましたから、みなさんがんばっていきましょうね!」
そんな大人びた挨拶をして集ったみんなを笑顔にもしてくれたりしました
どんな時も大人びた発言と気遣いをもってくれていたゆうきくんでしたが
4月の月命日の時だけすこしだけ本音をこぼしてくれます
4月11日はゆうきくんの誕生日です
「原発事故からずっと避難生活で毎日が大変だから
これまで本当に嬉しいなあ、楽しいなあって思える誕生日は一日もなかったんだ。
でもラブフォーニッポンのみんなに祝ってもらった誕生日は本当に楽しい一日って思えた!」
この仮設もそろそろ終りを迎えるための
アンバランスな時期に入って来ています
徐々に人は減り
自治会も解散していくような雰囲気も生まれています
ほんとうは最後の一人まで気持ちよくあれればいいのですが
住んでいる皆さんも出て行かれる方も
役所や近隣の方々、さまざまな人の想いからなることかもしれません
大人たちのいざこざを子供たちはいつも見ています
いつも聞いています
ゆうきくんはとても大人っぽい台詞をマイクを持つと言います
なぜ子供の彼に
「いろいろありますけどがんばっていきましょう」と
言わせなければいけないのだろうか
子供たちは何故生まれ故郷で暮せないのだろうか?
何度も転校しなければいけないのだろうか?
『放射能が移るから近寄るな!」そんな言葉とともにいじめにあわなければいけないのだろうか?
4月11日の一日だけかもしれないけど
「今日は一日ほんとうに楽しかった」
ゆうきくんにそう思ってもらいたい月命日ロードでした
みなさんこれからもラブフォーニッポンをよろしくおねがいします
また熊本での活動もおこなっていますのであわせてどうぞ
よろしくおねがいします
CandleJUNE
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ラブフォーニッポンでは熊本地震支援活動のための寄付をおねがいしています
三菱東京UFJ銀行
一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628
※お振込みの際振込名義の頭にクマモトと記入後、お名前をいれてください
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これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
ラブフォーニッポンFB
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月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています
https://www.facebook.com/LFN311
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4/11の月命日福島仮設住宅での活動に参加したスタッフレポートです
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お母さんたちが握ってくれたおにぎりが
みんなで食べるご飯がおいしくて到着早々 泣きそうに。
どうしよう 、上手く喋れない。
いやいや、泣いている場合じゃないはず。
LFN のお手伝いとして、ここに立っていることを思い出し
一人でこっそり気合を入れなおしました。
桜と風花が舞う中、
元気よく外を駆ける子どもたちと 氷鬼をしたり、
だるまさんが転んだをしたり。 それから それから
「ハッピバースデイ トゥーユー♪」
今日は、ゆうき君の誕生日でもありました。
彼との出会いは昨年の7月、
いわき市にある
双葉町のみなさんの仮設住宅を訪れたときでした。
やがて秋が来て、冬が明け、
桜が見頃を迎えた頃―― 偶然会った LFN の友人から
「一緒に誕生日を祝いに行きませんか?」
と、お誘いがあったんです。
もし、「命日」に対があるとすれば
それは「誕生日」になるのでしょうか。
願いを込めて、名前を呼んでもらったその日から。
時のうねりを渡り、迎えた朝を数えながら。
たくさんの人から、名前を呼ばれながら。
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おひとりの女性から、震災の日の辛いお話を聞いてしまいました。
ご主人が船を沖に出して、帰らぬ人となったと。
漁師さんは津波が来ると、船を持って行かれない様に沖に出すのだそうです。
あんな大きな津波だったのに。
そんな辛いお話をしてくださって、、、。
想像を超える時間が続いたんだろうと、思いました。
今は、仮設でフラダンスをしたり、ハワイアンキルトをしたり、仲間がいて楽しい、助けられていると、
ここを出て暮らすようになったら一人で寂しいとおっしゃっていました。
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