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5/12@福島県相馬郡新地町
畑中達生さん(M3P ファクトリー)からレポートが届きました !
◇5月12日 福島県相馬郡新地町 炊出し
福島県と宮城県の県境に位置する福島県相馬市新地町周辺には、
新地町災害ボランティアセンターが管轄する5カ所の避難場所があり、
今回はそのうちの4カ所におじゃましてきました。
実施場所は、新地小学校、尚英中学校、保健センター、福田小学校の4カ所です。
180人~40人程度のわりと少人数の避難場所です。
ここでは、地元ボランティアや避難者で班をつくり交代で食事の用意をしているが、
毎3食の大人数の給仕にかなり疲れが出て来ており、外部からの炊出しもほとんど無いようで
ボランティアセンターより炊出しのオファーを頂きました。
今回同行して頂いたチームは、
いつも頑張って頂いている、マザールーシーチームを中心に、
株式会社 アクバル(インド料理)、青果ミコト屋(青果店)と
フットサルアパレルブランド「ルース」の株式会社 EN さんの11人で行ってきました。
株式会社 ENさんには今回の資金提供もして頂き、
湘南ベルマーレの野島 倫 選手、田中 智基選手にも同行して頂きました。
新地小学校の調理室をベースにさせて頂き、昼食と夕食の2回の炊出しをさせて頂き、
4カ所にトータル450食を提供できました。
昼食はアクバルさんのインドカレーとサラダ、夕食は豚生姜焼き、
サラダ、みそ汁の定食を作らせて頂きました。
4カ所への同時炊出しはかなりテクニカルで、
結局のところ避難所の元気おかあさん菅野さん(写真右下)にすごく助けてもらいました!
新地町には埒浜と釣師という地域があり、
ほぼ壊滅しており海岸から6号線までの間の住宅は1軒も残っていません。
しかし、こちらの方々もやっぱり強い!
数々の悲しみや苦しみを抱えながらも、力強く、明るく、互いを思いやり
避難所の生活を送っていらっしゃいました。
今週にはかなり仮設住宅が完成し、
福田中に避難中の100名の方は全て仮設住宅に移れるそうです。
しかしながら悩み事は多く、
「ここにいれば、無料で生活できるが仮設に移ると賃料以外はすべて費用がかかってくるのが、
今のみんなの悩みだ、、、いろいろとあるよ、、、。」
と話してくれた埒浜の村長三宅氏(写真右下2番目)の言葉は重いものでした。
19:00頃にやっとすべての食事を終え片付け完了。
青田さん、宮川さん(写真右下3番目)はこの時間からの食事。
菅野さんには最後まで本当にお世話になりました。
今後もつづけて伺えるチーム編成をしたいと思います。