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7月の月命日を福島の小学校で

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7月の月命日は福島県福島市

 

福島市立御山小学校で月命日ロードを開催してきました

 

 

幼稚園などではこれまでも開催してきましたが

 

小学校でとなるとなかなか長時間でのイベント開催は難しいところなのですが

 

ラブフォーニッポン福島支部長樋口先生のおかげで

 

学校側とのやり取りがしっかりと出来た事で

 

当日はもりだくさんの内容となりました

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この日の始まりは体育館で

 

大道芸くるくるシルクさんのライブからスタートしました

 

始めて見る子供たちはおはしゃぎで楽しんでくれていました

 

 

その後は

 

折り紙オーナメント作りワークショップや

 

子供たちだけでなくお母さん達の参加も多数あったので

 

いつも仮設住宅でおこなってくれている仲間たちによるマッサージや

 

ヨガのワークショップなどもおこないました

 

 

 

また

お花のワークショップには子供たちも沢山参加してくれていました

 

 

 

普段の月命日では仮設住宅でバーベキューなどをおこなっていますが

 

この日は

カレーや、ポップコーンなどの提供をおこないました

 

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浪江町仮設住宅のみなさんが福島大学のみなさんと一緒にかき氷を提供してくれたり

 

フタバフルーツさんもフルーツの提供をして下さいました

 

 

 

福島各地の仮設住宅のみなさんが手伝いに来て下さっていました

 

また協力して下さった学校にはサラヤ株式会社さんからご支援いただいている

消毒剤や洗剤などをお渡ししてきました

 

 

イベントは中庭を中心に体育館や教室などでおこないましたが

 

たくさんのライブもそこでおこないました

 

ステージでは

 

スペインの子供番組ジェリージャムのキャラクターもきてくれて

 

いつも来てくれている神戸のわるキャラ”わるたん”との共演となり、小さな子供たちに大人気でした

 

 

ライブは

 

宮崎ひとみさん

 

越尾さくらさんと伊東和哉さん

 

福島在住エリカさん

 

谷本賢一郎さん

 

高橋てつやさん

 

そして急遽

 

 

福島出身の片平里菜さんも登場してくださいました

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福島市は原発事故発生当時

数値が高いもののほとんど支援が来ないと良く言われていました

 

 

当時幼稚園生だった子供たちも今では小学生です

 

 

あのころ外遊びを禁止されていた子供たちは

 

手先が不器用な子供が多かったり

 

未だに外遊びの遊び方を知らないと言う子供が多くいます

 

 

この日も何人かのお母さん達といろいろとお話をさせてもらいましたが

 

震災から6年目となると

 

それぞれの家庭によって考え方が異なり

 

なかなか放射能のことや原発のことなど

 

ごはんの素材の安全の話しなどもしなくなっていると言いました

 

 

 

たしかに震災から1〜2年の時のような悲痛な叫びや涙は見えなくなっています

 

 

 

それでも樋口先生はもっと多くの学校やこども園などでこう行った活動をおこなってほしいと言います

 

 

そして

 

樋口先生のところには

 

「うちでもぜひやってほしい!」

 

という声が多くあります

 

 

 

 

福島で暮しているみなさんの中には

 

まだまだ原災被害が続いているにもかかわらず

 

その事について話し合ったりすることができない環境が生まれてしまい

 

ほんとうはもっと話したかったり

 

知りたかったりしたくてもできなくなっていて

 

こういった活動があることで

 

県外の自分たちに打ち明ける事が出来たり

 

他の地域の人との繋がりができたり

 

仮設のみなさんとも交流ができるので

 

とても大切なんですと

 

樋口先生はおっしゃってくれます

 

 

 

そして何より子供たちが本当に一日楽しく笑顔いっぱいで楽しんでくれます

 

 

 

 

 

月命日の夜には必ずキャンドルナイトをおこなっていますが

 

キャンドルホルダーにその地域のみなさんそれぞれの今の想いを書いてもらっています

 

 

そして子供たちには夢を書いてもらっています

 

 

 

子供たちの夢のなかには震災が影響していることが多くあります

 

 

「警察官に、自衛隊に、お医者さんになりたい」

 

 

その夢には「あの時助けてもらったから」という想いが反映されています

 

 

とても素敵な事だなあと思う反面、放射能被害のことへの不安も様々な形で子供たちには伝わっています

 

 

仮設住宅に暮す子供はあまり多くはありません

 

 

こうして小学校で活動できることでたくさんの子供たちとふれあい

お母さん達とも交流する事が出来ました

 

 

 

震災から6年目の今

 

ラブフォーニッポンの現地活動は現地のみなさんの協力で成り立って来ています

本当に現地で必要と思われることがリクエストされ

一緒になって作り上げるようになってきました

 

 

 

福島県にはまだまだ多くの仮設住宅があり

 

避難生活を送っている方々が多くいらっしゃいます

 

そしてそれ以上に

 

放射性物質が飛散したことからの被害があります

 

 

 

震災ではなくこの原災に対しての支援活動は風化しつつある今本当に必要な事と思います

 

 

 

活動報告が遅れてしまっていて大変もうしわけありませんが

どうぞ

みなさまこれからもラブフォーニッポンをどうぞよろしくお願い致します

 

 

 

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CandleJUNE

 
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