大熊のみなさんは
震災直後より会津若松市河東町に避難しました
大熊の小学校は二つあったのですが現在では
大野小学校と熊町小学校あわせて128名とのことです
8/11は夏休みということもあり多くの家族が会津を離れてしまっている可能性があり
夏休み前にチラシを制作して子供たちや地域の方々、幼稚園などにも配布しておきました
大熊町は
もともとは大野村と熊町村が合併した町だそうです
震災後に避難した町会津若松市河東町は
大和田地区と熊野堂地区が合併した町だそうで
こちらも合併した名前こそ河東ですが大と熊の地区の集まりということで
この偶然を地域のみなさんがとても大切にして下さり
震災直後浜通りのみなさんの多くは会津地方に避難したのですが
雪が多かったり様々な理由から会津を離れる方が多かったのですが
大熊のみなさんは河東町にとどまっています
学校関係者のみなさんも
ですから
「ぜひこの地域の方々が喜んでくれることをしてほしい!!!」
とおっしゃっていました
当日は
いつものマッサージやヘアーケアチーム、バーベキューチームに加え
が持って来て下さったり
ライブでは
ラビラビさん
カラトユカリさんをはじめ
子供番組で大人気の
谷本賢一郎さん(フックブックローのケッサクさん)や
車椅子で精力的に活動を続ける森圭一郎さんなど
多彩な出演者がみなさんの前で演奏してくださりました
また
大道芸くるくるシルクさんもいつもよりもメンバーの多い
くるくるシルクデラックスとして登場して下さり
小さな子供から高齢者の皆さんすべてを笑顔にしてくれました
地元会津出身で現在は復興大使もつとめる越尾さくらさんも終日お手伝いしてくださり
森さんとのセッションなどみなさんとの交流をさらに盛り上げて下さいました
福島市からはアポロガスさんが
キャンドル作りワークショップで参加してくださり
月命日に灯して来たキャンドルの再利用でまた色とりどりのキャンドルをみなさんといっしょに制作してくれました
台風直撃の後でもあったので天候が心配だったのですが
ラビラビのライブの途中には大きな満月が顔を出すなど
とてもドラマチックな一日となりました
思っていたより
なかなか人の集まりが少なかったのですが
普段のロードは仮設住宅が中心となっているので
その仮設に暮らす方々に対しての活動となりますが
今回は小学校でおこなったことで
地域に暮らしている家族のみなさんが集ってくれたり
これまでのラブフォーニッポンの活動でご縁が生まれたみなさんが集ってくださいました
毎日の学校でも大型バスが各地域や仮設をまわって通学をしている学校です
夏休み中ということもあり
それぞれのご家庭の車で集ってもらう他すべがなかったので学校周辺のみなさんしか来場できなかったことは残念でしたが
一日をかけての交流がもてたことで
避難生活をされている方々同士の情報交換や
地域のみなさんとの交流がもてたことは非常に良かったと思います
お母さんと子供は会津で生活を続け
お父さんだけは原発で日々働き月に二度ほど会津に帰ってくる
そんな家族が多くいらっしゃいます
みなさんそれぞれに誇りをもち
原災からの避難とともに復興活動もおこない続けています
そしてまたそんな家族を暖かく受け入れている会津地域のみなさんがいらっしゃいました
2011、3/11に起きた震災からの避難ではなく原発事故からの避難生活は
より複雑な問題を生んでいます
これからも月命日を福島でより多くのみなさんとともに過ごし
少しでも多くの笑顔を作るとともに
それぞれの現状のお話を聞かせてもらえたらと思っています
どうぞ
みなさんこれからもラブフォーニッポンをよろしくお願い致します
CandleJUNE
ラブフォーニッポン
ラブフォーニッポンFB
Fukushima311
最後に
活動をともにするスタッフのレポートです
2014,8/11ラブフォーニッポン月命日ロード活動報告
ラブフォーニッポンスタッフより
– – – – – – – – – – – – – – – – – –
想像しています
2011年3月11日
東日本大震災があった日から震災後
テレビでは津波の様子がたくさん流れていたり
インターネットでは震災の様々な情報が出ていたりそういった情報から
現地の事をたくさん想像してきました
そして
現地に行っています
そこで
多くのかたの
ひとりひとりの話を聞いて
たくさんの情報と現地で伺う生の声を聞いて
想像を現実に近づけます
そんな事を改めて感じた
2014年8月11日。
8月11日の月命日は
原発のある町
大熊町の子供達が震災直後から避難した大野小学校へLOVE FOR NIPPONのみなさんと行かせて頂きました
そこで先生が震災直後の色々な話をしてくれました
震災直後に避難した子供達
大熊町の子供達は大型バス18台で
大野小学校へ登校したとのこと
想像する
自分に置き換えてみる
1年に一度
新学期が始まる頃に
学年に1人
いるかいないかの転校生
それが
震災があったとき
18台のバスでたくさんの子供達が違う学校に転校するということ
たくさんの友達を受け入れる
大野小学校の生徒
通わせる親
受け入れる学校の先生
震災がありバス18台分の人数の子供達が転校する
ひとりひとりどんな想いだったんだろう?
私の想像では思い浮かばない出来事が現実にたくさん起きていることを知りました
転校の日
大熊町の子供達はうつむきながら
登校したとのこと
今では
子供達は環境にも慣れてきているようですが
新たな問題もあるそうです
現地に行くとグッと涙を飲み込む話や
ホッと心温まる話
その町々にある匂い
体で感じる空気感
想像している事を
全身で感じます
そして
現地での本当の嬉しい出来事や本当に苦しいこと
これからの未来についてなど
たくさんのお話しをすることができました
私は初めて大野小学校へ行かせていただきましたが
新たな出会いがたくさんありました
笑顔になって子供達のことをお話ししてくれたこと
悲しい顔になって子供達のことをお話ししてくれたこと
想像していたことと
現地で伺った話を自分の中で整える
大切な想いを伺うことができました
子供達の笑顔が見れた実りある1日になりました
そして
また会いたい人が増えました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー