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LOVE FOR NOTO (令和6年能登半島地震に関する活動レポート)13
ラブフォーニッポンなみなさまへ
現地活動報告をさせてください
能登町にて「LOVE FOR NOTO」能登支援イベントを開催しました
11/1は月命日イベントを能登町柳田にておこないました
この日にあわせて加藤登紀子さんが能登入りしてくださり
9月の豪雨災害の被災がひどかった岩井戸地区を訪問してくれたり
能登町役場にて町長と赤十字社に多額の寄付をしてくださいました
私たちは月命日にあわせて
柳田小学校の生徒たちにそれぞれの夢や想いを書いてもらっていました
夜にその夢が描かれた紙を瓶に貼ってキャンドルを灯し
加藤登紀子さんのライブを開催しました
救州ラーメンプロジェクトさんが豚骨ラーメンの提供をしてくださったり
アフロキャベツさん提供の餃子など炊き出しや物資提供もおこないました
柳田地域の方々以外にも
輪島市町野からも豪雨災害被災者のみなさんも集まってくださいました
加藤登紀子さんは30年前に能登町でコンサートをされていて
そのときの主催関係者が当時のTシャツを着て当時のポスターも持って集まってくれました
月命日にかけつけてくれた青谷明日香さんのライブもあり
これまでの被災地域を巡り続ける明日香さんならではの感動の歌にみなさん聞き入っていました
能登方言を使っての曲も作ってくれていて、ちゃんと一方通行にならない素敵なライブでした
大阪交響楽団さんも11/2のステージに出てもらう予定で能登入りしてもらっていましたが
能登高校吹奏楽部との練習交流を終えて駆けつけてくれて
「見上げてごらん夜の星を」をを演奏してくださいました
毎月福島で開催している11日の月命日イベントの最後に谷本賢一郎
加藤登紀子さんのライブではたくさんの方が涙を流していました
地元のみなさんもですが
私たちスタッフメンバーも泣きながら、そして笑顔でライブを感じていました
登紀子さんは再三
「今の能登をもっと多くの人に感じてもらいたい
復興した後もだけど今の能登にきてもらいたい」
と役場でもどこでもおっしゃっていました
そしてたくさんの人と抱擁していました
この日の模様はこちらにまとめてありますのでお時間あるときにぜひご覧ください
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11/2は能登町内浦支所裏の公園でイベント開催予定でしたが
残念ながら雨と強風予報だったので
急遽松岡寺さんの本堂をお借りして開催することになりました
とても立派なお寺で結果的にはみんながひとつにギュッとまとまる形となり
成功だったと思えました
この日のためにブラザーコーンさんや清春さん
ホテルニュートーキョーさんらが東京から来てくれて
石川からはMOMOさんもきてくれました
盛りだくさんなライブのなかで時折トークタイムをいれましたが
新潟三条凧協会のメンバーが多数能登入りしてくれていて
能登高校生初動部が書いてくれた大凧の展示や福島での活動のことなど語ってくれました
災害支援団体OPENJAPANさんもトークに登場してくださり
この松波地区で被災された森さんといっしょに話をしてくれました
11/3はビーチクリーンをおこないました
ゴミ拾いをスポーツにしたスポゴミさんに協力してもらい開催しました
今回のイベントに協賛してくださった企業のみなさんや
地元の方々、そしてスタッフがごちゃ混ぜになってチームを作り交流しながら競い合いました
本来開催予定としていた公園で
バスケチームがトラックからゴールをだして即席バスケコートを作ってくれました
初期から支援してくれているスペースボールマグさんによるバスケットコンテンツは
ちいさいなこどもから大人までみんなが楽しめる時間となりました
スポゴミの結果発表とバスケットコンテストとあわせてご協賛企業から提供いただいた賞品を提供しました
能登町のバスケット業界の重鎮である副町長も腰が痛い中でも参加してくれたり
社会人相撲の横綱も参加するなど
バスケ好きがたくさんいる能登町のみんなが楽しめるコンテンツとなりました
ごはんの提供は宮城から五福星さんラーメン親父こと早坂さんがチームできてくれて
ラーメンはじめたくさんの提供をしてくれたので
楽しい交流会となりました
11/1の月命日から2日のイベント開催。3日のビーチクリーンからのバスケットや交流会と
盛りだくさんの週末でしたが
発災からこれまでに関わってくれたボランティアスタッフのみんなが
本当に寝る間もなく動いてくれました
そしてなによりも被災されていながらも
手伝ってくれている地元メンバーにもたくさん助けられました
毎晩イベントが終わるとベースで交流会の時間を作っています
疲れてはいるものの
ボランティアスタッフも縁の下の力持ち的なポジションや駐車場担当
いろんな仕事をしてくれていますが、ステージでどんなことが起きているか
カフェスタッフたちが地元メンバーとどんな交流をしているかなど
ひとりひとりが体験した出来事をなるべくみんなの体験としてもらうために
たのしくご飯を食べながら交流会をとしています
また奥能登各地の人が毎日きてくれて交流会に参加してくれることで
地域が違う人同士も情報交換や仲良くなってくれています
私たち活動団体はそれぞれの地域の人たちと仲良くなれますが
その地域同士を結ぶことがこの交流会でもあります
ボランティアに来ている人たちにもそれぞれの地域の被災状況や現在の出来事を教えてもらえる大切な時間です
最終日は流石にみんなお風呂に行きたいということで
わたしと現地の仲間であるみーくんと二人でご飯作りとなりましたが
こうやって支援する側される側が一緒になってごはんをつくることで一体感が増していきますし
私自身が被災地域のみんなに感謝する気持ちが大きくなっていきます
「おたがいさま」はとても大切です
おしつけになってしまってはいけませんが
自発的に手伝いたいという気持ちが強い能登の人たちとは
早い段階からこの関係性が築くことができているように思います
震災からもうすぐ一年です
雪も今年は多くなりそうで今も降っている状況です
私たちは12/31と1/1に能登町でキャンドルナイトを開催することにしました
地域のみなさんは年越しは能登を離れ子供達がいる街にいって年越しをしたり
家族でゆっくり温泉にいってなど
離れる人たちもいます
家族みんなで集まりたくても集まる家がないという方も
町にいてもそれぞれ家族でゆっくりすごそうとする方や
友達と飲み明かそうという人もいます
私たちは支援団体のみんなとキャンドルを灯し
あたたかいものを提供する年越しを考えています
被災された方々のためでもありますが
支援者たちが一年の活動を労い、情報交換をしつつもこれからの支援活動に向けてというところと
それぞれの団体が仲良くなった地域のみなさんが遊びにきてくれたら
いっしょに食べたり飲んだりできる場を作ることができたらと考えています
もしこの報告をみて
年末年始能登で過ごしたいという方はぜひ連絡をしてください
みなさんそれぞれに家族で過ごしたり予定があると思いますが
家族で能登で過ごしたいという方もいてもらえたらうれしいです
また飲み物や食べ物などご提供いただける方がいらしたら合わせてお願いいたします
悲しみから喜びへ
今は辛く大変なことばかりでも
いつの日か一緒に喜び合えるように
年越しの二日間は辛かったことを思い出してしまう時だと思います
冬の寒さがやってきた時からそうなってしまっている人が多数おられました
時間がかかることだと思いますがいつか喜び合える日を
ではなく、ちょっとの時間だけでも
キャンドルが灯る場所で
支援団体メンバーと色々当時の話をしあったりして
笑ったり泣いたりできる時間もその始まりとなってもらえたらと願っています
どんな形であれ、その輪のなかに
みなさんもぜひ加わっていただけたら幸いです
次どこでどんな災害が発生するかわかりませんが
わかっていることは
災害がおおすぎて支援が間に合っていないということです
「おたがいさま」
そんな日本の生き方が今あらためて大切だと痛感しています
どうぞこれからもよろしくおねがいいたします
レポートが遅れておりまして大変もうしわけございませんが
今のこの緊急な状況に対して
あらためてご寄付、ご協力のほどよろしくおねがいいたします
ありがとうございました
一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表
CANDLE JUNE
こちらから私たちの活動の様子がみれます
お時間あるときにぜひ
https://www.youtube.com/@Candle11th
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活動へのネット基金ご寄付はこちらからおねがいします
またぜひこちらをご紹介いただきたいです
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5338001
これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report
ホームページ内の寄付ページと振込先です
https://lovefornippon.com/donation
三菱UFJ銀行
一般社団法人LOVE FOR NIPPON(イッパンシャダンホウジンラブフォーニッポン)
代々木上原支店(普通)0052628
ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311
月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/
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