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台風19号に関する活動レポート10
ラブフォーニッポン な皆様へ
現地活動報告をさせてください
長野県長野市千曲川決壊地域にて
リンゴ農家たちが作っているリンゴ生産組合「ぽんど童」の畑で泥やゴミ出し作業を行なっています
今回は農家さんたちが剪定を始めているのでその枝集めや
壊れかかっている納屋の解体や修復作業を行ってきました
剪定作業などのお手伝いは、もう通常の仕事でもあるわけですが
それぞれ各ご家庭がまだまだ大変な中での作業であり
個人の畑の作業もある中での組合の畑作業ということもあり
私たちの活動としてもこれは支援の一環であると考え、お手伝いをさせていただきました
いつ倒れてもおかしくない納屋も無事に解体することができました
錆びてきていた外装も支援でいただいたペンキを使用してみんなで塗装作業を行いました
コロナウイルスのこともあるので
多くの方々を集めての作業も自粛する方向ではありますが
まだまだこれからもこれらの作業を含めて
現地活動を続ける必要を感じていますので引き続き継続していこうと思います
ボランティアの数がどこも減りましたが
雪かきを行なっている業者が雪がどこもないために
リンゴ農地の泥かきに入っているのでどこの畑も泥出しが進んできました
本来のラブフォーニッポンの活動としては
避難生活を続けている皆さんへの元気付けや
こども園訪問などもおこない
できれば卒業イベントなども開催したいと考えていましたが
そちらも自粛することとしました
これは長野だけに言えることではないと思いますが
台風被害もですが
各地の水害や震災地域でも
コロナウイルスの影響があると思います
エンターテイメント的なものを始め、様々なものが自粛をするという動きがありますが
そうすることで
コロナウイルス前の災害に対しての動きも止まってしまったり
風化も進んでしまうと思われます
自分たちがコロナウイルス被害の方々に対して
効果的な活動ができるわけではなく
現状は「活動を自粛するということで拡散をしない努力」ということしかできませんが
常に
災害に対して
当事者(被災者)となっている方々や、その家族の方達への支援を行うことを一番に考えていたいと思います
また「災害」という言葉で一括りにすることはおかしいと言われるかもしれませんが
それらの当事者やその家族にしかわからないことが多くあると思います
それは行政やメディアに対しての不満や
被害にあっていない人たちへ向けられることだったりですが
そういった声をしっかりと聞いて
これからに生かしていくことがとても必要だと感じています
もう少し
現在でも、当事者となってしまっている方々の想いや
コロナウイルス前までの災害地域の皆さんたちの現状などに想いを持つことも大切ではないかと思います
不特定多数を集めて行うことは自粛していきたいと思いますが
一つの問題の発生によって
その前までに起きている問題が忘れられてしまうようなことにならないようにし
これまで起きてきている問題から多くを学び
これからの問題発生に対して
善処できる形を作ることが大切ではないかと思います
9年前に発生した原発事故という大惨事から本当に何を学んだのか
今回の出来事でも考えさせられました
現在のコロナウイルスの状況や様々な事柄を留意しながらも
台風被害に対して今後どうすべきかを長野の方々からしっかりと学んでいきたいと思います
どうぞみなさん
これからも
リンゴスタープロジェクトをよろしくお願いします
CANDLE JUNE
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