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朝倉市物資提供レポート

朝倉市物資提供レポート

熊本LFNスタッフが朝倉市へ行きましたが、被災地は想像以上に被害が大きく、まだまだ汚泥だらけだそうです。
汚泥臭がひどく、暑さもあり、サラヤさんの物資は、作業される方に重宝されていました。

被災されたところはお年寄りが多い場所で、泥かきが出来ないお宅が多く、
久しぶりに帰省した息子娘さんたちが全身泥まれになって泥かきや片付け作業をされていたところもありました。
地元の商工会チーム(先日物質を送ってもらった所の方々。毎日寝ずに支援活動されています)や、
地元の有志たち、ほとんどが全国から集まったボランティアの人たちの力で泥かき作業が進んでいる状況です。

自衛隊はまだまだ人が入れない所の作業に追われていて、未だ行方不明の6名の救出活動が優先としているようでした。

そんな中で、朝倉市の住民とボランティアで1番にやったことが道路の泥かき。まずライフラインを整えて、その後に自分たちの家の泥かきをされています。

90歳のご夫婦のお宅では幡ヶ谷再生大学ゆかりさんたちと合流して、床下の泥かきをしてきました。
ご夫婦は近くの公民館で寝るのは、夜中に何度もトイレに行くから周りに迷惑をかけると言って、
汚泥だらけの自宅に畳を三枚敷いて寝ていらっしゃるそうです。

掃除して再生してまた住む家もあるけれど、被災家のほとんどが解体なのに人手が足りない理由として、
熊本は解体が決まった家は中に残ったものは全部そのままにして良かったんです。
解体と一緒に被災ゴミも業者が処理してくれる策を取ってもらえていましたが
朝倉市は解体する家は泥に埋まって使えないものでも全て家から出し、
自分たちで出したゴミを集積場へ持って行って仕分けまでするそうです。
でも高齢者ばかりなので何も出来ない。
だからボランティアの力がまだまだ必要だと思います。
新潟や秋田など各地で水害被害が出ていますが九州でもまだまだ支援が必要であると思いました。

みなさんどうぞ
よろしくお願いします!

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山元タイム