震災直後から宮城県山元町で炊き出しや
物資提供をたくさんの著名人や仲間達と共に行ってきました。
被災者の方々との交流の中から『山元TIME』は生まれました。
お母さんたちのものづくりチーム誕生です。
地元のお母さんたちの特技を活かした物づくり。
手を動かし、集い、会話を交わすことで
お母さんたちは少しずつ笑顔を取り戻してきました。
一時的な“緊急支援”ではなく、絆を育む活動です。
地域や人や物をつなげる活動として現在も進行しています。
様々な状況の町の皆さんが交わり関わることで
震災から生まれた絆がより深まることを願っています。
PRODUCT
ものづくりの紹介
山元タイムのお母さんたちが作ってくれている商品たちです。
企業さんやミュージシャンとのコラボレーションも生まれています。
祈りのミサンガ
天然100%のオーガニックコットンなどを扱う
「メイド・イン・アース」さんと現地活動を行っていました。
その活動の中で「ミサンガ作り」があり、そこで
代表を務めてくれている山下さんと出会いました。
そして東京ではLUNA SEAのINORANさんとの支援活動が話し合われていて
ただ商品を売って応援ではなく、
被災地域の方との交流がある形で出来たらと。。。
そうしてこの「祈りのミサンガ」が生まれました。
その素材はNPO法人「Natue Saves Cambodia-JAPAN / カンボジアの地雷原を綿畑に」から届くカンボジアのオーガニックコットンを使用。
ミサンガで使われている糸は、カンボジアの地雷原から地雷を撤去した後の畑で、
地雷の被害にあわれた方やそのご家族の人達が栽培、手紡ぎし、
天然の植物を用いて染色したオーガニックコットンの糸を使っています。
平和と希望の思いが込められたこのカンボジアの糸を東日本大震災、
そして地震による津波の被害を大きく受けた宮城県亘理郡山元町の女性たちが、
一本一本、復興への思いと元気の活力をこめて編んだものです。
悲しみの場所から喜びを
カンボジアの皆さんは日本からの支援に感謝していて
東日本大震災に対しても支援の気持ちでいっぱいでした。
そんな思いと元気がたくさん詰まったこのミサンガを、
より多くの方につけてもらえたらと願っています。
INORAN(LUNA SEA)
震災直後、自身でシリコンバンドを
デザイン・販売し、売上を LOVE FOR NIPPONに寄付して頂いたLUNA SEAのINORANさんですが、もっと地域の方達とのつながりをということから山元TIMEのミサンガ作り「祈りのミサンガ」が
スタートしました。
渡辺俊美
ご本人も現地活動を続けている渡辺俊美さん。山元タイムでオリジナルグッズを製作していただきました。
大丸(京都店)
イベント企画に合わせて限定記念商品
としてオーダーいただきました。
Porno Graffitti
Porno Graffittiの新藤晴一さんには東京でのチャリティーフリーマーケットへの出品等でご協力頂いていましたが、
コンサートグッズとして、
ミサンガをオーダーしていただき、
LIVE会場で販売致しました。
archi
東京でのチャリティーフリーマーケットへの出品などで協力してくれていたarchiさんですが、ブランドの商品としてもオーダーいただき、販売していただきました。
MINMI × AI
スターターとして直後より現地活動を行ってくれていたminmiさん。
主催するフェスティバルのグッズとしてAIさんとのコラボ商品を提案してくださいました。”Freedom Festival 2013”限定で実現!東北・淡路島・宮崎の3会場で販売しました。MINMIさんは現在でも311は必ず宮城でイベントを開催してくださっています。
ORANGE RANGE
福島の311イベントにも必ず出演してくださるORANGE RANGEさんは数多くの
グッズ製作を山元タイムに依頼してくださっています。
また山元町のこども園訪問など現地訪問も継続して行ってくれています。
若旦那(湘南乃風)
東京でのチャリティーフリーマーケットへの出品や物資提供、福島や宮城の仮設住宅でのLIVE出演でもご協力頂いています。また、一般社団法人LOVE FOR NIPPONの理事でもある湘南の風の若旦那さん。本部での打ち合わせや現在は熊本への支援も含め、幅広く長く活動を共にして下さっています。
9mm Parabellum Bullet
オリジナルグッズをオーダーいただきました。イベント出演などもしてくださっています。
MINMI × 青山テルマ
スターターとして直後より現地活動を行ってくれていたminmiさん。
主催するフェスティバルのグッズとしてAIさんとの
コラボ商品を提案してくださいました。
Little Eagle
東京でのチャリティーフリーマーケットへの出品や現地への物資提供、イベント開催等、幅広くご協力頂いています。ミサンガ発注以外でも、古布で巾着製作を山元TIMEに依頼して下さっています。
plumpynuts
震災当初からLOVE FOR NIPPONと共に現地での炊き出しや物資提供を行って下さっていました。山元タイムのお母さんたちに自社ブランドの商品の発注もしていただき販売してくださいました。
毛糸のたわし
ーココロのケアから始まった大切なたわし ー
山元町は宮城県の一番南にある小さな町で、「いちご」の町でした。
震災により9割以上のいちごハウスが流され、
たくさんの人々が仕事を失ったまま避難所生活を余儀なくされました。
「夜が怖い。また地震や津波がくるのでは?」「もうどのしていいのかわからない」
そんな「不安」の中、少しでもみんなの手を動かすことがココロのケアになるのでは。
この思いから、現地代表の山下さんは被災地のお母さん達と
いちご形の毛糸のたわしを編み始めました。
「かわいいね!」「ありがとうね!」
というお礼の声が届くようになりました。今も避難を続けているお母さん達にとって、
この「声」がなによりも支えとなります。
「いちごたわし」は被災地のお母さんたちの中で大切な「日々の仕事」となっています。
そんないちごたわしから始まった毛糸のたわし作りも、スマイルたわし、スイカたわし、ダルマたわしと様々な方々とのコラボレーションによって形を変え、進化しています。
いちごたわし
宮城県山元町は、いちごが名産の町でしたが、 震災により甚大な被害を受けました。そんな山元町のお母さんたちが、 いつかまたみんなが集まれる山元町にと ひとつひとつココロを込めて、丁寧に編んだエコたわしです。
スマイルたわし
被災地から笑顔を届けられるようにと、いちごたわしから新たなに生まれたスマイルたわしです。
福島県双葉町 / ダルマたわし
原発のある街福島県双葉町。
そんな双葉町の未来を創る「FUTABA DARUMA PROJECT」双葉町のだるまをモチーフに作成した、オリジナルアクリルたわしです。
双葉町と山元町、共に復興に向けて歩んで行きます。
熊本県 / スイカたわし
地震で被害を受けた熊本へ、熊本の名産スイカモチーフにデザインした
タワシが登場しました。
富士山たわし
富士山御殿場口新五合目のトレイルステーションさんからご依頼いただき製作しました。御殿場市は、福島の仮設住宅で暮らす方や、若い親子を富士山ツアーに招待していただくなどLFNに協力してくださっています。
いちごのきもち
いちごたわしに続き、仮設住宅に暮らすお母さんたちが作ったキーホルダーです。
“いちごのきもち”ストラップ。
パッケージデザインを「コトホギデザインの池上直樹」さんにお願いし、
商品化されました。
山元Candle
毎月『11日』という東日本大震災の月命日に、
宮城県山元町のお母さん達がCandleJUNEとともに作るキャンドルです。
CandleJUNEは、これまで月命日に、
必ずどこかの被災地でキャンドルを灯していました。
現地のみなさんとの交流も深くなる中で、
「ともに作ってともに灯す、喜び合う夜を過ごしたい」。
そんな思いから、月命日にキャンドルを作り、ともに灯す夜を過ごしています。