原発周辺地域から避難されているお父さん、お母さん達と一緒に
新潟中越地震震源地の棚田や日光で”お米作り”を始めました。
原発被害で田畑とその労働を奪われた農業に従事するお父さん、お母さん。
そして、外遊びが禁止されていた福島市の子どもたち。
かつての震央地新潟の棚田に福島のみなさんを招きお米づくりをおこないました。
仮設住宅で暮らしていたお父さんお母さんたちは
田んぼ作りや山菜つみなどを若い家族たちと
いっしょににぎやかにおこなうことで、元気を取り戻し、
積極的に活動に参加してもらえるようになりました。
お米づくりは風評被害が起きていた栃木や茨城にも移動して開催し
福島のちいさな子供がいる家族たちも参加するなど広がりを見せています。
「悲しみから喜びへ」伝承していくことは様々ですが
お米づくりをかつての被災地で被災体験者同士がおこなえることで
うまれる心の支援ができているようにも思います。
様々な地域の様々な世代で作り上げるキラキラの日本のお米。
そこにはたくさんの笑顔と絆が生まれています。
※コロナウイルスの影響から現在は中止をしています。