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SONG OF THE EARTH FUKUSHIMA-CANDLE11th–後編-
2018年3月11日
SONG OF THE EARTH FUKUSHIMA-CANDLE11th-
–後編-
曇天のなか多くの方々と過ごせた今年の3月11日。みなさんは、どんな風に過ごしましたか。
SONG OF THE EARTH FUKUSHIMA-CANDLE11th-は、アーティストのライブパフォーマンスをはじめ、飲食やワークショップが楽しめる多くのブースが軒を連ねました。家族と一緒に、あるいはお友達と。おいしいご飯を食べる。温かい飲み物を飲む。ワークショップの物づくりに夢中になる。笑う、語り合う。そうした何気ないこと、ひとつひとつの営みの有り難さをひときわ強く感じる日でもありました。
当たり前のことが当たり前にできなかった7年前。そして、当たり前にできるはずのことが、いまだにできていない人が多くいます。NOT THE END!気持ちも新たになりました。
さて、レポート前編ではステージの様子を中心にお伝えしましたが、第2弾の後編では会場全体をリポートしたいと思います!
昨年に引き続き、やって来てくれたのは「わるたん」。いたずら好きで、気がつくと誰かにちょっかいを出している…。ちなみに、わるたんは始祖鳥!鳥なんですよ。みなさん知ってましたか??
会場でひときわ歓声を集めていたのはクロワッサンサーカス。至近距離でのパフォーマンスは大人でも圧倒されました。お父さん、口、空いてますよ!
可憐なパフォーマンスに見とれていると、なにやら香ばしい匂いがしてきました。イワナです。帰村して4年が経つ川内村の皆さんがやってきてくださいました!炭火でこんがりなかはふっくら!
塩が利いたほくほくのイワナを頬ばっていると、なんだか喉が乾いてきましたね。なにか温かい物を…と思っていると、お隣にはLittleNapCOFFEESTANDが。こちらも毎年恒例です。ドリップコーヒーひとつお願いします!
コーヒーを受け取り、ぶらぶら歩いていると、奥には人だかりができています。チクリーノさんです!この日はフレディーノさんで登場。We are the Champion…
寒さもなんのその、露出度高め!子どもたちも釘付けです。
サポートセンター「ひだまり」の施設内でもさまざまなワークショップが行われていました。「ひだまり」は避難を余儀なくされていた双葉町のみなさんの支援活動の拠点となっている場所。相談支援をはじめ、コンサートなど交流サロンとして活用されている施設なんです。
ひだまりの中に入ると、ふわ〜っと、お花のものすごくいい香りがだたよっていました。
フラワーアーティスト小林祐治さんによるフラワーアレンジメントワークショップです。ヒヤシンスの清々しい香りに、少しだけ春の訪れを感じました。
室内では蝶ネクタイ作家の清水章弘さんによるワークショップも開催。針も糸も使わない、誰でも参加OK。みなさん、かなり夢中になっていたようです。
こちらはリラクゼーションコーナー。寒さでこわばった体がほぐれます。その奥では『歌うたう美容師✂maki』サロカリプレイヤー✂として活躍中の川田さんのヘアアレンジメントです。
また外に出ると、ゲームで盛り上がっているテントが!アウトドアブランドCHUMS(チャムス)のブースです。ブランドの顔であるブービーバードをスロ〜!うまく入るかな。ちなみに、ブービーバードはカツオドリ。ペンギンではないですよ。
そのお隣では、New Acoustic CampとACO CHiLL CAMPのオリジナルしゃぼん玉作りワークショップが行われていました。好みの香りも付けられるスペシャルなしゃぼん玉です。
大人もすっかりハマってしまう、福島タイムによる折り紙ワークショップ!月命日ロードでも大人気のコンテンツです。
人気ワークショップといえば、こちらの守矢さんのステンシルワークショップもいつも人だかりができていました。
そしてこちらは、初参加のFIGHT BACK。子どもたちが楽しめるワークショップを展開してくださいました!!
飲食ブースも行列!途中、ご飯待ちなどの時間もあり大盛況でした。カレーや参鶏湯など、温かいおいしい食事が体に染み渡ります。中目黒 SAIDE WARKさんや、新潟からもたくさんの物産が並びました。
双葉町の有志が集まった夢ふたば人のみなさんもたくさんのご来場をとても喜んでくださっていました!
「たのしいね うれしいね おいしいね ありがとう!!」が、会場の隅々まで溢れていました。みなさん、本当にありがとうございました。
たくさんの方が会場にお越しいただけるようバスを運行してくださった東北ライブハウス送迎大作戦バスのみなさん!ありがとうございました。
また、みなさんにお会いしたいです。次は4月11日。その頃には寒さが少しは和らいでいるでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします!
撮影/sumi☆photo